ランタンは燃料系こそ至高
個人的に思うランタンの魅力はガソリン>ガス>LEDです。
しかし、テント内とか火気厳禁だし子供が近くに居ると危ないし一酸化炭素中毒もヤバイ。
って理由でLEDランタンも持っています。
燃料系ランタンより圧倒的に気軽で安全に使えるのは大きなメリットですよね。
情緒がないのが欠点ですが (* ̄- ̄)
LEDランタンで一番評判が良いメーカーはジェントスですよね?
この「SOL-016B」もメインランタンクラスの輝度を持つLEDランタンとして以前購入したんです
(もうカタログ落ちしてますケドね(;´Д`))
公称スペックでは最大輝度で37時間とかなりのタフさですが、ホントに最大輝度で光ってるのは数時間ほどでだんだん輝度が下がってきます。
20時間もしたら明るさは半分ですよ (;´Д`)
LEDランタンの中ではかなり明るいとはいえ、やっぱ単一電池6本はコスパ悪い。
ソコで今回Amaz〇nで購入したのが”富田刃物”さんの「ニサクAA×3>D電池スペーサー」
単三電池を単一電池サイズにしてくれるアダプターです。
製造はチャイナですが、金物の町である新潟県燕市のメーカーですね。
・・・( ^ω^)・・・
なんで刃物屋さんがこんなの作ってんの? (;´・ω・)
単三電池→単一電池アダプターは結構種類があるんですが、コイツは最大3本の単三電池をセット可能なのです!
同じ電圧でも単一電池の方が容量が多い分、持続力もパワーもあります。
でもコイツなら単三電池を3本装填してカバー出来るかも?
並列接続なので電池1本とか2本でも使えますよ。
コレでメジャーな単三電池が使えるようになりました。
でもね、もっと経済的にいきましょう
自己責任でね ( ̄ー ̄)ニヤリ
用意したのはエネループ。
右の2本は数年前に購入した物。
いつの間にかサンヨーからパナソニックに変わってたのね。
充電池運用する事で大幅にランニングコストを下げられると思うんです。
でもアルカリ電池は1.5Vなのに対して充電池は1.2Vと電圧が低いし、容量も少ないので明るさがどれくらい違うのか調べたい。
テストの為とはいえ、新品の単一電池6本を使ってしまうのが財布に痛いね (´;ω;`)ブワッ
測定機器はいつものコイツ。
なんだかんだ言って結構使ってるな。
最初はアルカリ単一電池のノーマルで測定。
測定距離は20cmでテーブルの端からです。
最大輝度は875 luxでした。
このSOL-016Bはホヤからやや上方に向かう方向が一番明るいのでソコで計測してします。
またリフレクターに指向性があって測定する場所で数値が大きく変わってしまいますんで、センサーを固定しランタンの場所も正確に合わせています。
次にスペーサーにエネループを1本セットして実験。
重さが一気に軽くなりました。
見にくいですが409 luxです。
やはり結構落ちましたね。
半分以下です。
でも真っ暗な部屋で試してますが、読書をするのでなければ十分な明るさ。
狭いテント内なら問題ないか?
次にエネループ2本で測定します。
なんかコレ、電池の抜き差しがキツイ 。
517 luxか (* ̄- ̄)
この位なら必要にして十分な明るさです。
次は3本・・・って、手持ちのエネループがもう無い。
容量から予想しておそらく600 luxくらいかな?
表にしてみます(スマホは横にして)
電池の種類と数 | 明るさ(ルクス) |
アルカリ単一電池×6 | 875 lux |
エネループ1本(単三×6) | 409 lux |
エネループ2本(単三×12) | 517 lux |
3本では測定していませんが、したとしても単一電池には勝てない様子。
まぁ予想通りですね。
パナソニックのお客様相談室に問い合わせたと言う人のブログでは、
アルカリ電池エボルタの場合
単三電池 3000 mAh
単一電池 15000 mAhという容量だそうです。
単三のエネループは1900 mAhなんで当然勝負になりませんね。
約1/8の容量で電圧も低いですからね。
でもイイのよ
基本は燃焼系ランタンなんでLEDランタンはテント(またはスクリーンタープ)内でしか使わない予定だし、連泊もしないのでHighで数時間、Lowで一晩持てばイイのです。
今度は放置プレイ。
エネループ1本と2本で点灯時間をテストします。
バッテリーチェックしてインジケーターが赤く点滅するまでです。
結果です (スマホは横にして)
High | Mid | Eco(Low) | |
アルカリ単一 | 37時間(公称値) | 80時間(公称値) | 600時間(公称値) |
エネループ1本 | 3.8時間 | 7.5時間 | 49.1時間 |
エネループ2本 | 8.5時間 | 16.8時間 | 未計測(100時間↑?) |
実験長かった~ (;´Д`)
エネループ1本使用時のEcoモード点灯時間が十分長かったんで、エネループ2本でのEcoモードは未計測です。
十分な持続力はあると判断したのと、計測時間があまりに長そうでメンドイからです。
●電池1本でのテストでは最大輝度(High)で4時間弱と短いですね。
でもアルカリ単一電池だと公称37時間なんで、容量が1/8なら妥当な数字かな?
Midだと7.5時間と実用出来る範囲ですね。
Lowは常夜灯程度の明るさですが、連泊したとしてもバッテリー切れを意識しなくても良い点灯時間です。
各モードをアルカリ電池使用時と比べると点灯時間は約1/10前後です。
●電池2本ならHighでも8.5時間と十分な時間です。
容量は2倍ですが輝度が高いので点灯時間は1.5倍くらいかな?と思っていたんです。
そしたらまさかの2倍以上とは。
正直電気関係は苦手なので理由は分かりません。
日没後にタープ内をHighで4時間、テント内に入ってMidで1時間、Lowで常夜灯として朝まで6時間って運用なら必要十分です。
いずれのパターンもHighモードだと点灯時間の70%程で輝度もかなり下がってきます。
明るさ重視の実用範囲は点灯時間の半分位と思った方が良さそうです。
コスパ重視の運用なんでエネループ3本(トータル18本)の使用は想定してません。
もう持っている人はイイんですが新規に購入すると高いし。
1本では輝度と点灯時間と明るさに不満が出るので、やはり2本で運用するのがバランス良いかと。
余談ですがこのスペーサー、電池1~2本なら裏から指で押して簡単に取り出せるんですが、
3本入れちゃうと固くて指じゃムリ~ (;´Д`)
爪が車のボンネットみたいにパッカーンしちゃうヤツです。
マイナスドライバーか何かを突っ込まないと取れません (;´・ω・)
その際は電池を傷つけない様に注意しましょう。
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