理想のエンジン音を求めて
ニャンコ大先生から借りたDJIのAction4をチンマウントに搭載して迫力のバイクRide映像を撮ったんですが、予想通りカメラの標準マイクでは終始「ゴ―!!」という風切り音に支配されていました。
時速20kmを超えたくらいから風切り音が鳴り始めるもんで、そりゃロードバイク程度の速度でもダメなワケですよ。
予想済みだったので当然対策します
10年前に比べたらウェアラブルカメラの画質は凄まじい進化ですが、マイクだけは大して変わっていない、ってイメージです。
なので音質に拘る人は外部マイクを使用するのが一般的ですね。
でも外部マイクってハードルが高くて気になっても敬遠してたんですよ。
しかしDJIから高性能なマイクが販売されている事を知ったのです。
同社の最新型はもっと小型で安価なMIC miniがあるんですが、単体でも録音が可能なMIC2にしました。
コレはMIC2本体だけ、という必要最低限の製品です。
高価ですが専用受信機や充電器もセットなヤツもあります。
新型のminiではなくMIC2にしたのは単体での録音機能があるため。
本来MIC2は専用レシーバーと無線接続し、録画機器とはミニピンジャックで接続するのがデフォになりますが、同社製カメラならトランスミッター単体でも使用可能で、その場合はBluetooth接続が基本になります。
でもBluetooth接続だと途切れたりするトラブルもあるらしい。
なので対応しない機器や何か相性の悪い機器でも録音だけは可能なように、トランスミッター本体に録音機能のあるMIC2にしました。
接続状態に何か問題がある状態でも、本体に録音した音DATAで後から動画に連動させる事が出来ます。
風切り音対策で非常に重要なウィンドスクリーンが標準装備。
外部マイク接続用3.5mmピンジャックに差し込んで固定するスタイル。
なので外部マイクとは排他利用になりますが、MIC2を使って更に外部マイクを利用するなんて機会は今世紀中には予定されていません。
モコモコがなんかカワ(・∀・)イイ!!
背面にはクリップが付いています。
音声録音なら襟元にコレで挟み込んで付ける、ってのがデフォですか?
クリップの背面にはマグネットも標準で張り付いています。
クリップ出来ない場所や服装ならコレで衣類を挟んで固定するらしい。
Action4とBluetooth接続
早速ニャンコ大先生から借りているAction4に無線接続。
同一メーカー同士だし、問題なく接続されました。
砂井さんが想定している運用方法はMIC2はこの接続スタイルが基本で、あとは精々スマホとBluetooth接続するくらい?
なので高価なレシーバーセットではなく、一番安価なトランスミッター本体単体で購入したのです。
万が一Bluetooth接続に問題が発生しても、本体録音機能で乗り切れるとの安易な考えです。
本来はレシーバーから行う設定もAction4カメラなら可能。
MIC2本来の売りである”32bitフロート録音”もONにしました。
32bitフロート録音は一般的な音楽CDの規格である16bit44kHzより何倍もサンプリングレートが高く、超絶ざっくり言えば「通常なら音割れしちゃうような状態でも正確に録音出来る」って感じ?
砂井さんはこの辺には疎いので、詳しくは各人で調べて下され (;´・ω・)
早速試してみないと!
テスト撮影はリトルカブで行いました。
MIC2の固定は標準のマグネットで張り付けてみます。
バイク動画の音についてはエンジン音、というより排気音が重要なファクターだと思うので、MIC2はマフラー出口付近に設置したいと思います。
なのでリトルカブのスチール製の泥除け付近にマグネットの磁力だけで取付けました。
非常に大胆かつ無謀な方法である、と自分でも理解していますが、原付バイクの速度程度なら大丈夫じゃね?とか全く根拠の無い適格な判断で行っています。
まずはAction4の標準マイクの音
前回撮影したAction4標準マイクでの動画を比較用に再掲載。
20km/h前後から風切り音が発生しています。
MIC2設置
コチラが今回MIC2で録音した音。
風切り音が少なく、エンジン音がはっきり聞こえます。
正直言って想像以上の音でございます。
これなら大型バイクでも期待出来ますね?( ´∀` )
コメントする