BD-1のタイヤをビッグアップルに交換(作業編)

BD-1は通勤用です

もうカスタムするトコ無いんじゃね?ってくらい弄りまくったBD-1、正確にはビアンキfrettaです。

定番メニューには20インチ化が残っていますが、タイヤが細くなっちゃうので多分やらないと思います。

BD-1の過去記事はコチラ


今履いているタイヤはIRCのBD-1タイヤ18×1.5。

タイヤ幅1.5インチの割に細めで空気圧も90psi(6bar)と比較的高圧まで入り、走りも軽く満足していました。

成形精度も良いしね。


突然ですがフロントタイヤです。

まだまだ全然イケますね。


でもリアはセンターの溝が無くなって結構摩耗しています。

ミニベロはタイヤ径が小さいのでロードバイクなんかと比較してもタイヤの寿命は短い。

タイヤ周長をざっくり計算するとBD-1は18×1.5で1340mm、ロードバイクは700C×25Cで2010mm。

同じ距離を走ればミニベロの方が1.5倍摩耗が早いんですね。

でも前後ローテーションすればまだイケそうではあります。


結局交換する事にしました

BD-1を購入当初、パナレーサーのミニッツライト18×1.25に交換した事があります。

18インチとしては細身で高圧が入るスポーツタイヤ。
ノーマルのギア比では踏み切ってしまうくらい速かったんですが、直ぐに元に戻しました。

理由は細くて安定感がヤバかったから (;´・ω・)

小径車はタイヤが小さい分、路面の影響が大きいです。

しかもBD-1は独自のステアリングの不安定性が持病で持っていて、これ以上神経質なハンドリングでは集中出来なくて困ると思ったんですよ。

なのでスピードと安定性を両立出来る1.5インチがベストと思っていました。

でもサイクルトレーラーTravoyを購入してからは、牽引スタイルがスタンダード。

そうすると平均スピードが非常に遅いんですよね。

走行抵抗もさることながら、前面投影面積が非常に大きいんですよ。

向い風なら軽くあの世に行けますわ。


通勤時の平均スピードは22km/h前後です。

ならスピードより安定性と乗り心地を重視した方が良いのでは?と思ったんですよ。

もう速度ばかりを求めるワケでもないし、太いタイヤの方が段差も安全になりますからね。

通勤用自転車には合理的なカスタムでしょう。


ここでやっと登場

というワケで購入したのはシュワルベのビッグアップル。

数年前に「バルーンバイク」というジャンルを生み出したBIG APPLEは幅2.0インチの激太タイヤ。

大きなエアボリュームが特徴です。

ちなみにサイクルトレーラーTravoyにも履かせていますよ。

ビッグアップルの落とし穴


交換開始します

早速交換しますよ。

両輪を交換するならひっくり返した方が楽なんですが、重いね (;´・ω・)


さて、作業始めますよ~って、ホイールがスッゲー汚い (;´Д`)

ホイールとブレーキシューの相性が悪いのか、この自転車はブレーキダストが非常に多いんですよね。


仕方ない、洗ってやるか (* ̄- ̄)

わしわし。


気を取り直して再開です。


使用するチューブも太さ2インチに対応するシュワルベのSV5A。

新品のチューブはペッタンコで入れにくいですよ。


なので少し空気を入れると作業しやすい。

当然入れ過ぎてはいけません。


ミニベロのチューブはホイールに組み込む前に、先にタイヤの中に入れておくと組みやすいと思います。

あくまで砂井式です。


組み上げて新旧タイヤを比較。

当然太さが違いますが、トレッドパターンも特徴的ですね。

ビッグアップルはセンタートレッドが連続していないパターンです。

一般的にタイヤ中央のトレッドは繋がっていた方が抵抗が少ないハズ。

コレがどの位走りの軽さに影響があるかも気になります。


タイヤが太いのでVブレーキのアームを開放してもハマりません。

タイヤの空気を抜かないとダメですね。


バランス取り

一度タイヤを外したらホイールバランスを取り直ります。

タイヤ径が小さいミニベロの方が回転数が高いのでホイールバランスの影響が大きいです。

自転車のホイールバランス取ってます?


鉛のシールは硬いので手で貼るとスキマが出来てしまいます。

ミニハンマーで軽くコンコンやると密着しますよ。


タイヤロック

折り畳み時にフロントタイヤをロックするボルトの位置を調整します。

タイヤが太くなった分、ボルトを短くするんですね。


ボルトを固定しているナットを緩めてボルトを締め込み、突き出し量を短くします。

それでも調整幅が足りない時は短いボルトに交換しなくてはイケません。


今回はいっぱいまで締めたら丁度良いくらいでした。

ギリギリです。


折り畳みも特に問題なし。


タイヤが太くなったせいか、フロントタイヤの横方向の張り出しが多くなった気がします。

でもBD-1は元々そんなにコンパクトにならないし、そもそも畳む事が少ないので気にしない。


さて、試走して最終チェックです。

タイヤは太くなりましたが見た目に大きな違和感はありません。


リアの収まりも悪くないですね。


フェンダーも問題無し。

純正のマッドガードでは2.0幅のタイヤを装着する事は出来ません。

ソレを見越してのフェンダー交換だったんですよ ( ´∀` )

折り畳み自転車のBD-1には伸縮式フェンダーが良く似合う


ちなみにサイクルトレーラーのTravoyもビッグアップルなのでお揃いですよ~ ( ´∀` )


ちょっとした問題発生

タイヤ幅が太くなった分、直径も大きくなっています。

相対的にスタンドが短くなってバランスが危うい (;´・ω・)

交換しないとヤバイか?

近所を軽く走った位では何も分かりませんが、異常や違和感は特に無し。


全体のバランスも悪くない、ってか乗ってる本人でもないと全然分かりませんね。

 

長くなったので今回はここまで。

BD-1のタイヤをビッグアップルに交換(スタンド交換編)

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