サイクルトレーラーTravoy(トラヴォイ)接続編

購入編からの続きです

サイクルトレーラーTravoy(トラヴォイ)購入編

前回の記事は、重いバックパックを背負っての自転車通勤がキツくてサイクルトレーラー「トラヴォイ」を購入したお話でした。

今回はやっとBD-1に接続します。


コレは自転車と連結する為の器具

「Hitch(ヒッチ)」です。


スプリングレバー式ロックでトレーラー側とワンタッチ連結を実現しています。


説明書を見ると対応するシートポスト径は25~32mmだそうです。

「それ以上ならもっと長いボルトを使えばイイよ」
と書いてありますね。


BD-1のシートポストは34.9mm。

他にもBD-1でトラヴォイを引いてる人は世の中に結構居る様ですが、調べてもどれ位の長さのボルトが必要なのか書いて無い (;´・ω・)

でも3mm位ならそのままでも何とかならん?


実際に付けようとしてみるとやっぱり全然長さが足りないね (;´・ω・)

でも約3mmの差でこんなに違うハズなくね?


「3mmなら何とかなる」って思ったんですが、こんな感じでR部が浮いてしまってポスト径の差以上に距離が離れたのがダメな原因だっのね (;´・ω・)


さっそく交換です。

純正ボルトは長さ25mm


(何時もの)大雑把な目測で「コレくらいじゃね?」っていう長さのボルトを近所のホームセンターで購入。

M6×30mmのキャップボルトです。

どうせならと腐食防止にステンレス製ボルトを奢っていますよ~ ( ´∀` )


心配性だし、ついでなので緩み止めにワッシャーを追加しときます。

ホントはナット側に付けるモンですがナット無いし。


・・・( ^ω^)・・・

少し(1.5mm位)長さが足りない (;´・ω・)

ワッシャーを抜けばギリギリOKっぽいですが、やはりワッシャーは付けたい。

あとギリギリは精神衛生上良くない。


こんな事もあろうかと、もうチョイ長いボルトも購入済み。

M6×35mmです。


コレで約3.5mm飛び出した状態で固定完了。

これ位なら本田宗一郎さんも怒るまい。


最近の三沢は梅雨の本領発揮で霧雨の毎日。

この日はようやく霧雨が晴れて(それでも曇り空ですが)試走出来そうです。


一番上のグリップを回してロックを外したらアームを伸ばします。


コレがアームの先端の取り付け部分。

”フレックスコネクター”って名称である程度しなる材質です。


チョイとサドルバッグが邪魔ですが、少し浮かせてヒッチにハメます。

この時大事なのがヒッチの取り付け位置(高さ)

ヒッチのピンとバー先端の取り付け部がスムーズにハマる高さに合わせると付け外しがラクですよ。


接続するバーが(なるべく)地面と水平に近くすると接続がスムーズです。

この高さが足りず、アーム先端に無理が掛かってしまっている人が多いそうなんですが、砂井さんはムダにデカイ人なのでこの辺は問題ありません。


付属の説明書にはヒッチの取り付け位置(高さ)は、地面から80~96cmとなっています。


砂井さんの取り付け位置は82cm
適正範囲の中間付近の高さかと思ったら随分下限に近いね。

コレより低くても高くてもスムーズには付け外し出来ないと思うんですよ (;´・ω・)

もちろんしなって接続されるのも許容内なんでしょうが、精神衛生上も可能なら要らぬ負荷は掛けたくないですよね?


(2018.7.29追記)

正規輸入代理店のHPに別のマニュアルを見つけました。

それには地上から71~86cmとなっています。

でもまぁ、あまり数値に拘らず、牽引バーが平行でヒッチからスムーズに抜き差し出来れば大丈夫です。

バーレー製品のマニュアルはコチラ


この接続部分はピン1本で繋がっているんですが、アーム先端のフレックスコネクターは”硬いゴム”というか”柔らかい樹脂”というか、よく分からんモノで出来ています。


構造的にフリーに動くのは左右のスイング方向のみ。

上下と回転方向へは先端部がしなる事によって対応しています。


試しに段差に乗り上げてみる (* ̄- ̄)


結構しなりますが全然許容内。
カーブを曲がって自転車が傾いている時も同様の動きなハズなんで当然か。

あえてフリーな動きにしないのはしなりの復元力で横転も予防出来るから?

そう言えば、ヒッチがボール形状になっていて可動域の自由度が高いドッ〇ルギャンガーのパチモノは段差とかで横転するらしい。

試しにタイヤの空気圧は上限の35psi入れて、空荷時と約10kg程積載した状態で3cmの段差に時速20kmで突っ込んでも横転はしませんでした。

それ以上の速度ではヤバそうですが (;´・ω・)


ふと思ったんですが

取り付け位置の問題ですよ、
コレってこの部分が上下方向のみにスイングする構造なら万事解決しない?

回転方向へはしなる構造のままで。

・・・(* ̄- ̄)・・・

なんかヒンジ部を加工して追加出来そうな気がする。


まぁ、とりあえずこの状態で通勤してみました。

ピューッ!≡≡≡ヘ(*゚∇゚)ノ

まぁ、走りは重いね (;´・ω・)

時速20kmを超えたくらいから走りの重さを感じます。

残念ながら走りの軽快感は結構スポイルされてしまいますね。

「平地なら何の違和感もない」って書いてあるブログも複数有りましたが、その筆者はあまり巡航スピードとか気にしないポタリング系の人ないのかな?、と思います。

上りは傾斜と荷物の重量によって大きく変わりますが、平地はギア1.5枚分重い感じ。

しかし低速域(20km/h以下)なら確かに違和感は少なく、「トラヴォイ君外れてない?」って不安になる程の安定感です ( ´∀` )

走行音もかなり静かだし。 

私が普段積む荷物は7kg程度なんですが、コレ位ならダンシングしても思ったより違和感は少ないと思います。

もちろん巡航速度の低下を許容出来るならですが、総合的な感触(評価)は悪くありません。

もともとスピードを追及する人は選択しないモノですからね。


何より出勤したらサッと外して、


ゴロゴロ引っ張って歩けるのが便利ですね。

それがしたくてノマドではなく、このトラヴォイにしたんですケドね。


でも今の職場には「階段」という難所があるのです。

トラヴォイは縦長なんで持ち上げて運びにくい。


ソイツもですね、この様に本体を半分に畳んでから持ち上げてみると思った以上に持ちやすくなるって判明したのです。

上バッグが上下逆さになっちゃうのがタマに傷ですが、IDとか財布とか軽量な貴重品しか入れないので大丈夫。

暫くはこのまま自転車通勤三昧ですよ~。

わざわざ遠回りしちゃうのよ~。

あとは通り過ぎる人の2/3が振り返るくらい悪目立ちするのが問題か。

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