ユニフレームのUL-Gランタンを手に入れたので当然比較してみた

UL-Gは現行モデルUL-Xの旧型です

石川の職場にはキャンパーが多い事が最近になって判明しました。

色々会話をしているウチに後輩のハッシーから「使ってないランタンあげる」って言われて貰ったのがコレ。

CB缶を使用する、ユニフレームUL-Gガスランタンです。

現行タイプにはUL-Xというモデルがあるんですが、コレはその旧モデル。

過去記事でCB缶モデルのガスランタンはSOTO ST-233こそ至高!という結論だったし、液燃ランタンの方が好きなので正直必要無いんですが、タダでくれるって言うので断る理由はありません ( ´∀` )

早速ネタにしますよ~。

UL-XとST-233の明るさ比較


円柱のケースから上に引き出すのは現行モデルと同じ、ってか基本的な構造は全く同じですね。


ホヤを外してみる。

多少ホコリを被ってますが、問題無さそう。


冷えが大敵なガスランタンには必須のブースターも標準装備。

燃焼時に発生した熱を銅板に伝えてCB缶を温める装置です。

コレが無いと夏場でもドロップダウン不可避なので助かりますね。


簡単な外部点検をして問題無さそう。

早速点火して比較しますかね。


マントルは現行UL-Xと互換性が無く、UL-G専用です。

2枚付属していたのは正直助かります。


説明を見る。

何々?大きい穴が下?

・・・(* ̄- ̄)・・・

説明写真では赤が上になっていますが、実際のマントルはどう見ても赤い方の穴が大きい。

こーゆーの困るわ~ (;´・ω・)


ちょっとネットに調べると、やはり赤が下で正解みたい。

中国製品でよく仕掛けられてるトラップですが、古いとはいえユニフレームでもコレか。

あと、スパークを飛ばすイグナイターがマントルに触れない様に気を付けましょう。


新品のCB缶を本体の底から挿入。

CB缶は当然ユニフレーム純正のワケがありません (笑)


このツメがCB缶にしっかり掛かるまで入れますよ。


この日は生憎の雨模様ですが、玄関の屋根を利用してマントルのカラ焼き

やはり風除室があったほうが便利だったなぁ。

今の家には無いんですよね。


ある程度火が回ったらガスを出したり~、


止めたり~を繰り返します。

マントルがキレイな丸になる様にね。


ぼふ~


こんな感じですかね。

ユニフレームのこのシリーズはSOTOと比較してもマントルが小さいです。


ちょっと気になったのはマントルからハミ出る火炎

コレはバルブをかなり絞らないと消えないんですが、絞ると当然暗くなります。


暫く試しましたが最大光量を得ようとすると炎が上がるのは避けられません。

コレって仕様ですか?

ガスの無駄にはなってないんですかね?


まぁイイや、いつものアレで明るさを測ってみますよ。


気温24℃ 湿度68% 距離20cm 無風

30秒程計測した平均値は580 lux前後でした。


ライバル?いえ、完全に格上です

ここで登場していただく比較対象は当然SOTO ST-233様でございます。

あっ、UL-Gさん、頭(ず)が高くね?
もっと下げてもらえますか?ず (* ̄- ̄)

構造も殆ど同じ対抗モデルですが、過去の比較結果から見るその圧倒的な性能差は、正直言って比較するのもおこがましいレベルです (笑)

写真のは白い限定モデルですが色が違うだけで性能差は無いですよ。


照度計で測らなくても体感出来る、その明るさと安定した燃焼は見なくても結果が分かってしまいますね。


上と同じ状態をカメラを絞って撮影。

やはりコッチは余分な炎なんて出ていません。


結果も圧倒的。

900 lux前後で安定していました。

スペック上はUL-GとST-233は同じ230Wの明るさですが、ユニフレームのランタンとかバーナーって色々盛ってますよね。


結果(スマホは横にして)

公称スペック 実測値 燃費(ノーマルガス)
UL-G 230W 580 lux 3.0時間
ST-233 230W 900 lux 3.5時間

公称スペック上は両者はほぼ互角ですが、実際の性能には大きな差があります。

まぁ、最初から分かっていた結果なんですケド、実際の測って数字にしないと信頼性が無いのですよ。

新型のUL-Xですらアレだし、ユニフレームの火器に期待しない事にしています。


比較を終えて

マントルの大きさはUL-Gの方が小さい。

UL-Xも同じくらいの差だった気がします。


ST-233のオレンジのホヤは好きではないですが、白いヤツも売ってるし許容。

それよりリフレクターが標準装備なのが嬉しいですね。


ガス缶を温めるブースターの導熱板はUL-Gの方が大きいんですが、実際の使用ではドロップダウンの兆候に差は無い感じです。


ユニフレームは現行のUL-Xを含めても、デザインとネーミングセンス以外でST-233に勝っているトコは皆無だと思います。

ST-233は「虫の寄りにくいランタン」なんて名前だし。

SOTOのデザインとネーミングセンスは色々残念なのが残念です (;´・ω・)


肝心のマントルは?

ST-233のマントルは数回使用した後でもキレイで、コレは最初に付けたマントルのままです。


UL-Gのマントルは小さいってか、ちょっと歪ですね。

(。´・ω・)ん?

マントルに黒い汚れが。

コレって例の呪いですかね?

UL-XとST-233の明るさ比較

まぁ、新型のUL-Xがアレなのに、旧モデルが良いワケないか。

・・・(* ̄- ̄)・・・

ジモティーで誰かに譲ろう。

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