折角JSTに統一したのにね
早速本題です。
2Sリポバッテリーを使用するLil Fokker↑はJSTコネクターを使用しています。
でも今までJSTコネクターを使った事はありませんでした。
(注;JSTは規格名ではなく企業名ですが、ラジコン界隈では”JSTコネクター”で話が通じるので細かいツッコミは野暮ってモンよ)
当然手持ちの充電器にはJST端子が無いので、急遽XT30-JST変換アダプターを制作。
コレでやっとLil Fokkerも通常運転可能・・・
だったハズなのに (;´・ω・)
充電しようとすると充電器さんが結構な確率でエラーを吐きやがります。
イロイロ試した結果、とうやらJSTコネクターの接触が悪いみたい。
コネクターを挿してもスッカスカで抵抗感が皆無なのが原因か?
何回かコネクターをグリグリしてると解消するので、この時は放っておきました。
しかしながら更に先日の飛行中、突然2~3秒くらいノーコンになってちょっと焦る事案が発生 (;´・ω・)
バーチカルホバーからの上昇時で姿勢が安定していたのと、その後自然復旧したので事なきを得ました。
ココまで来ると流石に怖くて飛ばせません。
何とか原因を探らないと!(`・ω・´)
観察する事30分
何となく解ってきましたよ。
スロットル全開時に他の操作をすると、スロットルと舵面が固着した様に動かなくなります。
んで2秒くらいすると復旧。
何か特定の操作をすると動かなくなる様な気が?
プロポを見ながらイロイロ操作をしていると、RSSI(電波受信強度)が瞬間的にゼロになるのを確認。
今度は受信機を見ながら同様の操作をすると、Bind状態を示す緑のLEDライトが消灯し、数秒後に再度点灯するのを確認。
・・・(* ̄- ̄)・・・
ひょっとして原因はバッテリーの電圧不足ではないかい?
当然バッテリーは新品で満充電状態。
気温が0℃と低い事と、使用電力の多いデジタルサーボを使っている事も無関係ではないと思いますが、JSTコネクターの容量不足が主要因ではないか?と推測したワケです。
ESC側コネクター
もうココまで来たらコネクターを交換しちゃおう。
最初からJSTコネクターじゃ容量足りなくね?って思ってたし。
慎重さも大事だと思いますが、時には思い切りも必要だと思うのですよ。
いつも思い切りが良すぎて失敗するのに、短期記憶が0なので同じ過ちを繰り返すのはナイショな。
早速ESCから伸びてるJSTコネクターを無慈悲にバッサリ切断。
ドローン用に大量に持っているXT30コネクターをハンダ付け。
⊕⊖の極性を間違えるとヤバイので注意。
このタイプのJSTコネクターの容量は3A(アンペア)ですが、XT30は30A(瞬間)と「比べんなよ恥ずかしい」ってくらい桁違いな容量。
7.4V 450mAh 30Cリポの許容電流値は単純計算で最大13.5Aだし、使用しているESCも10A。
ハナっから足りねーわ (;´・ω・)
いや、ハナっから分かっていたんですけどね。
付け替えたらコレまたドローンで使ってたXT30コネクターのバッテリーで動作確認。
当然問題なし。
バッテリー側コネクター
ココからはマジ慎重に (;´・ω・)
ショートさせない様に1本ずつ確実に作業します。
ふー (;´Д`)
約5分で1個終わりました。
短絡防止に熱収縮チューブを忘れずに。
バッテリーは3個あるのでコレをあと2回ヤるのね。
後でハートロッカー(映画)でも見るか。
やっとこさESCとバッテリー×3のXT30コネクター化が終了。
ハズキルーペ大好き ( ´∀` )
ハンダ付けした配線の根本には確実な絶縁+強度アップの為に、エポキシ樹脂接着剤を流し込んで固めています。
この砂井さんオリジナル工作は2度と外す予定が無い場合に限りますが、こうすると指との摩擦が増えるので抜き差しが非常にしやすくなるのです。
まぁ外そうと思えば意外と簡単に外せるんですケドね。
早速耐久テスト。
スロットル全開時に各舵面を豪快に動かしてもBindライトは点灯のまま。
LEDライトはタマにチラつきますが、操作に対する追従は問題無し。
コレで直ったよね?(;´・ω・)
充電器への接続も当然安定してます。
何より余計なアダプター類が無いので充電器周辺がスッキリしているし、電気的ロスも少なくて一石二鳥。
最初からやっとけばヨカッタわ~。
早くフライトに集中したいなぁ (;´Д`)
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