ポルタス・リブラ・ネオの連結部分をプチ改良

ポルタスのチャイルドトレーラーです

ライバル製品と比較すると廉価ながらよく作り込まれていると思うポルタスのチャイルドトレーラーリブラ・ネオ。

とりあえず走行出来るまでになりましたがちょっとだけ気になる点が。

手持ちの自転車とポルタスを連結してみる


自転車とトレーラーを連結するヒッチ部分なんですが、万が一の事態に備えたセーフティリードが付属しています。


しかしですね

セーフティリードの取り回しが取説通りだとリアホイールのハブに盛大に巻き込むんですよね (;´・ω・)

しかもBD-1はチェーンステーとシートステーが一体化している構造。
リードを引っ掛けるフレームが1本だけの状態なので取り回しの変更も難しい。

取説の写真もBD-1だと思われますが、マジこのリードの取り回しでイイんですか?

取説には「カップリングが外れた場合に安全を保つため安全テープをフレームに巻き付ける必要があります」と書いてあるものの、肝心の巻き方が書いてない (;´・ω・)

今回はコイツを解決したいと思います。


近所のホムセンへ突撃

ステンレス製の何かソレっぽいDリングを購入して来ました。

設計は全て砂井さんの脳内で行われているので一般常識は通用しません。

ホントはネジ留め構造のリングが欲しかったんですが中々丁度イイ感じのヤツって無いモンですね。


コイツをダックビルで「ふんぬー(`・ω・´)」して~


万力で「オンドリャーヽ(`Д´#)ノ」して~


バイスで「きてはー! (# ゚Д゚)」とかしてネジ留め部分を両合わせにしました。

ステンレス硬いわ~ (;´・ω・)

血管が数本ブッチ切れました。


ソレをBD-1の車軸付近にあるM5のネジ穴に取付けます。

この辺りには他に全部で3ヵ所ネジ穴がありますが何に使うヤツなのかは不明。

ココは多分キャリア用のダボ穴と思われ。


さっそく検証

トーイングバーをリアのクイック部分に取付けたヒッチに挿入します。

取説で”カップリング”と書いてあるヤツです。


ピンを上から挿して固定連結を固定します。

荷重を支えるのはこのピンです。


ピンは刺さっているだけなので抜け止めのリングを回転させてロックします。


今回の課題

肝心のセーフティリードの取り回しですが、まず長過ぎる分をセーフティリードの根元部分に巻き付けて短く調整しました。


今回取付けたDリングにセーフティリードのフックを引っ掛けて完了です。


コレで万が一連結が外れてもセーフティリードで辛うじて繋がります。

えっ?強度?
正直無いよりマシじゃね?レベルです (;´・ω・)

仮にセーフティリードが付いて無い状態でトーイングバーが走行中に外れた場合、トレーラーは向きが保持出来ないので左右に急旋回する可能性があります。
その場合右に旋回して車に轢かれたり、左に旋回して用水路に落ちたりするような悲劇が起こるかも知れません。

セーフティリードは荷重に耐える事は出来ませんが、トレーラーの向きを牽引自転車側に保つ事で暴走を防ぐんですね。

安全に停止出来るまで持てばイイ訳です。

まぁ保険ですよ。


ヒッチの回り止め

連結部のヒッチなんですが、ツルツル塗装のため摩擦係数が低くて力が加わると回転してしまいます。

砂井さんのBD-1の場合、リアホイールのクイックリリース部に挟む構造なのであまり強いトルクを掛ける事が出来ません。

この部分だけで言えばハブ軸がネジ留めになっているシティサイクルの方が強固に固定出来そう。


質実剛健。見た目より実性能。

ココはどうせ見えなくなる部分だし、ヒッチとスタンドが重なる部分をヤスリでゴリゴリ~。

ツルツル塗装を剥がして金属部分を荒しました。

ちなみにヒッチはスチール製、スタンドの基部はアルミ製です。


お互いの荒した面が合わさるように再度取付けます。

ハブの回転に影響が出ない程度に強めにクイックリリースを締めます。


おおっ!

オンドリャーヽ(# ゚Д゚)ノと力を掛けても回りません。

正直ダメ元でしたがイケるもんですね。


でもなーんかリア回りが重くなった気がするケド、やっぱ気のせいだと思う事にします。

自転車レースは卒業したし、トレーラーを牽引しようとするような人間が重さとか気にするな。


しかしながら雪が積もる季節なので乗るのは来年の春以降でしょう。

それまで砂井オモチャゾーンで寝てて下さい。

暖かくなってきたのでチャイルドトレーラー本格始動

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