XJR1300のエンジン音をMIC2で録音してみる
前回試験したリトルカブでは高品質なエンジン音を録音出来たDJIのMIC2ですが、今回は本命のXJR1300に取付けてみます。
やっぱ4気筒サウンドを堪能しないとね ( ´∀` )
問題なのはMIC2の設置場所
他人様のMOTOブログ等を参考にすると、やはりバイク後部に設置するのがセオリーって感じですね。
どこかイイ感じの場所はあるかな?
MIC2取付け位置試行①(フック展開状態)
古き良き時代BIGネイキッドであるXJR1300には、現代のバイクには少なくなった荷物固定用のフックが多数装備されています。
特にこの細長いフックですが↓
使用時に90°展開する事で横に張り出すギミックを搭載しています。
ムダに凝った装備バンザイ (/・ω・)/
ココにマグネットの磁力でMIC2を貼り付けられますね?
しかし流石にコレだけだと心配ってか、走行後に間違いなく行方不明になる未来が確定です。
なのでタイラップで固定して脱落防止措置。
まぁ試験なので簡易的な固定方法で良いかと思います。
MIC2取付け位置試行②(シートバッグ内)
お次はシートバッグ内に設置。
ネットでは「シートバッグ内やケツポケットがイイよ」とか書いてあったモンで試してみます。
使用するのはヘンリービギンズのDH-722。
バイクの外見バランスを崩しにくい、ギリギリサイズの良いバッグだと思います。
シートバッグ内では風の影響は無いと思うのでウインドクスリーンは取外しました。
クリップでバック内に固定します。
MIC2取付け位置試行③(フック格納状態)
他に良さそうな場所は無いかな?って思考していたら何かが下りてきて閃いた!
改めて①位置のフックに付けて観察すると、マフラー出口とMIC2の間にはウィンカーが位置していますよね?
これ、格納状態のフックに付けたらどうでしょう?
内側に入る事で風切り音も更に低減されない?
この位置ならマイクと排気口の間に障害物が無くなって、ダイレクトな排気音が録音出来るかも。
コレも試してみよう ( ´∀` )
MIC2取付け位置試行④(シート下)
Σ(*゚д゚*)ハッ!! そうだ!と急に思いついてシート下収納にも設置しました。
MOTOブロガーの間では定番?の位置らしい。
一応、クリップで固定しています。
河川整備道路で試走
いつもの河川敷で検証しました。
ちなみにこの道路は公道ではありません。
都会のようにランナーやロードバイクで溢れる事もなので試走にはもってこい。
ド田舎 (/・ω・)/バンザイ
簡易編集動画です。
以前動画編集に使っていたAdobeのソフトは10年以上前のモノ。
4k60fpsに未対応だし、Windows11環境だと不具合もあるので新しいソフトが欲しいわ~ (;´・ω・)
①フック展開状態
結構イイ音に取れています。
でもやはり80km/hも過ぎると風切り音が入りますね。
MOTOブログの人はもっとクリアなサウンドだったしな~。
あと思ったより排気音が小さくて、回転数が上がるとメカニカルノイズの方が目立つようになります。
ウォータージャケットの無い空冷なのでエンジン内部の音がよく聞こえます。
②シートバッグ内
風切り音は無くなりましたが思った通りちょっと、いや予想以上に籠った音になりますね (;´・ω・)
全体的な音量低下はボリューム調整で何とでもなるんでしょうが、音にメリハリが無くてイケてない。
あとバッグのファスナー?から発生するチャラチャラ音をMIC2が拾ってしまうので、養生テープ等で固定する必要がありますね。
・・・(* ̄- ̄)・・・
いや、もうこの位置に取り付ける選択肢はないので別にどーでもイイか (* ̄- ̄)
今回は試してませんが、ひょっとして尻ポケットでも同じような感じなのでは?と思ったので検証すらしていません。
③フック格納状態
風切り音は大分軽減されました。
更に排気音がクッキリし、ライダーにも聞こえない減速時の「ボボンボン」という排気音もハッキリと記録されていました。
高回転で音量が上がると音割れするかもしれませんが、そこはMIC2の32bitフロート録音さんに頑張って貰います。
とりあえずマイク位置はココが暫定1位?
④シート下
排気音のダイレクトさは弱くなりましたが、吸気音や空冷らしいメカニカルノイズはハッキリしてアイドルでも大分騒がしい音になりました。
ノーマルマフラーだとちょっと排気音が小さいですが、コレについては後日対策予定。
風切り音も無く一番良い音だと思いましたが、シートバッグを付けているとアクセスが面倒になっちゃうのと、シート下に収納しているモノの音?ってか共振音対策が必要です。
(-ω-;)ウーン
シートバッグを付けていたらフック格納位置、無ければシート下がベスト位置かな?
実走しながらもう少し検証してみます。
コメントする