いや、奥さんがね (;´・ω・)
奥さんの愛車(ダイハツキャスト)をチョイと修理するため十和田のディーラーへ行きました。
作業には小一時間ほど時間が掛かるようですが今は丁度お昼時。
ゴハン食べてこようかな?
砂「すいません、代車とかあります?」
ディーラー「マニュアルの軽トラしか無いです(汗)」
砂「あ、ソレで大丈夫ですよ ( ´∀` )」
軽トラしか無いディーラーも珍しい。
砂井さんは今ではただの変態ですが、若い頃は走り屋の変態でしたのでマニュアル車とか楽勝。
それは正にKing of 軽トラ!!
その名もダイハツ”ハイゼット”!!
HIJETと書いて「ハイゼット」と読むのはマメな。
MTなので足元にはマニュアル車特有の機構であるクラッチペダルがあります。
この運転中のクラッチ操作による左足の動作が、老化著しい脳を適度に刺激する事によって将来の痴呆防止に貢献。
シフトレバー操作は左手が埋まるので”ながら運転”を構造的に抑制する安心設計。
マニュアル車だからなのかウィンドウ開閉も当然マニュアル。
そのシンプルな設計は例え水没しても脱出可能。
もしもの災害時も超安心ですね。
また回転ハンドルはその強過ぎない適度な回転運動が血行を促進し、眠気予防にも最適な運転環境を提供。
軟弱なパワーウィンドウとは歴然の差です。
キーは正に正真正銘の「鍵」で、物理的に穴に差し込んで回さないと施錠開錠出来ません。
一見すると面倒に思えますが、持ってるのか持ってないのか分からなくなるキーレスエントリータイプと違い、直に鍵穴に差し込んで回すその達成感は精神安定にも良いと専門家からも評判。
またキーレスタイプは電波をコピーされ盗難被害に遭う事もありますが、機械式キーならそんな心配は皆無でセキュリティーも万全ですね。
もちろん集中ドアロックなんて無いので内部から助手席のロック操作を強要。
コレは”同乗者の彼女より先に乗り込んで操作しないと相手を待たせてしまう”と言う状況を強制する事によって、必然的にレディーファーストの所作を身に付けさせようとするダイハツの粋な計らいと存じます。
粋なのはダイハツですが「憎いね三菱」とは某女優談。
シートはリクライニング機能すら無いシンプル構造。
「機械に人間が合わせるんだ!」という昭和の前時代的価値観をストイックに受け継いでいます。
一見すると時代錯誤ともとれるその設計ですが、コレは軟弱な腰や精神に愛の鞭を打って鍛え上げると共に、車両の軽量化を実現し燃費を向上させる事で「ECOにまで貢献できる」というダイハツの隙の無い戦略の賜物であり、私はもう感動の余り胸の奥から熱いモノが込み上げてきそうです。
これぞ軽トラが軽トラである証明、荷台です。
鈍い光沢を放つエレガントな佇まいとワイルドな開放感を両立させた奇跡の構造物。
ラフな使用にも耐える堅牢さを備え、汚れた農機具なんかを乱暴に置いても所有者にストレスを感じさせない自然で優しい佇まい。
コレは正に人類史に残る偉大な発明でしょう。
正にカンペキな軽トラ!!!
いや、だからって (;´・ω・)
何故かウチの奥さんは大興奮してます。
奥「スゲー!!軽トラ初めて乗った!!」
奥「軽トラ最高!!!!( ´∀` )」
と記念撮影まで強要する始末 (;´・ω・)
ヲイヲイ (汗)
アンタ何してんの? (;´・ω・)
何か「記念」なんだそう。
軽トラの何が奥さんのツボにはまったのかは不明ですが、それはもう大興奮してます。
運転中も大興奮でした。
ココは逆らわない様に黙って従います。
奥「オレもコレ運転してーぞ!」
砂「ディーラーの人が”保険入ってないんで (ニッコリ)“って言ってたからダメ」
普段マニュアル車なんて乗れないのにね。
この後、南京楼のラーメン食べたら落ち着きました。
その隙に代車を返納。
元のキャストに乗り換えてギリギリの攻防の末、事無きを得たのです。
危なかったわ~ (;´・ω・)
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