サビを落としたらコーティングです
前回花咲かGでウルトラ綺麗になったリトルカブの燃料タンクさん。
思ってたより4倍くらいキレイでした。
今回はコーティングをして錆から守ります。
せっかくキレイになったので、今度はソレを維持したいワケですよ。
コーティング剤は非常に強力な効果を発揮するみたいですが、その分失敗すると絶望的に修正が困難になるらしい。
成功の秘訣は完全な脱脂なので燃料用アルコールをブチ込んでフリフリ。
ジャバジャバ振って~、気化熱であー冷たい (;´・ω・)
しばれるね~。
今はもう石油ファンヒーターが稼働する季節。
燃やしまくってグレタさんとは全面対決姿勢です。
お陰で直ぐに乾きますよ。
エアコンは湿度が下がるので嫌いなんですが、最近の燃料価格の高騰はヤバイよね~ (;´・ω・)
コーティング剤はワコーズで
あ、写真撮るの忘れた。
タンクのコーティング剤は評判のよいワコーズのタンクライナー。
2液式で施工をミスらなければタンクは2度とサビないってくらい強力らしい。
施工をミスらなければ、ね (;´・ω・)
写真の主剤は缶の底に沈殿するのでよくかき混ぜます。
矢印みたいなダマが無くなるまでですよ。
エポキシ系らしいですが、思ったよりシャバシャバで粘度は低い。
まぁドロドロだと困りますがね。
タンクが5リットルなら主剤80ml+硬化剤20ml。
混合比は4:1です。
カブのタンクは4リットルなのでこのままイってみます。
足りないと困るしね。
主剤は溶剤みたいな臭いでしたが、硬化剤はエポキシっぽいイヤな臭いで安心します ( ´∀` )
寒いので室内でやってますがヒーターと窓は全開ですよ。
気泡が入らないように優しくマゼマゼ~。
2液式は正確な混合比としっかり混ぜるのが大事。
脱脂&乾燥&メクラしたタンクにタンクライナーを入れます。
零さないように注意。
んでメクラして~
万が一零れるのヤバイので念のため外でタンクを回します。
内部のコーティング剤がまんべんなくタンク内に行きわたるように、ぐるぐる色んな角度で回します。
いつもより多めに回っております。
十分回したらメクラを外して~
開口部周囲のコーティング剤を拭き取ります。
拭き取り忘れてコーティング剤が硬化すると後が大変 (;´・ω・)
給油口、燃料計、ガソリン配管の開口部全てですよ。
特にガソリン配管は細いしメクラを外し忘れるとコーティング剤で埋まります。
タンクライナーに付属していた注射器で余分なコーティング剤を抜き取ります。
少ないタンク内部の隅々まで濡れないので、多めに入れて後で抜くワケですね。
後は硬化するまで待ちます。
温めると化学反応が早く進むので加熱。
80℃なら30分で硬化するらしい。
しかし100℃以上の高温にすると、コーティング剤が膨らんで剥離しちゃうので温度に注意。
ヒーターの前なら60℃前後だったのでこまま放置します。
2時間後
昼飯&買い物から帰るのバッチリ硬化していました。
確認は割り箸でツンツンします。
カッチカチやぞ!
2回目
タンクライナーの説明書には「2回やれや!」って書いてあるので素直に従います。
・・・(* ̄- ̄)・・・
1回で十分じゃないの?とか少ししか思ってません。
流し込んで~
メクラしてぐるぐるして~
開口部の余分をフキフキして~
加熱で乾燥 (* ̄- ̄)
2時間後
3日間かけて施工した燃料タンクさんの雄姿。
その溢れ出る気品が隠しきれないですね。
内部のコーティングもカンペキ、だと思う。
こればかりは使ってみないと判りませんが、多分大丈夫じゃね?
ミラーを使ってタンク上部も観察。
気泡や塗り残し的な部分はありません。
組み立て
まずは燃料計とキャップを付けます。
多分シールはまだ効いてる感じ。
燃料配管はタンクの「R」表示がある方に線が付いてるホースを接続。
RはReserve(リザーブ)の略で予備燃料の事です。
燃料タンクを戻しますが、ホースが結構面倒ですね (;´・ω・)
隙間からムギューって通すんですが、結構ギューギューで余裕が無い。
なんとか引っ張り出せました。
ホースを保護する黒いチューブも忘れずに。
ホースを接続する燃料コックにも「R」と「O」の文字があるので、繋げるホースは間違えないハズ。
線の入っているホースがRですよ。
発電機用&もしもの備えとして備蓄しているガソリン携行缶から給油。
携行缶があると整備時にも便利ですね。
大丈夫だとは思いますが燃料漏れもチェック。
試運転も問題なし。
問題があるとしたらどんどん気温が下がって冬に向かってまっしぐらな事くらいですね。
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