人生2度目のギックリ腰が死ぬほど壮絶だった話

ついうっかり救急車で搬送される

ここ最近ブログの更新をしていなかったのは入院してたからなんです。

今回の記事の写真は少なめですが、単に撮る余裕が無かったから。

 

いつのものように出勤し、職場のトイレで手を洗っていたその時「ソレ」は起こりました。

砂「ジャー・・・(* ̄- ̄)・・・」
↑洗面台で手を洗っている

砂「ジャー・・・ピキ・・(。´・ω・)ん?」
↑何やら腰の違和感に気付く

砂「・・・(* ̄- ̄)・・・」
↑0.6秒くらいの間

砂「〇▲※◆▽━━━ヽ(`Д´#)ノ ━━━!!」
↑声にならない悲鳴

そう、ソレは人類に与えられし過酷な試練「ギックリ腰」だったのです。

別に重いモノ持ったワケでも無いのに、無慈悲な事よのう。

ギックリ腰の正式名称は急性腰痛症

ドイツ語では魔女の一撃などとも訳されるその破壊力は凄まじく、生きているのが嫌になるレベルで確実に寿命も縮めているハズ。

魂にまで響く凶悪な一撃である。


ギックリ腰自体は別に命に別状あるワケでもなく、むしろ笑い話として語られる事も多いですが当の本人は地獄と呼ぶのもおこがましい状態なのが更に哀愁を誘う。

砂「もう殺してくれ~!(;´Д`)」

と安楽死を熱望するくらいの激痛に、うっかり辞世の句を詠む余裕は無いと判断。

ギックリ腰は数年前にも経験がありますが、今回のヤツはギックリ腰レベルが53万とフ〇ーザ様並みの激痛値で、文字通り一歩も歩けない状態。

職場の同僚数人に担ぎこまれ何とか自宅まで運搬してもらいました。

自慢ではありませんが、砂井さんの態度とガタイの大きさはWorld Size。

運んでくれた皆さん、クッソ重くてすみません。
ありがとうございました (;´・ω・)

しかしソレもつかの間、痛みは順調に悪化し、ついには介助してもらっても起き上がる事すら出来なくなりました。

なのでココで禁断の救急搬送を決意。

いや、死ぬほどの激痛だけど、大怪我や大病じゃなのに救急車を呼ぶのは勇気が要りますね。

5分程度で救急車が到着し、ご近所さんの奇異の目を一心に集めながらの搬送となりました。

題名:知らない天井

約2時間後に病室にやっとこさ到着しました。

病室に辿り着く前に、ただのギックリ腰だっつってんのにCTやレントゲンを撮られました。

撮影の為に診察台を移動するんですが、その度に即死級の激痛が走り、4度ほど昇天したあと死んだ婆ちゃんの顔が浮かんだのは幻ではあるまい。

検査結果を伝える医師から
医「全く異状無いので正真正銘ただのギックリ腰ですね」
と予想通りの有難い診断を頂きました。

まぁヤバイ病気ではない、と判明しただけでも良しとします。

んで病室で痛み止めの座薬をア〇ルにブチ込み、ようやくちょっと落ち着きました。

初日は痛みで一睡も出来ませんでしたケドね。

夜になると何やら声がする気が?
?「おーい、おーい
遠くから誰かを呼ぶ声がする!(`Д´#)ギャー

実際ボケた老人が何か叫んでいるだけでしたが、結構地味にコワイ (;´Д`)

あと毎日だと更にキツイ。


痛み止め効果は正直イマイチ。

相変わらず立ち上がる事は出来ないんですが、ココで問題になるのがトイレ。

慣れない尿道プレイの痛みは我慢し、管を入れて貰ってなんとか解決。

でもコレ、尿道の奥ってか膀胱?辺りに常時鈍痛があってそれなりにキツイですな。

管を入れていると1日ごと消毒の為に股間を洗うんですが、そんな時は「ババア来てくれ!」と強く天に念じるも、哀れ実際来るのは20代くらいの若い看護師さん。

そんな上級者向けの恥辱プレイは守備範囲外ですわ。


入院3日目

オシッコは管で解決しましたが、問題はウ〇コです。

看護師さんに同様の患者のウ〇コはどーするのか?と聞いたところ、
看「寝たきりならオシメにブリブリしかない(笑)」
と死刑宣告と同義とも取れる無慈悲な返答。

・・・(* ̄- ̄)・・・

変態を自負する砂井さんでも流石にスカト〇は無いわ~ (;´・ω・)

人としての尊厳を守る為にもオシメだけは何としても回避せねばなるまい!!と強く誓うのであった。

試した対策は
●痛み止めの飲み薬
●痛み止めの座薬
●痛み止めの強力な注射

ジャイケル・マクソンもビックリな致死量一歩手前(嘘)の痛み止め3連コンボ。

起死回生のこのワザを駆使し、歩行器を使ってプルプル震えながらヨチヨチ歩きで数メートル先のトイレに入る事が何とか出来ました。

その様子を見た人は、まるで生まれたての小鹿の様な、あるいは狂牛病を患った牛の様だと語ったそうです。


入院5日目。

体はフキフキして貰えるものの、未だシャワーすら浴びれないので無精ヒゲ。

6日目には退院出来たんですが、まだ自力でトイレに行ける程度なので仕事はムリ~。

自宅療養に変更しただけ。

新年度は寝たきりで過ごしています。

4 Comments

  1. 我輩は未だ腰に激痛を喰らった事がないので、今回の同志の体験談は実に興味深く、戦慄を覚えます。
    40も半ばを過ぎると、前触れなき予期せぬ事態が襲い掛かると肝に命じながら生きるべきですね。

    とにかく、落ち着くまではご自愛下さい。

    • 砥部良軍曹さん、コメントありがとうございます。
      アレはホントに前触れなく突然くるので恐ろしい。
      一様にギックリ腰と言っても軽~重度あって、今回のは自分で排泄も出来ないという最上級のモノでした。
      人生の中でもココまでヒドイ目にあうのは稀でしょう。
      ギックリ腰は基本的に治療法が無く、痛み止めで耐えて自然治癒を待つしかありません。
      経験しない事に越したことはありませんね。
      今後は盲腸もやってなので戦々恐々ですわ (;´Д`)

    • ごりらっくまさん、コメントあざっス。
      もう1週間以上経過するのに未だに痛い。
      ホントにヒドイ目にあったわ~。
      クセになったら自害を決意するレベル (;´Д`)
      今のうちに辞世の句を書いておきます。

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