連結~試走編
前回の記事で組み上げ、各種点検を終えたポルタスのリブラ・ネオ。
今回はいよいよ自転車と連結して走ってみようと思います。
コレがポルタス・リブラ・ネオのヒッチ(Hitch:連結用パーツ)
マニュアルには”カップリング”と記載されています。
スチール製で突き出した部分は中空になっておらず、中身ががっつり詰まっているので見た目よりズッシリ感あります。
販売店のコメントからドッペルギャンガーのトレーラー用ヒッチと同じモノらしい。
裏面は真っ平。
つるつるテカテカな塗装が固定時の弊害になりそうです。
取付穴の径は約11mmでハブ軸がネジになっている一般車にも対応。
寧ろ9mmクイックのスポーツサイクルにはガバガバなんですが固定は可能です。
現在BD-1に付いているスタンドはサイクルショップしぶやのキックスタンド。
軽量ですが今回はNGっぽい。
形状からスタンドの外側に付けるのは不可能。
スタンドはクイック部以外にもボルトで固定する構造なので内側に付けるのも難しい。
またスタンドを上げた時にトーイングバーと干渉する不幸な未来しか見えません。
なのでスタンドはコレ↑に戻します。
以前の記事で軽量化の為に交換された物ですが、取付けがシンプル&跳ね上げ位置が下方なので干渉しなさそうだと判断したからです。
デメリットは重くなるって事だけ。
センタースタンドにすれば全て解決すると思われますが、BD-1にはセンタースタンドが付けられないのでコイツは必須アイテムになります。
スタンド交換とヒッチの取付け
さっそく今付いているスタンドを外しますよ。
あ~ (;´Д`)やっぱ軽いな~。
コッチは激重スタンドの取付け部です。
このメーカー不詳のスタンドには出っ張りがあり、エンド部の切り欠き部分と結合して回り止めになる構造です。
なのでヒッチはスタンドの外側にクイックで固定します。
予想していましたが、しっかりクイックを締めてもヒッチがつるつる塗装なので、回転方向に力を加えると少し動きますね。
上から見た位置関係。
うーん、ココは後から対策しよう、と日本人が得意な問題の先送りを実施。
このスタンドの特徴はクッソ重い事と跳ね上げ位置が下方にある事。
なのでトーイングバーと干渉しません。
伊達にクッソ重くないね ( ´∀` )
ココまでは狙い通りです。
トーイングバーと連結
トーイングバーとヒッチはピンを挿して固定します。
ピンを挿した後はピンの抜け止めリングで2重ロック。
万が一トーイングバーが外れてもチャイルドトレーラーが暴走しないようにセーフティリードも付ければ固定完了です。
(。´・ω・)ん?
BD-1のチェーンステーの形状ではリードとホイールが干渉しちゃいますね。
このセーフティリードを付けている取説の写真とかは間違いなくBD-1なんですケドね。
コイツも後で要対策です。
とりあえず(仮)の状態で連結されました。
予想通りスタンドとトーイングバーの干渉は無し。
注意点
コレはトレーラーメーカーの設計思想によって違いますが、ポルタスはトーイングバーの取付位置がトレーラーの中心ラインに来る設計。
自転車側のヒッチはリアハブ軸の左端に付いています。
なので牽引時トレーラーは自転車の中心より左側に寄ります。
個人的にはトレーラーと自転車の中心位置は同じになる方が感覚的に自然だと思うんですケドね。
走行時はこの事を頭に入れておかないと思わぬ事故の原因になるので注意。
いよいよ試走です
さーて、お外に持って行って早速乗ってみよ~!٩( ‘ω’ )وオー
・・・(* ̄- ̄)・・・
幅がデカくて部屋から出られないんですが?(;´・ω・)
マンガみたいなオチね。
スペックでは未確認でしたがトレーラーの幅の実測値は785mmくらい。
砂井家の出口は760~770mmくらいなのでギリギリ引っ掛かります。
解決策×2
問題に直面しても瞬時に2つの解決方法を導き出しちゃう頭脳に、我ながら畏怖の念を感じ得ない。
①ホイール外して手押し車化。
この状態から後をチョイと持ち上げてフロントのキャスターでコロコロ転がす作戦。
その様子から小学生の運動会でやった手押し車を連想します。
外したホイールのベアリングがポロリするのがちと鬱陶しい。
②屋根のロックを外して畳んじゃう。
コレの方がスリムになって運びやすそうだと思ったんですが、持つトコが無い&本体がクッソ重いので予想と違って非推奨。
ポルタスの重量は15kg程度なんですが、上手く持つ場所が無い&デカイので数値より重く感じてしまいます。
でもこの方式ならもっと狭いトコでも通れますね。
1度玄関に置いて占有面積を検証。
保育園への送迎等で毎日使う予定の人はこのポジションですか?
