ニャンコ大先生のCBR600RRで慣らしツーリング

うっかりHONDAのミドルSSを新車で買ってしまう

2024年の3月、野暮用でニャンコ大先生と金沢に行った時、「近くにHONDAドリームがある」という砂井さんの一言から急遽行く事になりました。

ソコにあったのは発売されたばかりの2024年式CBR600RRです。

ニャンコ大先生は実はレース大好きレプリカ派なのです。


排気量は600ccのミドルクラスですが121PS/14,250rpmを誇る4気筒エンジン。

NA(NormalAspiration自然吸気)エンジンのスポーツカーでは1,000ccあたり100PS以上が判断基準ですが、2輪の世界では1,000ccあたり200PSオーバーとかトンでもないですね。

TFTカラー液晶メーター、ABS、TRC、6軸IMU、クイックシフターとかもう電子制御てんこ盛りです。

すっげー速そう、ってよりあっと言う間にあの世までブッ飛びそう (;´・ω・)


でも価格は車体のみで1,606,000円。
単純計算でも込み込み1,800,000円オーバーですな。

猫「欲しいけどさすがに高いね (;´・ω・)」
砂「SSは止めときなさい」
砂「GB350くらいにしときなさい」

もう若くないんだから危ないですよ、と安全性や本人のイカレっぷりについて語り諦めさせた砂井さんでした。


そんなやり取りがあった日から1ヵ月後

・・・(* ̄- ̄)・・・

なぜコイツが猫ガレージにあるのかね?

猫「あの時跨がっちゃったらもうね」
砂「こんな性能とデザインはおっさんには不釣合いです」

オプションでHONDA純正グリップヒーターも搭載。
社外品でドラレコにシートバッグ、インカムまで購入済みでした。


猫「まだ電源配線してないからドラレコは後で付ける」
砂「まぁ今からじゃ間に合わないしね」


流石新車、超キレイですな (* ̄- ̄)


でも真っ赤なフルカウルSSとか、おっさんにはキツイ。

猫先生はおっさんを通り越してお爺ちゃんに近いので心配です。


というワケでこの日はCBR600RRの慣らしツーリング。

砂井さんもXJR1300には未だ慣れていないので、ゆっくりツーリングは大歓迎でごわす。

巷では春の交通安全運動週間なので更に丁度良い感じ。


さて、出発しますか!

となった瞬間、給油でお茶を濁すニャンコ大先生。

CBR600RRの燃料タンクは18リットルとSSにしては大きい?
当然ハイオク指定です。

猫「あれ?ガソリンが出ないぞ!(°ㅂ°҂)」
砂「それレギュラーのホースですよ (;´・ω・)」


軽快に走行中

軽快に、とは言ってもエンジンの慣らしで5,000rpm縛りのあるCBR600RRでは、6速でも法定速度+αくらいなので否応なしに安全運転の丁度イイ感じです。

バイクってけっこう路面のひび割れを拾うのね (;´・ω・)


竹田水車メロディーパークってトコでちょっとトイレ休憩。


ところでニャンコ大先生のぶっ飛んだファッションセンスはどーなんですか?

砂井さんもオシャレには程遠い人間ですが、人様の前で恥ずかしくない程度には気を付けています。

しかし猫先生は”周囲の目が全く気にならない”という固有スキルを持つ漢。
ある意味究極のKYとも言えるでしょう。

いや待て、ひょっとして1周回ってコレがオシャレ上級者なのでは?(;゚Д゚)


・・・(* ̄- ̄)・・・

いや違う!

断じて違う!(`・ω・´)

どー見ても間違いなくただの変態です。


そうこうしている間に目的地に到着。

以前黒サーファーさんとのツーリングでも来た、福井県でも有名なラーメン工房大市さんです。

あわら市のラーメン大市(だいいち)はまだ2回目です


早く着いちゃったので暇つぶし

大市さんの開店時間にはまだ40分はありますね。
時間潰しにCBR600RRをじっくり観察してみる。

ちょっと跨ってみよーかな?

