容量の少ないバイク用バッテリーは上がりやすい
砂井さんの住む石川県は北陸地方。
北陸って言ったら雪国ですよ。
新潟生まれの砂井さんは仕事で青森に住んでた時期もあるので、石川程度の積雪量ならなんて事ありません。とか謎マウントを取ってみる。
気温が0℃でも自転車やバイク通勤をするんですが、さすがに積雪があっては2輪車は乗れません。
積雪が続く時期は放置されるバイクですが、そうすると心配になるのがバッテリー上がり。
バイクはバッテリーの容量が少ないうえに、放置していても少しずつ放電してしまうので「乗ろう!」と思う頃には見事にバッテリー上がりで走行不能って事もあります。
なら充電すればイイじゃない
バイク乗りが冬季期間(長期間乗らない期間)を乗り切る方法を調べると大きく2種類ありました。
・バッテリーコネクターを取り外す
・バッテリーを充電する
もちろん「バッテリーを取外して充電する」という、両方行っている人も居ます。
でも砂井さんが選んだのは充電の方。しかも車体からバッテリーを外さずに充電する方法です。
ちょっと整理してみます。
・急速充電タイプはNG
急速充電タイプバッテリーに負荷が掛かります。
またバイク機器にも高電圧が掛かるのでバッテリーを外すのが原則になります。
・繋ぎっぱなしが可能
充電の自動カットやトリクル充電等、充電完了後も放置可能なモデルをチョイス。
余計な操作も不要で常に満充電状態を維持出来ます。
・多機能は不要
バイク用バッテリー以外への充電や、色々な種類のバッテリーへの対応等の多機能は、逆に言えば操作ミスを誘発する可能性もあります。
リチウム系バッテリーの発火事故は間違った操作によるヒューマンエラーが多いという事実があります。
そんな時はお馴染みデイトナの「スイッチングバッテリーチャージャー12V(回復微弱充電器)」
長い名前ね (;´・ω・)
通販では”スタンダード”と”ハイスペック”の2種類ありますが、コレは安いスタンダードの方。
繋ぎっぱなしとサルフェーション除去機能を持ちながら、ボタン一つ押す必要が無い完全自動が決め手です。
バッテリーをバイクに搭載したまま充電するので「微弱(電流)充電」ってトコも外せないポイントです。
リンク
機能と価格のバランスが良いと思います。
繋ぎっぱ充電だけで良いならもっと安価で評判の良いこんなのも人気です。
早速内容物を確認
構成品は充電器本体、クリップ、充電ジャックとシンプル。
充電器によって接続する順序が違います。
デイトナのスタンダード充電器は最初に100Vコンセントから。
ネットの口コミに「LEDが眩しい」とか軟弱な書き込みを見て、現代の日本男児の不甲斐無さを嘆いたモンですが、ナニコレ確かに眩しいね (;´・ω・)
力を入れるポイントを盛大に間違っている感じはしますが、実はこの手のヤツは嫌いじゃありません ( ̄ー ̄)
でもその前に
今現在のバッテリー電圧は12.9Vとまぁまぁソコソコ、ってか既に満充電状態じゃね?(;´・ω・)
でも充電しないと話が進まないので確認しただけで充電はするんですよね。
キュルキュルぼぼぼぼーん!
アイドルでも大排気量バイクの排気音は迫力ありますね。
エンジンを始動してオルタネーター電圧を測定します。
オルタネーター電圧は14.5~14.7Vくらいでした。
整備書で公称値14.2~14.8vなので正常な値です。
ここでコンセントに接続された充電器を繋ぎます。
基本ですが、⊕が先で⊖が次ですよ。
充電開始!
この充電器は一切の操作は不要。
機器が必要と判断したら自動で必要な動作をします。
なので当然設定ミスによりトラブルは起こり得ません。
充電電圧は16.5V前後です。
・・・(* ̄- ̄)・・・
結構高い電圧ですねが、バイクのデバイスは大丈夫か?
まぁこんな事で壊れてたら口コミが焼け野原ですよね?
っと思ったら15.4Vくらいに下がりました。
これくらいの電圧がフツーだと思います。
16Vは何だったんだろう?
あと相変わらずLEDライトが眩しい。
LEDライトによるステータスは眩し過ぎて良く見えませんが、網膜と引き換えに決死の覚悟で見てみるとバッテリー容量75%以上で充電継続中、って事でした。
要サングラス (σ○-○)✧†
まぁとりあえずこのまま一晩放置してみますよ。
次の日
程度が分からないので一晩放置しました。
バッテリー電圧を測定すると12.8V。
・・・(* ̄- ̄)・・・
下がってね?(;´・ω・)
満充電に近かったから充電されてない?
もう少し電圧が下がってからじゃないと違いが分かりませんね。
使い勝手が分かったら簡単に接続するために専用アダプターをバッテリーに繋ぎます。
本来シートを外さなくても良いようにする為に使用するみたいですが、シートを外すのは簡単なのでバッテリーに繋ぎやすくする為に付ける事に。
付属のクリップが小さくて使いにくのですよ。
充電専用コネクターはココにまとめておきます。
急速充電ではないので不意な給電事情には向かないんですが、逆に計画的な充電には良いと思います。
不要な機能が無いのもポイントです。
充電機能を再確認したい
満充電だからかXJR1300のバッテリーは充電していないよーな?
充電器の不具合ではない事を確認する為に生贄を探しました。
ニャンコ大先生のガレージ内を漁っていると、新品の中華バッテリを発掘。
電圧は12.34Vと試験にはもってこいな低い状態でステキ。
もう一度充電して一晩放置してみます。
次の日
写真は無いケド12.92Vか (* ̄- ̄)
満充電なら13Vを超えると思っていましたが、ちょっと低めの電圧で満充電判定するみたいですね、この充電器。
まぁちゃんと充電出来てるしイイか。
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