AMDからintelへ回帰するワケは?
パソコン業界はついにintelとAMDのCPUシェアが入れ替わりましたね。
まさか巨人intelの没落を見る日が来るとは (* ̄- ̄)
最近は自作系情報も積極的に見てないんですが、intel最大の敗因はプロセスルールの微細化が遅れた事でしょうか?
AMDは7nmのRYZENでコア数モリモリの物量戦が大当たり。
マルチコア環境でintelを圧倒していますが、対抗するintelはプロセスルールを微細化出来ず、コア数を増やせないのが大きな痛手。
CPUは性能、価格、発熱全てのファクターでAMDが勝っているように見えます。
こんな状況にずーっとintel派だった砂井さんも去年RYZENにしちゃったわ。
でもAMD環境した結果、思った以上に不具合が多いのですよ。
特にドローンのFC(Flight Controller)を書き換えるとか、光学メディアを焼く作業等に致命的な問題があります。
今どき光学メディア焼いてんの?とか言われそうですが、車のナビとかタマにちょっと使うのです。
なのでこの手の作業はリビングのintel i3 9100を搭載したセカンドマシンで行っていました。
また一般的な作業でもちょっと(。´・ω・)ん?って事もあります。
単純なファイルコピーでもたまに数秒スタックする事もあるし、OS起動に失敗したりする事も数回あります。
CPU単体ではintelに利点はありませんが、PCのシステム全体としては未だにAMDはintelより安定性が劣るのだと思うんですよ。
特にI/O関係が不安定に感じますね。
システムドライバーやチップセット周りですか?
とりあえずBIOSとチップセットドライバーを最新にしてみる。
・・・(* ̄- ̄)・・・
最近のBIOS(UEFI)って容量大きいのね。
アップデートに10分以上かかりました。
でも残念ながら結果は同じ。
不具合は解消しませんでした。
このAMDマシンは丁度1年くらい前に自作したヤツ。
正直不便ですが、予算も無いしこのまま使い続ける予定でした。
しかし!
救いの神が腰痛と共に現れたのだった!
この間のギックリ腰で入院した時の保険金が入ったんですよ。
流石転んでもただでは起きない砂井さん。
代償として安楽死を熱望するくらいの地獄を見ましたがね。
やっと本題
ってなワケでintel i7 11700Kをゲットだぜ!
しかも世界的に酷評されてる最新11世代モデル (笑)
AMDよりCPUもマザーも高いわ~ (;´Д`)
でもシステム全体の安定を求めるので、売れてるASRockではなく王道のASUS製マザー。
耐久性も考慮してTUFモデルです。
砂井さんが持つASUSに対する根拠のない信頼感はもはや宗教に近いモノがあります。
昔から何枚も使った実績からくる経験も当然あるケドね。
今回の真の目的はintel製CPUではなく、intel製チップセットを使う事なのでマザーメーカーは最重要課題だったのですよ。
さっそく組みますかね。
未だに剣山(PGA)のAMDと違い、intelのLGAパッケージは細かいピンが無いので安心感が強い。
でもマザーのCPUソケットに物を落としたら同じじゃね?とか言うな (* ̄- ̄)
マザーボードにはケージで固定します。
AMD環境ではCPUクーラーを外す時にCPUが張り付いちゃうスッポン現象が心配になりますが、ケージ固定のLGAではソレは怒らないため安心。
昔聞いた「消えたシュウマイ」の話を思い出す。
おそロシア (;´・ω・)
11世代CPUの”K”が付くモデルにはCPUクーラーが付属してません。
あまりよく調べず、以前から信頼しているサイズの虎徹Ⅱを選択。
昔からサイズのクーラーは価格の割によく冷えると評判でした。
今時のクーラーは複数のソケットに対応しているので意外に複雑。
説明書を見ないと組み立てられません。
日本語表記もあるのでコレマタ安心ですね。
今では当然の光景ですが、CPUクーラーの巨大化が始まったのは悪名高いPentium 4くらいからだったかな?
ただクロック数を高くする為だけのNet Burstアーキテクチャって駄作。
マザーボードの半分以上を覆い隠す巨大なクーラーもあったな~。
アレはもうマザーボードの方がオマケみたいだったな~。
下らん回想はやめてケースを抜き出します。
マザーの準備は完了なので移植開始しますよ。
AMDの内臓をごっそり引き抜きます。
ココからM.2のSSDとかDDR4メモリーを載せ替え。
ASUSマザーのM.2 SSD固定方法がワンタッチで便利。
そんな頻繁に付け替えるモンでもないですが、こーいった小さな配慮が嬉しい。
20分くらいで移植手術は終わりました。
抜けは無いね?無いよね?無いハズだ。
パワーON!
ファンが全部回るのを確認してBIOSチェック。
砂井さんは昭和生まれの古い人なので、UEFIって名前が馴染めず未だにBIOS呼称なのはご勘弁。
ドライブの認識、不要なオンボード機能を停止して完了。
外付けSSDからのOSのインストールが速いわ~。
DVD-ROMでガチャガチャしてた時代が懐かしくも全く戻りたくはない。
8コア16スレッドはRYZEN7 3800Xと同じ構成。
ベンチマーク結果は11700Kが6%程度良いらしいですが、ハッキリ言って誤差の範囲。
でもココからが勝負なのですよ!
今まで動作不能だったドローンFCファームウェアのアップデート作業です。
マニアックな作業ですが、個人的には超重要。
USBケーブルでcomポート(シリアルポート)接続します。
果たして動くのか?(;´・ω・)
動くわ~ (;´∀`)
めっちゃフツーに動くわ~。
コレが当然なんですが、この為に〇万円をかけたので喜びも大きい。
今時光学メディアを焼くのもなんですが、ウチの環境ではまだ必要なんですよ。
当然、当たり前のように動きます。
この当たり前に動くのが大事~。
病気になって健康の重要性に気付くのは同じ感覚ですか?
ちなみにAMDシステムでは半日かかってました (;´・ω・)
必要なソフトが完全に動作したのを確認して今回の作業は完了。
インストール直後とはいえ、やはり全体的な動作速度は速く感じます。
昔、FSB133MHzのVIAのチップセットより、IntelのFSB100MHzの440BXチップセットの方が速かったみたいに、スペックだけでは一概に速い遅いを判別出来ませんね。
今回はCPUの性能云々はどーでも良かったんですよ。
intel製チップセットの実力は予想通り完璧な動作でした。
やはりPCは当たり前の事が当たり前に出来ないと困りますのでね。
でも別の問題が発生したのは内緒だ!
コメントする