リトルカブのキャブレター交換③(リトライ編)

今度こそ交換したい (;´・ω・)

前回はスロットルケーブルのインナーの長さが足りなくて一時断念したキャブレター交換。

じっくり対策も練ったし、今度こそ完遂させる所存にございます。

リトルカブのキャブレター交換(交換出来なかった編)


チョークケーブルのステー交換から

ナゼか角度が違うチョークケーブルのステー。

コイツはステーを交換すれば良いだけのはリサーチ済み。


ステーを交換するのにまたまたキャブを外します。

果たして何回取付け取外しをさせる気なのか? (;´・ω・)


キャブの吸気口にあるバタフライのネジを外します。

ネジロックでも塗ってあるのか小さいネジの割に固いのでナメらないように注意。


チョークバルブごと一度抜いて観察したら構造を理解出来ました。


バルブ自体はステーに合わせて角度が違うだけで同一のサイズと構造でした。

アウター受けのステーだけではスプリング部の角度が合わなかったのでチョークバルブ全部を交換する事にします。


スロットルケーブル加工

今回のヤマ場~。

ココでの問題はスロットルケーブル自体の長さではなく、インナーとアウターの差が足りない事。

90カブ用ケーブルを使うのも考えましたが、また細かい仕様の違いに翻弄されるのもアレだし、今回は加工して対処したいと思います。

加工はまずスロットルケーブルのアウターを覆っている皮膜をカッターで切って除去。

長さはスロットルバルブが閉鎖に必要な分で目測12mmくらい?

後で微調整するので最初は結構テキトーです (;´・ω・)


引かれるインナーケーブルとは逆にアウターケーブルは圧縮に耐える構造です。

グルグル巻かれているスチールワイヤーを丁寧に解いていきますよ。

ワイヤーは結構固くてプライヤーじゃないとムリゲー。

ケーブルの構造は自転車と同じなので経験を活かせるトコですね。


必要な長さを解いたらワイヤーを切断。

某1級整備士は「ニッパーで切れる」と言っていましたが、砂井TOOLにはコイツを切断出来る強靭なニッパーは無かったのでリューターさんにご登場頂きました。

ギューン!(`・ω・´)

インナーケーブルに傷を付けないように慎重にね。


切断したらエッジ処理して完了。

あ、インナーとアウターの間にある皮膜もカットしますよ。


1度ケーブルをスロットルバルブに通して作動試験です。

バルブがちゃんと閉鎖するのを確認しました。


よし!コレで組み上げられます。


ポート側のシールを忘れずにインマニとキャブを取付け。


今回の諸悪の根源、スロットルバルブも無事に戻します。


でもスロットルケーブルの巻き取り比率が違うのか、スロットル全開に必要なグリップの操作量が増えてしまいました。

一度持ち直さないと全開に出来ません。

目印に割り箸を貼り付けてざっくり目測100°くらいですか?

あとでハイスロ入れるか (;´・ω・)


ホーンのステーを取り付けます。

ステーに付いているクランプにエアーベントチューブを通しますよ。


燃料コックは純正を流用するのでそのまま取り付け。

ガソリン漏れのチェックもOK。


最後にチョークケーブルを付ければ終了?


いや、エアクリーナーのチューブクランプを締め忘れてた。

以前ここを締めないまま走行した事があります。


始動試験

ブルン、ブルブルブル~。

キック1発始動で調子良いね!( ´∀` )


一時的にアイドル回転を上げてエアスクリューを調整。

1.5回転戻しでバッチリです。


試走

近くを試走するとアイドル、スロー、中速は良いんですが、スロットルを全開にすると全然ダメダメ (;´・ω・)

ボボボーボ・ボーボボとモタついて回転が上がりません。

スロットル開度を1/2程度まで戻すとまた快調になります。

・・・(* ̄- ̄)・・・

コレはメインジェットが濃いと判断。


もう1度バラしてMJを85→80に下げてみる。

・・・(* ̄- ̄)・・・

ナゼか変化なし (;´・ω・)


更にバラしてMJを80→75に下げてみる。

3度目の正直か?
2度ある事は3度あるのか?

・・・(* ̄- ̄)・・・

やっぱり変化なし、ってか悪化した?

(-ω-;)ウーン
何か変じゃね? (;´・ω・)

また続く。

リトルカブのキャブレター交換④(今度こそ編)

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