燃料タンクのサビ落とし

実は気になっていたトコロ

リトルカブを購入してから幾日か。

乗る機会はそんなに多くはないものの絶好調な感じで余は満足中。

この日もスプレー式コーティング剤をブシャー!しながら色々チェックしてました。

車体はホンの僅かな錆がある程度で非常にキレイな状態です。

今後も維持したいですよね。


しかし見つけましたよ。

いや、購入当初から分かってはいたんですが、直ぐには対応出来なかったので得意の見えないフリをしてただけ。

燃料タンクの内部は結構キテマスきてます。

タンクのキャップもキモイ感じに腐食してまんがな (;´・ω・)


内部を覗くと全体的に錆がありました。

錆の程度は思ったより薄く、軽度だったのでこのまま放置するのも選択肢の一つですが、少なくとも精神衛生上は大変ヨロシクありませぬ。

対処の仕方はネットで調べたし、今回は早めに処理して長持ちさせようと思います。

せっかく驚異的なキレイさの旧車ですからね。


タンクの洗浄

ココで登場したのはバイク趣味のニャンコ大先生。

このブログでは数回登場していますが、ニャンコ大先生はその名の通り猫好きでなんと7匹も飼ってやがります。

車の中はネコの毛だらけなので猫アレルギーの人が乗ったら一撃であの世に旅立つ事でしょう。

なので猫アレルギーの人は近寄ってはいけない危険人物です。

識別と周知の為オデコに危険人物って刺青を入れて欲しい。


以前カブも所有していたと言うニャンコ大先生、テキパキ分解していきます。

でもちょっと不安が残るのはそのイカれた人格のせいなのか。

まずはキャリアとシートを外して燃料タンクとコンニチワ。


燃料コックのトコから配管を外しますよ。

後で気が付いたんですが、燃料ホースがノーマルとリザーブで逆に付いていました。

でも切替操作は正常だったのでタンクからの配管ごと逆だったみたい。


ホースを外すとガソリンが出てくるので受け皿とか用意しておきます。

タンク内の燃料は予めポンプで抜いていますが、抜き切れない残燃料はココで排出。

当然咥えタバコで作業するともれなく爆発するので注意。

まさかそんなヤツは居ないだろ?と思うでしょうが、ドコにでも予想の遥か斜め上を行く残念な人は居るもんです。

灯油はともかくガソリンはガチでヤバイ。

寒い時期なので静電気にも注意が必要です。


あ、燃料計を外して無かった。

ネジめっちゃ固い (;´・ω・)

ドライバーは回す力より押す力を強くしないとナメますので注意。

そりゃもうべろんべろんにナメられます。

精密ネジ以外の世の中のネジは全部ボルトかアレン(6角)に変更して、今後⊕と⊖ネジを使ったヤツは全員死刑、と言うルールを国際標準化する必要があります。

それくらい⊕ネジには憎しみにも似た感情を持っている砂井さんです。

今まで何本ナメたと思ってんねんコンチクショー。


アホな事言ってないで作業は続きますよ。

燃料計を抜くとその恐るべき構造が明らかになります。

ハイパーなアナログかつ超絶級に原始的なこの構造なら、バイクを揺らすと残量表示も揺れるのも納得。

小型発電機と同レベルの構造が微笑ましい ( ´∀` )

コレはEMP攻撃にも対応可能にした構造なんだと見た。


ガソリンと燃料計が抜けたらタンクもすっぽーんと抜きます。

もちろん同時に燃料ホースもすっぽーんしておきますよ。


タンク単体になったら中性洗剤とお湯をブチ込んで洗浄。

ジャバジャバジャバ

・・・(* ̄- ̄)・・・

熱いんじゃ(#゚Д゚)ゴルァ!!

思わず庭に放り投げたわ!

ガチ熱湯じゃねーか!

自分で用意したんだケドな!


サビ取りの本命

燃料タンクのサビ取りって言ったらコレでしょう!ってくらい本命らしい花咲かG

ふざけたネーミングですが当然使った事はありません。

でも今はネットで調べられるし便利な世の中よのう。

この花咲かGは希釈して使用しますが、写真のように原液をブチ込んではダメ。

予めバケツ等で希釈液を作ってからタンクに入れます。

えぇ、当然後から知りましたが、
何か?(;´・ω・)


ぬるま湯を入れて後から棒でかき混ぜました。

繰り返しますが予め希釈液を作っておきましょう。

んで溢れるギリちょんまで入れます。


翌日

説明通り蒸発して少し減りますね。

またギリまで継ぎ足しておくのが重要。

希釈液でタンク内を満たしておかないと上面とかキレイになりません。

多分もう大丈夫だと思いますが、仕事で作業出来ないしもう一日放置しときます。

1週間以上放置してはイケナイらしい。


洗浄完了

は?(;´・ω・)

何コレ?
こんなキレイに落ちるの?

CG加工だと疑われる程キレイになっています。

花咲かG、変な名前だけどマジスゲー。


超絶キレイになったタンク内部。

予想の34倍は綺麗です。

ところで砂井さんはバイクはド素人なので初めて知りましたが、リザーブ(予備燃料)の切り替えって予備のタンクとかが別にあるんじゃなくて、燃料取り出し口の長さで細工してあるのね。

ノーマルのONの方も少し長くしてあるのはタンク底のゴミを吸わないようにかな?

砂井さんは学生時代に両親から「原付バイクかパソコンかどちらかにしろ」と言われて迷いなくパソコンを選んだ漢なのでバイクは縁が無かったのですよ。

パソコンは自分でバイトして買ったのですが、今考えると理不尽な選択だなヲイ。

まぁ砂井兄がバイクキチ〇イなので仕方ない。

 

コーティングは次の記事にしよう。

燃料タンクをコーティングする

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