遂にバイクで立ちゴケを経験する
立ちゴケ
ソレはどんなハイレベルのライダーでも経験すると言われる通過儀礼。
初心者の砂井さんでは当然抗う術はありません。
立ちゴケの原因は「油断」だ、という一般論は、正にその通りでした。
この時はバイクで走行中、ちょっと電話する用事を思い出したので停車しようと小道に入ったんですが、Uターンしようとした瞬間「ステン」とコケました。
立ちゴケって感じではない?
あまりに一瞬の出来事で予備動作も無く、転倒に耐える猶予もありませんでした。
・・・(* ̄- ̄)・・・
って、右足が挟まってるんですケド~!?(# ゚Д゚)
転倒時の写真はありません
そんなココロの余裕とかありません (;´・ω・)
右側へコケたXJR1300ですが、自重245kgでもエンジンスライダーと丈夫な純正マフラーのお陰で引き起こしは呆気ないくらい簡単でした。
コツとか不要で腕力だけでもOKだったので助かりましたよ。
なにせ砂井さんは腰に爆弾を内蔵していますからね。
左側へ倒れるとマフラーが無い分大変そうでしが、スライダーがあれば大分マシな感じです。
大きな損傷も無く、自走して自宅へ帰宅します。
帰宅後のダメージチェック
無事に帰宅したので細かいトコのチェックをします。
転倒した際の接地場所は?
エンジンスライダーのキズは当然ですが、思ったより軽傷です。
停止寸前の極低速だった事が幸いしました。
いやしかしこのエンジンスライダー、「転倒した際の引き起こしが簡単になる」という副次的要素が便利で助かりました。
もう一つの接地位置は、なんとマフラーの溶接個所。
狙って設計しているワケではないでしょうが、溶接跡と重なってキズは殆ど分からない具合です。
つまりこの2ヵ所で主要な荷重を受けたんですね。
接地点は3ヵ所以上無いとオカシイと思われますが、もう一1ヵ所は砂井さんが挟まっていた分でしょう。
引き起こし時のキズ
バイクと地面に無様に挟まった自身の体を抜いて、引き起こした際に付いたと思われるキズです。
多分ブレーキレバーを握りハンドルを右一杯に切り、「えいどりあーん!!」と引き起こした時に付いたと思われ。
超絶分かりにくいですが、ウインカーに付いた傷は後の調査によって転倒時に付いたモノと明らかになりました。
マフラーエンド部にも擦り傷が。
コレも引き起こす時にグダグダやった時だと思われ。
エンド部はこの間磨いた経験があるので元のように戻せます。
あとコレも分かりにくいんですが、接地した右のウインカーもちょっと下方へ曲がっています。
ウインカーホルダーって元々ゴム製でグラグラしているんですが、取付けステーが曲がっちゃった?(;´・ω・)
このウインカーって、ヘッドライトのホルダーと一体なんですよ。
最初はこのホルダーが曲がっちゃったかと思っていました。
期待していなかった原因究明
猫ガレージに入庫し、ニャンコ大先生の点検と言う罰ゲームを受けていると、奇跡が起こりました。
ニャンコ大先生が変形の原因を突き止めてしまったのです。
ライトホルダーが取付けられたステー部分の変形を発見しました。
と言ってもこの写真じゃ全く分かりませんね?
後方のライダー側から見てみます。
黒いステーの変形が分りますね。
本来ステーは右にあるフォークと並行に取付けられていますが、ウインカーの根本付近が曲がっています。
比較対象として変形の無い左側ステーです。
フォーク右にある黒いステーは真っ直ぐですね。
どう直す?
ブッ叩こう ( ´∀` )
猫先生が何か良さげな工具を選んできました。
T型ハンドルにエクステンションです。
左側から入れたブッ叩きバーで、変形ステーにある袋ナット部分を叩く事にしました。
工具は正しく使いましょう ( ´∀` )
えいどりあーん!!ヽ(`Д´#)ノ
様子を見ながらブッ叩くこと数十回。
結構戻るモンですね (* ̄- ̄)
正確に見たら僅かな歪みはありますが、使用には問題の無いレベルです。
ちなみにブッ叩いたせいで袋ナットの袋の部分が潰れちゃったケド、特に問題無いでしょ (* ̄- ̄)
数日後
猫「ヒマだったから少し磨いておいたわ」
ニャンコ大先生ガレージに入れて餌(主に酒類)を与えておくと、勝手に修復されます。
勿論限界はありますが、何気に便利機能です。
残るは砂井さんの左脚の負傷だけですね。
でも右にコケて挟まったのは右足なのに、擦り傷が付いているのは左足。
ナゼ ?(。´・ω・)?
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