ダブルシートでゆったりポジション?

そんな単純な話ではありません

以前から思っていました。

身長180cmを優に超える砂井さんのワガママボディーには、リトルカブのシートは小さい&位置が前過ぎだという事を。

リトルカブA-C50はスーパーカブよりシートが小さいらしいんですよ。

クッション性より大きさに問題があるんです。


スーパーカブでも寸法がキツいのに、お年寄りや女性を想定しているリトルカブではさらにキツいポジションになります。

なので図体のデカさだけはワールドサイズな砂井さんだとサーカスの熊状態で恥ずかしい(*ノωノ)のはもちろん、実際キツいポジションなんですよね。

なので可能な限りおケツを後ろに引いて乗るんですが、シート後端の縫い目がおケツに食い込んで地味に痛い。

純正シートは座面がRを描いていて後端が上がったデザインなのもおケツには痛恨の一撃です。

痔になるわ (;´・ω・)


解決法の模索

ポジションの悩みを解決するのは実は簡単。

ダブルシートに交換すれば良いワケです。

コレはカブ先輩から2,000円で譲ってもらった中華製ダブルシート。

当然2人乗りの為ではなく、後ろにズレて座る為に導入です。

実は”とある事情”により後々加工する必要があるんですが、とりあえず最初はお試しで交換だけしてみますよ。


シート裏側。

シート後端には固定用のフックがあります。

純正はシート後端に付いた吸盤で固定しますがコイツは機械的に固定するんですね。


フックはイイ感じで錆てます。


リアキャリアと交換になるシート固定用金具はコレまたイイ感じでサビサビ。

錆の感じといいメッキの剥げ方といい、標準的な中華品質です。

スチールって素材は品質の違いが如実に表れますよね。


この金具は最終的には使用しない予定ですが、軽くサビだけ落としておきます。

まぁ何ですか、メカニックの嗜みってヤツですよ。


ジャリジャリ錆は大体落としました。

サビ止めにクリアを吹いておきます。

一時的な使用なのでテキトーですね。


交換

まずリアキャリアを外します。

前方はリアショックと共締めされた14mmナット、後ろは12mmのボルトナットで固定されています。


外したキャリアと交換する形で固定用金具を装着。

ちょっとネジ穴がズレてるトコも微笑ましい中華クオリティー。

気にせずゴリっと合わせちゃう砂井クオリティーも同レベルです。


続いてシートの交換。

シートは前方の蝶番で固定されています。

ボルトナット間にはゴムブッシュが挟んであるので忘れないように。


シート交換は簡単ですね。

でも構造的に横方向のガタが多いので左右の大きなズレに注意です。

当然リアキャリアと排他利用になってしまうのが唯一にして最大の欠点ですか?


交換後の様子。

カブをダブルシートにするとチャラさが増すイメージだったんですが、比較的地味なデザインのこのシートだとチャラくない?


純正シートを重ねてみる。

面積は2倍以上になっています。


さっそく跨ってみます。

座面が広くて平らなのでおケツを引いて座っても違和感無し。

体格に合った位置にしただけで予想以上にゆったり快適。

今まで20分も乗っていたらおケツから苦情が来ていたんですが、全然痛は無くて想像以上に快適です。

着座位置を横から確認すると純正よりざっくり半ケツ分後ろに下がったくらの位置でした。


数日通勤で使ってみてもマジで超絶快適です。

でも丁度ベルトの位置におケツが乗るのでちょっと気になります。


ベルトはネジで固定されているだけなので外しちゃいました。

コレで快適度MAXです~ ( ´∀` )

 

・・・(* ̄- ̄)・・・

 

シート問題はコレで解決?

いや、「彼方立てれば此方が立たぬ」的理論全開なので、このままダブルシートってワケにはイカンのです。

 

続く。

キャリアとダブルシートの快適性を両立させる

コメント欄

コメントする

あなたのメールアドレスが公開される事はありません。 頂いたコメントは砂井さんの認証後に公開されます。 ※マークは必須項目です。


*