車の後席にシートベルトを付けました

後席にシートベルトが無い車両だったんですよ

砂井さんの愛車は平成19年式の200系ハイエース1型。

ホントはレジアスエースなんですがエンブレムだけハイエースにしてあるのはナイショです。

当時はレジアスの方が値引き額がかなり大きかったからですが、ネームバリューからディーラーの人に頼んでハイエース仕様にしてもらっていたとか今思い返すと鬼畜の所業 (汗)

2型にモデルチェンジする直前だったんですが、排気量アップに伴う価格差が割りに合わんと思って敢えて1型を駆け込み購入。

今のハイエースって軽く500万円超えちゃうからヤバイよね。


現車の問題点

初期のハイエースは後席のシートベルトがオプション扱い。

なのでリアのシートベルトを付けませんでした。

当時は自転車レースの為の車だったので人を乗せるのはあまり考えていなかったんですよ。

余計な出費は押さえたかったワケです。


でも今は人を乗せる機会が増大中

後席のシートベルトが無い車両の場合は当然シートベルトをしなくても道交法違反にはなりません。

なので人をたま~に乗せる程度なら目を瞑っていたんですが、最近になって頻繁に乗せるようになると安全性の観点からも何か申し訳ない (;´・ω・)

チャイルドシートも付かないし。

でもメーカーオプションだったシートベルトの後付けなんてムリでしょう?とか思っていたんですが、調べると可能だという衝撃の事実を知ってしまいます。

しかも自分でDIYも可能なレベルの作業みたい。

ならもう決まりです。


決まったら行動は早い

それならば、と購入したのはトヨタ純正のリヤシートベルト。

「リア」じゃなくて「リヤ」なのね (;´・ω・)

モノタロウや楽天で純正部品が買える時代に感謝です。

【対応車種】レジアスエース
【対応型式】TRH211K TRH216K KDH211K TRH221K KDH221K TRH226K TRH200V KDH201V KDH206V TRH200K KDH201K KDH206K
【対応年式】2010/7-2013/11
【適応グレード】スーパーGL、1列シート車以外、ステップカバー無車

型番73002-26490-C1の対応車種の中には2007年式1型2.5ディーゼルのKDH205Vが入っていませんが、実はちゃんと取付け出来ます。

対応していない理由は内装の色と合わないから。

なのでソレに我慢出来れば1型にも付けられるワケですよ。


写真はスーバーGL用ですが、DX用は更にリアシートに固定するための補強ステーみたいなのが追加されています。


作業にあたっては知人の自動車整備工場に持ち込ませてもらいました。

制約の多い外車も修理可能な高い技術を持つショップです。


基本は自分でやるんですが、初めての作業なので色々アドバイスを貰いながら出来るのは安心感が大きい。

あと工具も借りられるしね。

あざっス ( ´∀` )


作業開始

早速説明書を見ながら始めます。

ナニナニ?
ラゲージフィニッシュプレートを外す?

砂「コレ、どーやって外すんですか?」
整「上に引っ張れ」

べきべきべきべき

結構単純かつ豪快なのね (;´・ω・)


続いてリアドア下部のステップ部分「リヤドアスカッフ」を外します。


コレも上に引っ張り上げるだけ。

豪快な音が響きますよ。


完全に外す前にスカッフの裏側にあるステップライトのカプラーを外します。


無事外れたように見えますが、無事ではなかった。


スカッフは外れましたがクリップを止める爪が1ヶ所折れちゃった。

整「よくある事なので気にするな」
砂「分かりました (;´・ω・)」


貨物室内のラゲージサイドトリムを外す前に、被っている部分のウェザーストリップをめくります。

コレも引っ張るだけで外れるのね。


ラゲージサイドトリムも引っ張って外します。

デカイパネルですがベキベキ度は変わりません。

あ、1ヶ所割れちゃった (;゚Д゚)

整「外す時に愛が足らない」
砂「よく分かりません (;´・ω・)」

まぁ11万km走行の古い車なので今更この程度のキズは気にしない。


右側は外れました。

ホントに刺さってるだけなのね。


左側も基本は同じですが、この車両には100Vコンセントが付いているので裏のカプラーを外します。


Cピラーにハマっているカバー、つまりCピラートリムを外します。

車業界では内装のカバーを「トリム」って言うのね。


Cピラートリムには1ヶ所だけ⊕ネジで止まっているトコがあります。

コレ以外はクリップなのでまたバキバキ引っ張れば外れます。


とりあえずトリムと言う名のカバー類は外し終わりました。


右サイドにはリアヒーターが付いています。

そーいえばコレ、1度も使った事ないな (;´・ω・)

