突然ですがハブの注油です
キャリーミーのハブは普通の工業用カセットベアリングです。
あまり性能は良くないらしいので開けてみます。
フロントはクイック代わりのボルトを緩めるだけで抜けるんですが、ホイールはタイヤの空気を抜かないとブレーキに引っかかって外れないので注意です。
早速外したホイールを触診。
ハブ軸を手で回すと”ゴリゴリ”いってます。
見なくてもベアリングの状態(精度)が分かりますね (;´Д`)
ダブルナットを17mmスパナで外し、ベアリングのシールを傷つけない様にカッター等で外します。
ベアリングにはイケてなさそうなグリスが少量塗ってあります。
グリスの品質は分かりませんが、量が全然足りない。
ディグリーザーでグリスを溶かしたらシマノのデュラグリスへと塗り直し。
塗ってる写真が無いのはグリス系の作業してると手がヨゴレるんで撮れないからです (;´・ω・)
続いて後輪。
チェーンテンショナーを緩めてチェーンを外します。
このテンショナーの構造、キライ (* ̄- ̄)
外した後輪のドラムブレーキ。
コイツの利きはスゴイですよ ( ´∀` )
むしろ危ない領域なんですが、メーカーもブレーキワイヤーにパワーモジュレーターを付けて利きをマイルドにしてますね。
個人的にはフロントブレーキもコレがヨカッタ。
前転する可能性がありますが、セッティングで何とか出来るレベルだと思うし。
ノーマルのフロントブレーキは利きは超弱い (;´・ω・)
フリーの爪もオイルっ気なし!だったのでシマノのハブグリスぶち込み。
フリー側のベアリングは手持ちの工具では外せないし、コレだけシールベアリングじゃなくてシールドベアリングなんで、構造上ハブグリスが中に入りそうだね? (;´・ω・)
フリー側は諦めて反対側のみ洗浄&グリスアップ~。
タイヤはチューブの状態を確認するために一度外しました。
そしたらこの8インチタイヤ、
スッゲーはめにくい (;´Д`)
そこでMTBチューブレスタイヤ用のタイヤレバーを使ったんですが、コレが正解。
とても楽にはめられましたよ。
最後に空気入れて完了。
でも空気も入れにくい (;´・ω・)
キャリーミーのチューブは米式バルブなのに、砂井家には米式に対応するフロアポンプが無い。
それでコレマタMTBサスペンション用のポンプ使ってます。
時間は掛かりますがネジ式で繋ぎやすいし、ポンピング一回の量は少ないんですが、その分軽く操作出来て手でも楽勝。
更にゲージも付いていてしっかり80PSIまで入れられます (´ε`*)
注油後の回転性能?
体感できる変化は無かったですよ? (ヾノ・∀・`)ナイナイ
通常ホイールの小さいミニベロは、ハブの回転数が高いのでハブベアリングの性能差が700cのロードバイクより大きいハズ。
しかしキャリーミーではハブベアリングの回転性能云々より、8インチタイヤの走行抵抗の方が遥かに大きいので効果も感じにくいと予想。
ま、気分ですよ、注油したの ( ´∀` )
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