以前自作したヘルメットでは風量不足だったかも
100均のカゴとPC用冷却ファンを流用した自作ヘルメット乾燥機は、通常使用ではまったく問題ありません。
1時間程度の使用でキチンと乾燥します。
通勤使用は時に過酷なのです
愛車のリトルカブは主に通勤に使用しているんですが、雨や強風は勿論、とんでもない台風とかでもバイク通勤を強行しています。
そんな過酷な状況もあるもんで、雨が強いとヘルメット内装の首元のトコがずぶ濡れになるんですよ。
雨とオヤジエキスを吸ったココが生乾きだったりすると、生命に関わる恐ろしい事態になりかねません。
ヘルメット乾燥機試作零号機には140mmの極低回転ファンを使用していました。
このEnermax T.B. Apollish 140は12V駆動で750rpm、風量1.08m3/min、消費電力3Wと静音性と見た目重視です。
汗やファブ〇ーズ程度の湿気なら十分な乾燥能力でしたが、首元部分がビッチャリ濡れると6時間経過しても乾燥しきれませんでした。
もっと風量が必要なのでは?
静音性とLEDライトの有無から前回使用を見送ったSANYOの120mmファン。
SanAce120ファンの12V定格出力は1500rpm風量、1.36m3/min、消費電力0.96Wは、Enermaxと比較すると約1.3倍程度の風量ですが、実際はもっと差があるように感じます。
Enermaxファンの2倍以上の回転数なのに、消費電力は1/3以下なのが何気にスゴイですね。
まぁなんですか?
今回はコレに交換するだけなんですよね。
ファンはタイラップで固定しているだけなので、パチンパチンと切断して取り外します。
配線ごと切らないように。
大きさ比較。
ファン径が20mmも違うと結構な差ですが、回転数や翼の形状から風量はSANYO120mmの方が圧倒的です。
取付けは簡単。
サクッとタイラップで籠に固定しました。
ファンの向きに注意です。
ええ、一回逆に付けちゃいましたが、何か?(;´・ω・)
さっそくヘルメットを乗せて試験運転。
試験、とは言っても特に何も無いんですが。
静かな部屋だと「フォーン」と多少音が聞こえますが、それでも一般的な送風機や扇風機より圧倒的に静かです。
ヘルメット内を通り、バイザー部から出てくる風量は確実に増えています。
次回、雨でずぶ濡れになったら真価を問うてみます。
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