リトルカブにフォグライトを追加

補助ライトとして導入しました

カブに限った事ではありませんが原付バイクのヘッドライトは暗く、夜間走行するのは心眼を鍛えなければ生き残れないと言われる程です(嘘)

小排気量なので大きな発電機を回す余裕が無く、そんなにコストも掛けられないからだと思います。

なので砂井さんの愛車リトルカブA-C50はスフィア製のLEDライトに交換しています。


交換後はその圧倒的な光量にウルトラ満足。

コレほど投資に対する効果が高いカスタムも珍しい。

暗いライト類をLED化(ヘッドライト編)


でもですね、

激安の中華製とかは論外ですが、国内製でもLEDライトはハロゲン球より寿命が短い傾向があります。

バルブ自体はハロゲン球より長寿命なんですが、激しい振動に晒されるバイクでは基盤部の故障で点灯しなくなる事が多いのです。

自動車用なら砂井さんハイエースも10年以上使用出来ていますが、バイクだと結構短くなるようですね。

・・・(* ̄- ̄)・・・

真っ暗な通勤経路で突然ライトが消えたら〇汁ブシャー!!ってアレな感じの勢いで失禁する自信があります。


信頼性向上のため冗長性確保

大袈裟かもしれませんがメインの使い方が通勤なので使用頻度と安全性の観点から早く対策したいと思っていました。

ソコで砂井さんが考えたのは予備ライトの追加。

色々調べて決定したのはフォグライトを増設するという選択です。

んで思い立った翌日届いたのがこの中華製フォグライトなのですよ。


イエローの狭角タイプですがフォグなのでカットライン等の対向車に対する配慮はありません。

10W×2で明るさは十分。

3,000円程度の安価な中華製を選んだのは、コイツはあくまでもヘッドライトが故障した時の予備ライトだから。

石川は太平洋側地域によくある濃霧も無いし、普段点灯する事は無いのでお値段重視の選択です。


アルミ鋳造っぽい本体にはバリバリなバリがありますね。

でも今回の工作には全く問題無いのガン無視の方向で。


通販する際、狭角イエローの選択ではスイッチ付きしか無かったんですが、コレがまぁ結構なチープさです。


恐らく「防水ナニソレ?」状態は間違いなさそうな構造です。

でも今回はこのスイッチを使う予定は無いので問題無し。


ライト本体も防水を謳っていますが「曇った」という口コミも少なくない。

残念ながらコーキング材は無かったのでパッキンにシリコングリスを塗り込む御守り程度の処理をしておきました。


取付け作業

取付けはいつものニャンコ大先生ファクトリーで行いました。

砂井さんが苦手な電気工作もサクサクやって貰えます。


まずはバッテリーに直結させてライト本体の点灯を確認。

動作確認は基本ですが、相手が中華製なら特に重要度が高い必須の行為でしょう。

無事に両方点灯して一安心です。


さて、肝心の電源はどこから取るか?

セルのラインに割り込ませたらフォグランプを点けるたびにセルが回っちゃったのはヒミツです。

リレーまで配線を引くのも面倒だしな~


ニャンコ大先生は回路図を書いて繋ぐ配線を確認中。

単純なモノでも1個1個確認する行為が作業ミスを防ぎます。

その割によくミスするのはニャンコ大先生の頭が既に壊れているからです。


ニャンコ大先生が配線で唸っているその間にフォグライト本体の取付けを行います。

近所のホームセンターで金属ステーを購入して前カゴの取付け部裏に共締め。


追加したステーにフォグランプ本体を逆さに取付けました。

カットライン等も無い単純なスポット配光なので逆さでも問題無いハズ。


思い付きで取付けた割に収まりは良い感じです。


配線が決まったようです。

やはりインパネ球の⊕に割り込ませる事になりました。

容量とか知りませんが、このリトルカブは全てのランプ類がLED化され省電力化しているので多分大丈夫。

タブンね (;´・ω・)

リトルカブのウインカーをLED化


狭いので一度前カゴごと外して再配線。

2個のLEDフォグライトを並列接続するY字コネクターを作成しました。


古いカブでは伝統的とも言える右グリップに配置されたウインカースイッチですが、このリトルカブはモンキー用パーツを使い左グリップに移設しています。

特にカブに拘りとか無い砂井さん的には、カブ信者さんみたいに右ウインカーを肯定する要素を持ち合わせていないので当然の話ですな。

気になるリトルカブのウインカースイッチを左に移設しました


移設の際に不要になった純正ウインカーの配線ですが、実は今回のライト追加を予期していたのでそのまま残してありました。

なのでフォグライトのON/OFF操作は純正ウインカーのスイッチで行います。


新規に作られたY字配線とコネクターはフレーム本体のエンブレムカバーの内側へ。


ステアリング操作で動いた際、擦れて皮膜が破れたりしないようにビニールテープで固定&保護しました。


完成した雄姿

まるで純正品のような、自身の存在を過度に主張しないエレガントな配置。

カスカム感は無く実用品的な佇まいがカブのデザインに溶け込んでいます。


非常時にはヘッドライト替わりに使える程の光量ですが、ハイビームと同様に対向車に対する配慮が必要です。

ちなみに発電機に直結されているヘッドライトと違い、このフォグライトはACC電源に配線しているのでバッテリーだけで点灯出来ます。

バッテリー上がりに注意?


ヘッドライトのみの状態から、


ウインカースイッチをR(上)に操作するとフォグランプが点灯するように配線しています。

コレは左グリップのハイビームと同じ操作にして誤操作を無くす配慮から。

逆に同系車種のカブ乗りさんに運転させたら100%操作を間違えちゃう仕様 ( ´∀` )


動画

スイッチ操作と点灯を確認出来ます。

ウインカースイッチをR(上)で点灯。
OFF(中央)とL(下)では消灯するようになっています。


夜間にテストするとハイビームを追加したような配光です。

黄色いケド強烈です。

もっと左右に振った方が明るい範囲が広がりますが、あくまでヘッドライトの代替なので正面をメインに照射するようにしています。


ハイビーム&フォグ点灯を正面から見る。

対向車ドライバーの網膜を焼く勢いは既に光学兵器一歩手前と言えるでしょう。


いやー、コレで真っ暗な道でも安心して通勤出来ますよ。

思ったより配線に手間取りましたが費用対効果が高いカスタムでした。

日中は点灯しても見えないので誤操作には注意が必要でが、小心者慎重な砂井さんは発進前にハイビームOFFを確認するクセがあるので大丈夫でしょう。

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