砂「軽いわ~ ( ´∀` )」
砂「でもハンドル低くてキツいわ~ (;´Д`)」
砂「ステップも高くて脚が窮屈です」

SS(SuperSports)は運動性能を上げる為に小型軽量ですが、身長184cmの砂井さんが乗ると更に小さく見えます。

400cc並み、ってか250ccクラスと言っても良さそうな車格ですね。
コレで121馬力とか、死んだお婆ちゃんのトコ行けますわ。


最近のバイクはハイテクデバイス以外にも、ロービームを押すとパッシングになるとか、キルスイッチをRUN側に押し込むとスターターになるとか、細かいですが人間工学的に配慮されて着実に進化していますね。


特にキルスイッチ→スターターはちょっと感動。

キルスイッチがOFFのままなのを忘れてセルが回らなくて焦る、なんてバイクあるあるを完全に防止できる画期的な構造だと思います。

正にコロンブスの卵ですね。

お店はまだ開店時間には早いんですが、20分くらい早く開けていただきました。


前回は醤油こってりだったので、今回は塩こってりにしてみます。

・・・(* ̄- ̄)・・・

同時に食べ比べないと違いが分かりませんが、美味い事には変わりません。

大市さんはこってりな京風ラーメンです。
小学生低学年以下のお子様が入店出来ないとか、他にも色々ルールが多いお店いですが、福井県ではおススメのラーメンです。


食後

そろそろ出発しようか?と思っていたら「パンパンパン」と、何やら懐かしい音が。

なんとNSR50です。
NSR250Rと並ぶ伝説的ゼロハンです。

国内では2ストは絶滅しましたが50ccの原付バイク自体も絶滅危惧種です。


もう1台は原付としては高価だったNS-1。
砂井さんが学生の頃はみんな原付バイクに乗っていました。

当時は原付バイク自体も数ヵ月バイトすれば買える値段でしたが、今はカブ50ですら247,000円ですからね。

今の高校生はこんなのに乗れないとは不幸 (;´Д`)


ニャンコ大先生は今まで数十台のバイクを乗り継ぎ、草レースもしていた経験もあります。

でも実はコレが10数年ぶりの大型バイクで、しかもこの日が初乗り。

まだ慣れずフラフラで、エンスト×3回もかましていましたよ。


しかし相変わらず福井の田んぼ道は最高です ( ´∀` )

天気も良い、ってか暑いくらいですよ。

ホントに今日はツーリング日和ですね。
花粉も猛威を振るってますが (;´Д`)


帰り道の途中にあった恐竜博物館は、世界3大博物館なんだそうですよ。

でも砂井さん基準では、恐竜好きが許されるのは中学生までとガチ勢のみ。

中には入りませんでした。
ホントは事前予約が必要だったからとかヒミツ。


しかしここ数年のHONDAのデザインはどーなんですか?

シビックTYPE-Rとかでも感じるんですが、スポーティーってより子供っぽいデザインだと思うのは砂井さんだけ?


峠道を走り抜け、道の駅瀬名まで戻ってきました。

バイカーにも人気の道の駅で、この日も天気が良い事も合わさっていつも以上に沢山居ました。

何かミーティングでもあるのかマツダロードスターも沢山集合中。


猫ガレージに到着

無事に戻ってまいりました。

時間にして約5.5時間の走行です。

猫「久しぶりに走ったから明日は筋肉痛になる」
砂「既に全身が痛いんですが?(;´・ω・)」

ポンコツ×2です。


本日の走行距離は186km。

信号の無い山道ルートを走ったので、XJR1300では最高値になる19.6km/ℓという高燃費を叩き出しました。

CBR600RRも同じくらいの燃費だったらしい。

・・・(* ̄- ̄)・・・

600ccで?
5,000rpm縛りなのに?

14,000回転オーバーなら色々スゴイ事になりそうですね。

ニャンコ大先生には生命保険の大幅な増額をおススメしておきました。

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