ココまでの工程ならリアスピーカーの交換くらいは自分で出来そうですね。


外したトリムの内側にはLH(左)やRH(右)と書いてあるので間違える事はありません。

親切設計。


加工の時間

左右のCピラートリムの内側には穴を開ける場所が予めマークしてあります。

部品が共通化されてると助かりますね。


説明書にはケガキで中央に穴を開けてから、と記載されています。

整「樹脂パネルなら大丈夫じゃね?」
砂「御意 (;´・ω・)」

最初から直接3mmドリルでガイド穴を開けました。


ガイド穴を基準にして穴を20mmに拡大します。

ホールソーなんて無かったのでだんだんドリルで代用。

ちなみに冗談で言った「だんだんドリル」が正式名称だったと知った時は形容し難い衝撃を受けました。

僅かなズレは大丈夫ですよ。

Cピラートリムは左右とも同じ加工をします。


左ラゲージサイドトリム

ラゲージサイドトリムは左側だけ穴あけ加工します。


このマークに沿って結構大きな穴を開けます。

シートベルトの巻き取り装置がコンニチワするトコですよ。

コーナーのR部分には十字マークが並んでいます。


⊕マークの中心に3mmドリルでガイド穴を開け、更に10mmドリルで拡大します。


後はドリルでケガキ線に沿って穴を開けて切断します。

砂「エアソーとかあります?」
整「無いから手動ノコでやって」
砂「らじゃ (;´・ω・)」


(-ω-;)ウーン

抜けたケド綺麗にトリミングするのが結構大変じゃね?


リューターで切断した方が断然速いわ~。

・・・(* ̄- ̄)・・・

なら穴を開けるのはR部だけで良かったね?


最後にヤスリでトリミングして完了。

繰り返しますがラゲージサイドトリムの穴開け加工は左だけです。


リヤドアスカッフの穴開け

リヤドアスカッフにも内側にマークがあります。

黄色矢印の2ヵ所に4.5mmのドリルでガイド穴を開けます。


開けたガイド穴にテンプレートのツメをハメて固定。

リヤドアスカッフはもちろん、テンプレートにもLやRが書いてあるので間違えませんね。

書いてあるケガキ線とテンプレートの形が全然合っていませんがコレで大丈夫です。


テンプレートに沿ってピン穴を開け内側を切り取ります。

バリだけ取ればそんなにキレイに処理する必要はありません。

このテンプレートは穴開け用の治具なので使用後はポイします。


開けた穴にアンカーベゼルを差し込みます。

当然左右の記載があります。


裏からアンカーベゼルのピンにブッシュナットを取り付けます。

御覧のようにアンカーベゼルの方が遥かに小さく、外側から見えなくなるので穴あけ加工の縁取りはある程度でOK。

でもベゼルが密着する程度にバリは取りましょう。


表から見るとキレイなモンですね。

このリヤドアスカッフの加工は左右とも行います。


取付け作業

実はシートベルトが無い車両でも取付け用のネジ穴が予めフレームに付いています。

Cピラーにも必要なネジ穴が開いていて、先ほど開けたトリムの穴と一致するようになっています。


穴開け加工が終わったCピラートリムは元の位置に取付けるだけ。

左右とも取付けます。


キレイにネジ穴がコンニチワしていますね。

ちょっとズレてる気がするのは間違いなく気のせいでしょう。

1~2mmのズレなんて全く問題アリマセン。


ベルトASSYアウターLHを取り付けます。

タグに「P」と書いてある方が左です。

ナゼPが左なのかは不明。


シートベルトの巻き取り装置が付く場所にも予めネジ穴が開いています。

力のかかる下部が14mmと大きいサイズ。


下側の14mmボルトに42N・mのトルクを掛けます。

もしもの時は命に係わる部品なので正規トルクを遵守しましょう。

10mmの小さいボルトにはトルク指定がありませんでした。

まぁいざという時に荷重がかかるのは下の14mmボルトの方なのでイイか。


巻き取り装置が固定出来たらラゲージサイドトリムLHに開けた穴からベルトとカバーを通します。

って、(。´・ω・)ん?


