インカム機能はオマケでOK
ヘルメットに装着されるインカムは走行中でも仲間同士で会話出来るようになってツーリングの楽しさが倍増するアイテム。
以前から気にはなっていたものの、そもそも砂井さんが走る時はソロ派だし必要性は薄いのでは?と思って手を出していませんでした。
しかしある事情から通勤時間を有効に活用する必要に迫られたのです。
色々調べて購入したのはデイトナのDT-E1。
デイトナのインカムにはDT-01と言う上位モデルもありますが、想定してる使用法からも廉価版で十分だと判断しました。
業界大手のB-COM+製インカムは2倍のお値段で高機能過ぎるし、中華製は半額ですが音質や信頼性がイマイチ。
すると中間に位置するコレが浮上してきたワケです。
キャッチコピーにもある様に性能的にも価格的にも「ちょうどイイ」感じが決め手になりました。
決して中途半端ではなく、砂井さんの用途に合ったホントに良いトコ取りな機能性だと思います。
軽く内容物一覧。
DT-E1は同社製インカム4台と通話可能で、他社製インカムともペアリング可能。
今欲しいのはスマホで再生した音楽を聴く機能なのでインカム機能は必須ではありません。
すると音楽再生に特化したB-COM+ Playという廉価版が存在しますが、コレはインカム機能がありません。
今使わないにしても将来的に必要になるかも知れないし、あって困る機能ではないのでインカム機能は出来れば欲しい。
●インカム機能は欲しいが最低限でOK
●ある程度納得のいく音質
●高価過ぎず低価格(低品質)過ぎない
以上の項目を考慮するとDT-E1が正に「ちょうどイイ」感じだったのです。
まずは本体。
意外に厚みがあって想像よりデカイと感じました。
でも砂井さんヘルメットには既にBS-10という遥かにデカい悪魔のドラレコが付いているので今更気にする程の事ではありません。
各種ケーブル類。
購入を決めるポイントになった左右スピーカーは中華製より断然高音質らしい。
マイクは薄いフルフェイス用とブーム型のジェットヘル用が両方付属しています。
ヘルメットの色に合わせて同時に購入していた意匠カバー。
しかしながら単なるプラスチック製カバーで約1,000円はちとお高いのでは?(;´・ω・)
カバー交換自体は非常に簡単。
純正カバーの先端を爪で引っ張るだけです。
内部には普段使用するAボタンの他、リセットボタンも隠れていました。
ハングアップしたらこのボタンでリセットします。
マニュアルには
マ「まず最初に充電して下さい」
と書いてあったので充電する素直な砂井さん。
でも既にフル充電状態でした (;´・ω・)
先にスマホとペアリングして機能点検。
マイク、スピーカー共に仮接続して問題ナシです。
組み込み
さてココからが本題、ってか問題です。
専用品と違い汎用品を組み込む作業は大抵面倒な事になる場合が多いですからね。
砂井さんのヘルメットはYAMAHAのYJ-21システムヘルメット。
デカくて重いですがコスパは非常に良いのです。
まずはチークパッドを外してスピーカーを組み込んでいきます。
まずは右スピーカーから。
最近のヘルメットには予めインカムを搭載する為のスペースや配線用の溝があるモデルが多い。
助かります ε-(´∀`*)ホッ
ヘルメット無いの凹みにスピーカーを置いてみます。
まぁ当然良い収まりですが、配線の溝が中途半端では?
