原付はタイヤの空気圧管理が大切らしい

カブってタイヤの空気が抜けやすい

ロードバイク等のスポーツバイクはタイヤの空気が抜けやすい。

そりゃもう抜けまくりです。

通勤用のミニベロでは週に1回、ロードバイクなら乗る都度毎回タイヤの空気を入れるくらいです。

なのでフロアポンプでタイヤの空気を入れるのは習慣にすらなっているんですが、何やらカブ系もタイヤの空気が抜けやすいと聞きました。

車ならタイヤ交換時に入れるので半年に1度程度、他のバイクは知りませんがカブでは最低でも1月毎には入れた方が良いそうですよ。


なので早速入れてみる。

写真のコレは自転車用フロアポンプですが、ロードバイク等に使用されている仏式、1部のMTBや車でメジャーな米式の両対応したポンプです。

「自転車用で大丈夫なの?」と思われる人も居るかと思いますが、ロードバイクは7kgf/cm^2とか入るし、実は車より超高圧なので大丈夫です。


じゃ早速ブチ込みますね~って、アレ?

14インチと小径なのとドラムブレーキが入ったデカいハブが邪魔でポンプヘッドをロック出来ません (;´・ω・)

どうしよう?


予め用意してありますよ

今回は一番安価な解決方法をとります。

バルブの方向を変えるアダプタ~ ( ´∀` )

3種類の角度付きセットで600円くらい。


エアバルブを延長するスタイルで取り付けます。


付け外しの際、エアが漏れて使えない!ってコメントを見ましたが、延長アダプタ内部に虫も入ってるし全然普通に使えます。

一瞬プシュっていって僅かに漏れるだけですよ。


さーて、今度こそ新鮮なエアを注入しますよ~。

この手のポンプって最初の初動が重いんですよね。

ふんぬー (#゚Д゚)ゴルァ!!

・・・(* ̄- ̄)・・・

1ピコグラムも入らなんですけど?(;´・ω・)


確認の為にタイヤから外し、アダプターだけでもう一度。

ふんぬー (#゚Д゚)ゴルァ!!

・・・(* ̄- ̄)・・・

空気は1ミクロンも出てこない。


どうやらポンプヘッド内のピンが、アダプタ内のムシ(エアバルブ)を押せてないようです。

もちろんヘッドがバルブにちゃんと奥までブチ込まれているのは確認済み。

実はこの手のトラブルは初めてではありません。

同じヘッド穴で仏式、米式を兼用するタイプのヘッドは米式が入れにくい事は数回経験済みなのですよ。

しかも米式の太いバルブをブチ込まれた後は、ヘッド穴のゴムがガバガバになって細い仏式バルブを繋いでもスカスカ。

当然その後は盛大にエアが漏れ漏れになってしまいます。

なので頻繁に兼用するなら接続口が分かれているデュアルタイプのヘッドがおススメですよ。

まぁ安く済まそうとしてヤラれましたね、こりゃ。


数日後

文明の利器様のご到着。

マキタの電動ポンプMP180DZ様でゴザイマス。

マキタの電動工具は数種類持っているのでバッテリーや充電器は共用可能。
初期投資は高額ですが一度揃えたらそんなに高くありません。


18V 6.0Ahのバッテリーで駆動される贅沢な空気入れです。

でもマキタ純正バッテリーは高価なので中華製のパチモンで妥協。

有名な中国の国技「チャイナボカン」は回避したい。


仏式、米式、英式の他、各種アダプタを搭載していますが基本となるのは米式

コレの使用用途は車とバイクなので好都合です。


本体には各種アダプターを内蔵。

ボールや浮き輪、アウトドア用品等の空気が入れられます。

更に手元を照らすLEDライトも装備しているので迷える子羊でも安心ですね。


やっと空気圧補給が出来る

リトルカブのタイヤ圧は
フロント 175 kPa (1.75 kgf/cm^2)
リア        200 kPa (2.00 kgf/cm^2)
となっています。

MP180DZは空気圧のメモリー機能とか無いので毎回ピッピッピと数値を合わせるのがチョイ面倒。

大した手間ではありませんが。

単位はPSI、bar、kPaの3種類。

砂井さんは自転車はpsi、車はkPaで統一しています。


ヘッドをロックするアームは一般的な自転車用ポンプとは逆で、伸ばした状態から倒して固定される方式。

そのおかげで元々小さいヘッドですが、リトルカブの狭いホイール内でロックしても邪魔にならないのは好都合。


早速エア補給

200 kPaにセットしてリアタイヤに繋ぐと現在の空気圧が表示され、115 kPaとなっていました。

結構減ってたね (;´・ω・)

自転車と違ってバイクは体感では判りにくい。

んじゃ入れますよ~。

スイッチON!( ´∀` )

ブロロロロロロロロロロ!!

深夜の住宅街に想像してた3倍くらいヤバい盛大な音が鳴り響きました。

まぁ控え目に言って超うるせー (;´・ω・)

ハーレーのアイドリングより煩いわ~。

フローリングで作動させたら床に共振してご家族から、夜の屋外で作動させたら3軒隣のご近所さんから苦情が来るのは避けられないレベルの騒音です。

ちょっと誇張して言いましたが早朝や夜間に作業するのは控えた方が無難ではないかと。

コンクリやアスファルトの上じゃないならポンプ本体を持ったまま作動させた方が音が(僅かに)小さくなる感じ、がする気がする (;´・ω・)

設定した通期圧に達すると自動停止します。


このMP180DZさん、最大空気圧は830 kPa(120psi)と結構高圧まで対応しています。

ロードバイクにはギリ使えるか?

まぁロードバイクは通常のフロアポンプで入れますケドね。

タイヤの他にもボールや浮き輪等、空気を入れるモノなら何でも来い状態のポンプです。

車のタイヤ交換の時期になるとGSに行列が出来るのが雪国の風物詩ですが、そんな時でも悠々と自分だけ空気圧を入れられるのでドヤ顔できますね。

キャンプ何かで使うエアマットとかにも使えるので、用途があれば持っていて損はしないブツでございました。


(2022.3.19追記)

自動車(ハイエース)のタイヤ交換時に使ってみました。

思ったより時間がかかるものの充填はもちろん可能。


タイヤ1本につき1分以上は掛かりますか?

たった1分か?と思われる方も居るでしょうが、この爆音を1分間鳴らし続けるとキョロキョロ周囲が気になり挙動不審になりますよ。

時間が掛かるのはポンプ圧等の問題ではなく、吐出量が少ないからだと思います。

小型の電動ポンプでも最大空気圧の830 kPaを得る為に、単位時間当たりの吐出量が低い高圧タイプを使用しているからだと推測。

なので例え低圧でも容量の大きなタイヤでは更に時間が掛かり、高圧でも軽自動車のタイヤ程度なら直ぐに入ります。

キャンプとかで使うデカいエアマットとかだと絶望的じゃね?(汗)

しかしタイヤ交換したらGSまで自走してエア補給の順番待ちをするよりは遥かに快適なのは間違いありません。

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