カバーの裏には普通に「L」ってシールが貼ってあります。

「P」とは何だったのか?(;´・ω・)


左は100Vコンセントのカプラーを繋げるのを忘れずに。


ラゲージサイドトリムをハメ・・・てはイケません。

実は既にこの時、間違ってハメちゃいましたケドね (;´・ω・)


目隠しカバーのツメを巻き取り装置のフックに掛けるんですが、ラゲージサイドトリムを上にズラさないと取り付ける事が出来ません。

砂井さんは先にラゲージサイドトリムをハメてしまってるのでもう無理です (;´・ω・)

また外すのは面倒だなぁ (;´Д`)


ま、イイや (* ̄- ̄)
当たるトコ切っちゃえ。

代償として隙間がコンニチワする事になりますが、こんなトコ誰も見ませんよ。

気になるからとアソパソマソのフィンガーパペットとか詰めて隠そうとすると余計注目されちゃうし、ココは素直に戦略的放置が最良の選択でしょう。

このような言動にアレな人格の隠しきれない部分が滲み出て来ます。


Cピラーに付けるこのハーネス部分には名前が書いてないな。

太くて逞しい14×72.5のアンカーボルトを42N・mで取り付けます。


最初にも書きましたが、このリヤシートベルトASSYが未対応車種扱いなのはベルトとカバーの色が内装色と違うから。

確かにベルト自体も盛大に浮いて見えますが、気にして見ないと分からないでしょ(多分)

砂「最初からこーゆー感じですケド何か?」
くらい堂々としていればバレません(多分)


右側へGO

残り1つなのでもう左右を間違えようがありません。

ココでも「メ」の字がナゼ右を示すのかは不明。


右側はリアヒーターユニットの横に丁度よく収まります。


右のラゲージサイドトリムに穴開け加工が不要なのは外せるカバー構造になっているからです。

ラクですね~。

ナゼ左もそういう構造にしてくれないのか? (;´・ω・)
という思考に思いを馳せると終わらないので程々に。


外したカバーの代わりに、スリット加工された同形状のモノが予めベルトASSYに付いています。


カバーの色が違うのとかはもう気にしないように。

当然砂井さんは全く気にしませんよ (* ̄- ̄)


アンカーベルトの取付け

3点式シートベルトの2つ目の固定場所。

サイドステップの後方にアンカーを取付けるボルト穴があります。


ボルト穴にはネジ山を保護する為のゴム製のプラグが刺さってるので引き抜きます。

真っ直ぐじゃ引き抜けなかったのでネジを緩める方向に回しながら抜きました。


準備が終わったらアンカーベルトをリヤドアスカッフの開けた穴を通して~


ベルトのネジれに注意して締め付けます。

14×50ボルトのトルクは42N・m。

なんか14mmのボルトは全部42N・mですな。

分かりやすくて良いけど。


カンペキな仕上がり。

この綺麗な穴の裏側がまさかあんな恥ずかしい事になってるとは夢にも思うまい。


ステップライトのカプラーも忘れずに。


ウェザーストリップをえいえい(`・ω・´)と押し込みます。

弛んだりしてると雨漏りしますよ。


最後の加工が残ってた

リアシートを畳み、シートの裏側をまる見え状態にします。


リアシートの裏にベルトASSYインナーを通す穴を開けるんですが、フタを外すタイプケガキ線で切り取るタイプの2種類があります。

当然砂井さんのは面倒なケガキ線タイプ (;´・ω・)


ケガキ線に沿ってカッターを当てて何度も切り込みを入れます。

強くしないで軽く何度もなぞるように切るのがキレイかつ安全に切断するコツ。

当然グローブは必須の作業です。


キレイにぱっかーんしました。

慎重に作業したので今回流血沙汰は無し。


穴は2ヵ所とも開けますよ。


開けた穴にインナーベルトベゼルとか言う大層な名前のカバーをバコっとハメ込みます。


一度リアシートを起こしてベルトASSYインナーの端末をシートに空いたスリットに差し込みます。


もう一度リアシートを畳んでシート下部からベルトの端末を引き出します。

ココでの注意点はシート内にあるワイヤーフレームの後方に引き出したベルトを通す事。


畳んでいたシートレッグを引き出します。

ココが3点式シートベルトの最後の固定場所。


シートレッグをフロアに固定する装置の上部に付いているボルトを外します。

このボルトはもう使用しません。


シートベルトASSYに付属している長さ33mmのボルトに交換します。


交換した長いボルトにベルトASSYインナーのバックルを2枚重ねて共締め。

トルクは当然42N・mですよ。

コレで全ての工程が終了です。


取付け後

内装の色と合わないので主張が激しいベルトASSYインナーさん。

コイツは常にシート上にあるので存在感パねぇ感じです。


サイドはね、視界に入らないから目立たないよね?

でもまぁ色違いは言わないと気が付かないだろうし、そーゆーもんだと勝手に思ってくれるハズだ、と都合よく解釈するのはいつもの事。

安全性の方が優先なのですよ。


試しにシートベルトをしてみると当然当たり前のようにしっくりガッチリ付きます。

作業の最終点検は某1級整備士にしてもらったので安心。

コレで”アレ”が付けられるな ( ̄ー ̄)ニヤリ

車のバッテリー寿命ってどれくらい?

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