付属品の中にはスピーカー位置を嵩上げするスポンジもあります。
マニュアルには
マ「スピーカーと耳の距離が近い方が高音質になる」
と書いてあります。
この嵩上げスポンジを使っても耳に当たる事は無かったし、確かに音が聞き取りやすくなったので嵩上げ決定。
面倒でもこの部分は慎重に検証した方が良いと思います。
なので嵩上げスポンジにベルクロを張り付けてヘルメットに貼ります。
ココは両面テープです。
スピーカーを貼って完了。
ココはベルクロです。
後で実際音を鳴らして前後左右位置も微調整した方が良いそうです。
ちなみにYJ-21の後ろにあるこのプレートを外すと↓
余った配線を隠すスペースがあるんですよ。
えぇ、もちろん砂井さんも今知った話です。
右スピーカーの配線のこの様になっています。
ズレや挟み込みが無い事を確認しながらチークパッドを戻します。
反対側のスピーカーも同じように配線して余ったケーブルを例のトコに格納しました。
まだ仮止めですが。
最大の難所
システムヘルメットで難しいのはマイクの配置。
マニュアルにはフルフェイス用薄型マイクを使い
マ「チークパッドの布の中に入れる」
と記載されています。
マジか? (;´・ω・)
そんなトコに入れて音が拾えるの?
すると更にその場合は
マ「音質が悪くなる」
という役に立たないアドバイスまで頂いています。
アホか? (;´・ω・)
なら自分で考えないとね
(-ω-;)ウーン
ではマイクをドコに付けようか?
ヘルメットにはマイク配線用の溝があります。
とりあえず写真↑のように外に出してみる。
某B-COM+社みたいなマイクホルダーを自作してみるか?
アルミか樹脂のステーを削って曲げればイケそうではあります。
閃きは突然に
ピ━━━━(゚∀゚)━━━━ン!!
ジェットヘル用のブーム型マイクを活用してみました。
そのまま使うの長過ぎて邪魔だし、奥に引っ込めるとスピーカーやボタンに当たってしまいます。
なのでチークパッド内でブームをS字にくねらせてみました。
チークパッドと取り付けて確認するとパッドの端からちょこっとコンニチワする感じに。
フレキシブルなブームだし、先端部はパッドに挟まれているだけなので上下左右の位置調整もある程度自由が利きます。
フェイスガードの開閉操作でも当たらない絶妙な位置に固定。
フェイスガードを完全に閉じた状態。
大丈夫ね?
マイク位置と通話チェックOKです。
・・・(* ̄- ̄)・・・
フルフェイスって頬が両側から押されてひょうきんな、というか何だかハラが立つ顔になっちゃいますが目元しか開口していないのでギリセーフ。
でもシステムヘルメットはガードを上げるとそのマヌケ顔が完全に露出するので注意が必要です。
顔の脂肪が多いとマヌケ度がアップするのが辛い。
配線もなるべく内部に隠してインカムの取付けは完了。
完成した図
意外に一体感があるかな?
多少の割高感はあったもののホワイトの意匠カバー導入は正解でした。
インカムの反対側にはプ〇デターの”アレ”みたいなドラレコが付いてインカムは目立ちません。
アレの自己主張が激し過ぎてスマートさは皆無ですな (;´・ω・)
フェイスガードをオープンして飲み物を飲む時でも邪魔にならないマイク位置。
更にある程度動かせます。
我ながら絶妙な取付けね。
ちょっと厚みがアレですがエレガントなデザインで満足です。
コレでやっとアレを聞きながら通勤出来ますよ。
ソコまでして何聞くの?
TOEICなんか~い!!∑( ゚Д゚ノ)ノ
いやマジで仕事の都合で勉強しないとヤバいんです。
しかし当に硬化している砂井脳では新しい言語の習得は難易度が激高ですよ (;´・ω・)
追記
マイクが僅かな接触でも動いちゃうのでアルミテープでしっかり固定しました。
実際に使用した簡単な感想。
●音質は満足出来るレベル
低音が弱く聞こえるのはスピーカーと耳が離れているからで構造上仕方ない。
中音以上は文句ありません。
●バッテリーの持ちが長い
往復20分の通勤時に聞きまくっていますが1ヵ月経過後に25%も残っているのは優秀だと思います。
某悪魔のドレレコにも見習って貰いたい。
●ペアリングが超早い
電源投入後の再ペアリングが瞬時と言って良いほど早くてストレス無し。
特に大きな不満点も無く、お値段を考慮すれば十分満足のいく製品だと思います。
もう通勤から休憩時間全部英語漬けですわ (;´・ω・)
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