実家から持って来たのはリカンベントだけじゃないんです

極小径車「キャリーミー」もですよ~

8インチという、極小径のタイヤが特徴的な台湾パシフィック社のキャリーミー

タイヤが小さいので段差には注意が必要、油断していると前転します。


走行性能より、折り畳んでの運搬に重点を置いた意欲作。

走行感はサイクリングって言うより、もっと緩いポタリング向き。

ガチのランナーには抜かれる感じです。


この自転車は折り畳んでキャスターで転がしたり、バッグに入れて電車やバス等の公共交通機関で輪行なんて運用を想定しています。

小型車にも容易に車載出来るので出先でポタリングなんて使い方も魅力的。

東京に出張した時はかなり便利でしたね。

公共交通機関の友「キャリーミー」

何だかんだで結構カスタムしちゃったな~。

全然乗ってないんですケドね。

キャリーミーのカスタム記事はコチラ


ぬっ?

長期間放置していたのでタイヤに空気が入ってないね。

長期間乗る予定の無い自転車はリムテープ保護の為に空気は入れないのが砂井流ですが、このキャリーミーは豪勢にもアルミ削り出しホイール。

リムテープが不要なので規定値の空気を入れときます。


キャリーミーに限らず、極小径車のタイヤは殆どが米式バルブ。

手持ちの米式対応ポンプは携帯インフレーターしか無いんですが、タイヤが小さいとそんなに苦でもありません。

こんなタイヤでも80PSI(5.6bar)も入ります。


ついでなのでカスタム内容を紹介

前輪にのみ泥除けを装備。

泥除けの無い状態で濡れた路面を走ると、まるでそう設計されているかの如く脚に水が掛かります。

安いパーツですが、送料の方が遥かに高額なのが気になる一品。

実物を見て構造を理解したら簡単に自作出来るレベルだな、と思ったのはヒミツです。

後輪には構造的に泥除けは必要ありません。

雨のキャリーミー


フロントのプレーキキャリパーはダイアコンペのBRS-101。

純正はママチャリ然とした野暮ったいデザインだし、利きも悪かったので。

交換にはロングアーチタイプで標準ナットのキャリパーが必要です。

キャリーミー、今度はフロントブレーキ交換


ブレーキレバーもシマノのBL-R550に、グリップはエルゴンのGP-1に交換。

ブレーキタッチも良くなりました。

砂井さんはムダにワールドサイズな図体(デカイって意味)

こんな小径車でもサドルを限界以上に伸ばして乗ると、意外に前傾姿勢が強くなります。

そうすると手が痛くなるので幅広タイプのグリップは必須ですね。

キャリーミー最終形態?

キャリーミー、まだやるの?

シートポストは純正に戻しました。


クランクはシマノSORA FC-R3000 9Sのコンパクトクランクに変更。

当然BBもシマノになり回転性能は大幅にアップ。

純正のクランクは偏心していて使い物になりませんでした。

某ミニベロ専門店に並んでいた自転車を店員さんに言って調べてみたら、8台中6台に偏心が確認出来ました。

パシフィックの品質管理もアレですが、この事を追求した記事が他に見ないのも不可解です。

キャリーミーのクランク交換

チェーンラインを確保する為に苦肉の策としてリングガードを内側に付けています。

スペーサーと長いリングボルトがあれば外側に付けられますが、コレが地味に高いし実用性に問題無いのでこのまま放置。

更にチェーンリングもローロサイクルの92Tへ交換。

純正ギア比6.0から6.57へハイギヤード化していますが、楽に漕げる限度ギリギリのギア比だと思います。

もしキャリーミーでTravoyを牽引する事があるなら迷わず純正に戻す所存。

早速キャリーミーのカスタム

畳んで持ち運ぶ際にキャスターでゴロゴロ転がしますが、キャスターもベアリング入りのモノに交換。

ゴロゴロ時のスムーズさが段違い。

欠点は転がりが良すぎて、少しでも斜めのトコに置いとくと勝手に転がってしまう事。


まるで純正と見紛うビジュアルですが、ノーマルのリフレクターと違いコイツはLEDテールライト。

違和感の無いデザインが〇ですね。

キャリーミーのテールライト交換


ちょっと近所を回って来るか?とポタリングに行きました。

ほんの数百メートルですが、結構楽しい~。

近所のキッズには相変わらず変態を見る目で見らましたケドね (;´・ω・)


収納には困らないコンパクトサイズ。

リカンベントViperの横に置いておきます。

・・・(* ̄- ̄)・・・

でも出張とか殆ど無くなったので出番が無いんですよね、コレ。

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