まぁ人は通れますが盛大にジャマですな (* ̄- ̄)
そしてやはり完全体では玄関から出せません。
ホイール外しを推奨。
折り畳み運搬では持つトコが無いので色々なトコをぶつけちゃうし。
シートの角度調整
ちょっとシートの背もたれが立ち過ぎかな?
もう少し寝かせてみます。
あ、左が前方ですよ。
分かりにくいですが、天井からシートの背もたれを見ています。
シート上部は2本のベルトで支えられている構造なのでベルトの長さを変えれば少しですが角度調整が可能です。
シートは背後はラゲッジスペースになっています。
前側のベルトを緩めて~
後側のベルトを締めて~
調整限界まで後方へ倒しました。
まぁちょっとだけですケドね。
上が狭くなってしまったラゲッジスペースへは背面下方からアクセス出来るので問題無いでしょう。
この部分はもう少し開口部を大きくして欲しいですね。
使ってないシートやその足元に荷物を置いても良さそうですね。
ここで痛恨のトラブル!でもないか。
タイヤのローテーション(回転方向)が逆向きに付いているという衝撃の事実が発覚。
そんなにスピードも出さないだろーし、実害無さそうですが気分的にやはり合わせたい。
でも前回の組み立て時に回転方向は確認したハズなのにオカシイな~ (;´・ω・)
って、アレ?(;´・ω・)
反対側は合ってる。
って事はタイヤの取付け方向が間違っているんですね。
日本と同じで工業大国ドイツも落ちぶれたか?
サクッとタイヤの向きを修正しました。
いよいよ、やっと試走?
何とかココまでやってこれました。
んじゃ自転車に付けて試走しますかね。
(。´・ω・)ん?
何か最近この「(。´・ω・)ん?」が多い気がするわ~。
牽引する愛車は折り畳み小径車界で有名なBD-1ですが、コイツの18インチホイールではトーイングバーの取付け位置が低過ぎてフロントキャスターが地面に接地してしまいます。
別にこの状態でも走行可能ですがキャスターの転がりがゴツゴツして気になる。
なのでキャスターは外しちゃいました。
ボタンでワンタッチだしね。
最初はトレーラーの大きさ(ってか幅)が気になりますが車幅感覚が身に付けば問題無さそう。
空荷でも本体が重いのでTravoyよりは走り出し時に抵抗を感じますが、実走行時は15km/hも出さないだろうし平地なら大丈夫でしょう。
2号車もあるよ
降って湧いた「18インチでは低いぞ問題」は奥さんのダホン製ホライズが解決してくれるでしょう。
その堂々たる20インチホイールに思わず圧倒されてしまいますが、ホライズでは1.95インチの極太タイヤを装備して更に全高を稼いでいます。
あ、でもやっぱ着くわ (;´・ω・)
18インチも20インチも大して変わりません。
流石にロードバイクでチャイルドトレーラーを引く予定は無いので牽引時はキャスター外し決定です。
Get into the childtrailer!
準備が終わった所でさっそく乗り込んで頂いた砂井son。
何だかよく分かっていない様子ですが嫌がってはいないよね?
一度キャスターを戻してベビーカーモードで確認。
強度や操作等に問題無し。
お子様も動いているとご機嫌です。
では前方スクリーンを閉じていざ発進!
かる~く近所を1周してきた限り問題無さそうです。
発進時等には結構な重さを感じますが周囲は平地オンリーなので特に支障は感じません。
青森だと坂が多くてヤバかったですね。
コレで保育園への送迎や近所の公園に行ったりする予定。
週末はピクニックとか夢は広がります。
収納場所?
本格的に運用を始めた場合、毎回家の中から運び出すのは結構面倒かも?
頻繁に使うなら車の中に格納するのがイイかも知れませんね。
ちなみに砂井さんが買った2週間後に5,000円も値下げされてたのを発見した時は少しショックを受けたケドね。
なんでも箱が汚れてしまった3個だけみたいなのでイレギュラーですが、別に泣いてなんかいません ( ;∀;)
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