ユニフレームの真実を暴く!?
今回のネタはアウトドアの友、ガスランタンです。
ランタンとかバーナーとか火器って漢ゴコロをガッシリ鷲掴みしますよね?
今回の生贄はネットの口コミでも評判の悪いユニフレームのガスランタンUL-X(赤いヤツ)です。
アルミボディで加工精度も良くしかもカッコイイ。
カンペキ超人かよ!
でもなんかスペックよりぜんぜん暗いって聞きます。
個人的にはユニフレーム好きなんですがね、地元だし。
それで用意したのが照度計。
曖昧な人間の主観に頼らず無慈悲な数値化でバッサリやれます!
コレだけの為にAma〇onで購入。
職場の後輩に
「えっ?その為だけに買ったんスか?アホっスか?」
ってバカにされました (;´・ω・)
知人から借りたUL-X(中央シルバー)と、ライバルで評判のいいSOTOのST-233(右)を使って色々試してみます。
モチロン計測条件は揃えてありますよ。
室温20℃ 湿度43% 距離30cm クリアホヤ 100円ガス
(スマホは横にしてね)
UL-X リフレクター無し |
UL-X リフレクター有り |
ST-233 リフレクター有り |
|
照度(lux) | 320 lux | 640 lux | 840 lux |
30分後 | 変化なし | 変化なし | 700 lux |
60分後 | 変化なし | 変化なし | 変化なし |
ガス缶結露 | 無し | 無し | 無し |
音(主観) | 普通 | 普通 | UL-Xより煩い |
燃費(メーカー値) | 5時間 | 5時間 | 3.5時間 |
イロイロすっ飛ばしていきなり結果表示。
UL-XのリフレクターはST-233のモノを転用しています。
ガスは同じ100円ガス。
プレミアムガスとかCB缶の利点(価格の安さ)の無いガスは却下。
全て新品のマントルで計測してます。
この計測結果だと明るさの違いは単純に燃費の差だと思いますね。
(メーカー公称値とは違いますが)
燃焼音もSOTOの方が大きくてガスを沢山使っている印象。
この結果ならそんなに大差無いし、単に燃費とのトレードオフでは?
いや、ありましたよ、問題 (;´・ω・)
なんかUL-Xって暫く使ってるとマントルが黒ずんできて、関連性は不明ですがそのせいか照度が激減する事があるんですよね。
写真が無いのが残念ですが、ボー!って大きな燃焼音がすると思ったら、マントルがオレンジの光でダルマストーブ級の暗さになったりします。
それも一回や二回ではないのですよ?
しかも一度そうなるとマントルを交換しないと戻りません。
もしかして本体ではなくマントルに問題が?
禁断のマントル交換(モチロン保障外)
ホヤ、リフレクター無し、距離15cm(さっきより近い)
今度はマントルごとの計測です。
中央シルバーのUL-XをSOTOのマントルに交換。
UL-X 純正マントル |
UL-X SOTOマントル |
ST-233 SOTOマントル |
|
照度(lux) | 480 lux | 840 lux | 1120 lux |
ユニフレーム純正マントルはゴミなんですか?
ちょっとサイズ小さいけど今度からSOTOのマントル使おう(自己責任でね)
結局ユニフレーム純正マントルが原因ってことで。
って、(。´・ω・)アレ?
SOTOのマントルも黒くなってきたんですケド。
なにコレ呪いなの? (゚Д゚;)
(2017.8.5追記)
「プレミアムガスだと黒くならず問題ないかも」との未確認情報も貰いました。
コレが事実だとしても、”高価なプレミアムガスでしか正常に使えない”というのは(メーカー保障外ですが)、この商品を購入した理由である”安価なカセットガスを使える”と言う前提から外れてしまうので個人的に却下です (;´・ω・)
結論としてはSOTOのST-233スゲー!って事で。
欠点は少し燃焼音が大きい事とガス量の微調整が出来ない程度かな?
後は価格も安いし性能も良い。
でもね、 (;´・ω・)
デザインはね、なんだ、イマイチ。
本体は樹脂製で安っぽいし無駄にデカイのが残念。
逆にUL-Xは格好だけって事か。
ランタンやバーナーは性能重視なんでSOTO製で揃えるかな。
(2017.7.3追記)
UL-Xはオクでドナドナ~ ( ´∀` )
更にST-233を追加購入してやりました。
無意味にランタン点けてマッタリ。
夏場とか室内で一杯やる時雰囲気イイです。
換気しないと天に召されるケドね。
おまけ
ウチのリビングには常夜灯としてアダプタ接続の「コールマンLEDノスタルジアランタン」が鎮座してます。
明るさ調整出来て雰囲気もイイですよ~。
燃費悪くてバッテリーじゃ運用する気ないですが、インテリアライトとしては優秀。
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