リアボックスでリトルカブの積載量を確保

本命はリアボックスの搭載なのです

リトルカブ純正シートのポジションはムダに図体がデカイ砂井さんにはかなり苦しいキツキツ状態。

だからと言って後端ギリギリに座るとシートのR部が三角木馬のようにおケツの血行を阻害してア〇ルに激痛が走るドM仕様。

スーパーカブのシートはまだマシらしいんですが、コイツはイカンともし難い。


解決法としてカブ先輩からお安く譲ってもらったダブルシートに交換してブイブイ言わせていますが、実はこのリトルカブにはリアキャリアにボックスを乗せるのが本命のカスタム

なのでダブルシートに交換して三角木馬問題は解決!って訳にイカンのです。


なので思い切りよくダブルシートを切断加工。

結果として中華製ダブルシートは純正シートより長く、キャリアと両立出来るくらいには短い、というダブルシートならぬ「1.5シート」へと進化しました。

キャリアとダブルシートの快適性を両立させる


この1.5シート加工によりリアキャリアと排他利用になる制限から解放。

キャリアも使える快適シートと化しています。


リアボックスの搭載

なのでやっと本命アイテム搭載に着手出来ます。

誰か「前置き長げーよ」とか言った?

長らくニャンコ大先生ファクトリーに入庫していたHONDA純正ビジネスボックスです。

カブは実用車なのでリアに搭載されたボックスが良く似合う。

実際非常に便利になるんですが、当然取付けにはリアキャリアが必要なのでシートとの両立に苦労していたワケですよ。

まぁ塗装が死ぬほど遅くなったのが遅れたホントの理由ではあるんですが。

HONDAビジネスボックス
品番 :08L00-GT0-K00ZA
サイズ:485(長さ)×385(幅)×315(高さ)mm
材質 :AES樹脂
積載量:10kg
容量 :58リットル


このビジネスボックスはAES樹脂製と書いてありました。

フタを開けた状態では結構ペラペラグニャグニャするんですが、閉めれば剛性が増して比較的堅牢な感じです。


ボックスはHONDA純正の汎用取付けステーを別で購入しています。

スチール製のステーにはサビ止めにクリアだけ吹いておきました。


HONDAビジネスボックスのデザインは正直無骨過ぎるのでニャンコ大先生ファクトリーに持ち込んで塗装を依頼。

でも依頼したのは去年の12月だったので既に10ヵ月経過した事になります。

まぁ急いでないし、塗装自体はタダでやって貰っているので文句はありません。

文句はありませんよ? (* ̄- ̄)


オーダーは「ベージュをベースカラーに黄色でアクセントを」とリクエスト。

下地処理でサーフェイサーを塗った後にイエローとベージュで可愛くオシャレになりました。

でもちょっとまだシンプル過ぎる?


追加で黄色のラインも入れてもらいました。

後はステッカーを貼るだけなんですが、コレがまだまだ時間が掛かりそうだったので今回はボックスだけ先に取付けします。


取付け作業が結構面倒でした

取扱説明書には縦置きverと横置きverの穴開け加工用の指示がありますが、今回ボックスを乗せる位置が違うので参考になりません。

無の境地から一歩ずつ進んでいきます。


肝心の取付け位置ですが、ライダーとなる砂井さんのおケツとボックスを離すのは絶対条件。

シート後端にくっ付けるとおケツや背中に当たりますからね。

なので5cmくらい隙間を空けます。


後方はナンバープレートより出ないようにします。

コレは砂井家の保管場所の制限によるモノです。


以上の制限からボックスの搭載は横置きに大決定。

縦置きの方がスマートかと思いますが結構横置きの人も多いし、タブン大丈夫でしょ。


大体の搭載位置を確認したら作業しやすいように一度キャリアを外しちゃいます。

キャリア前方のステーは前回の加工で切断済み。


んで実際載せたい位置にキャリアを当ててみます。

定規で凡その中心を合わせましたが数mmのズレは気にしません。


ボックスが標準位置への搭載なら取付けステーは多分この位置で挟む事を想定していると思います。

外側のナットは使わない方向なのね。


しかし砂井さんが考えている搭載位置は標準構成より後方へズレているので、この位置では前方のボルトがボックスを貫通しません。

無いアタマをフル回転させる必要があるワケですよ。

そうすると大抵トンデモナイ事態を招くワケですよ。


全ての意識をインスピレーションへ

 

ポクポクポク(* ̄- ̄)・・・・・

 

・・・(* ̄- ̄)・・・

 

何かヒラメイタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

気がする (;´・ω・)

 

全く新しい搭載方法を閃きました。

決して現物合わせとかじゃないよ多分。

取付けに使用するナットが溶接されたステーは長さを調整する為に両端をグラインダーで切断。

ギュイーン (`・ω・´)

あ~ (;´Д`)
やっぱグラインダー良いな~。
ボーナスで買っちゃうかな~。


スーパーカブ用キャリアにも穴開け加工をします。

本来の取付け位置ではキャリアを加工する必要はありません。

このキャリアは某オークションで手に入れた中古品なので比較的思い切った加工をしても精神的負担は少ないのです。


キャリアに開けた穴と同じ位置にボックスにも穴を開けます。


さっきグラインダーでカットした取付けステーをハメ込みました。

この位置に横向きで付ける為に切断したんですよ。

目測での穴開けなのにピタッと決まりました。


ボックス内に取付けるステー×2の穴を横へ広げます。

やっぱグライン・・・以下略。


コレはボックスに開けた穴がボックスを底面にある凹凸部の際になっちゃったので苦肉の加工なのですよ。


更に使用しない余ったステーを直角に当てボルトで固定。

直角ステーを追加したのはボルト固定部分の強度を上げる為。

ステーの間には隙間があるので座金を入れて調整しました。


再度裏面から取付け状態を確認。

まるで純正のようにピッタリと違和感無く固定されていて実にスマートですね、と自画自賛。

コレで前方の固定は完了です。


続いて後方のステーの加工ですが、前側と同じように横向きに付けようとすると矢印↑の突起部とステーが接触する事が判明。

決して行き当たりばったりの作業ではありません (汗)


当然コレの解決策も万全。

決して今咄嗟に考えたワケじゃありません。

後方用のステーは真ん中部分を切断して2本に分けて突起部を回避すると言う英断を下しました。


そのステーに仮止めしたボルトに合わせてボックスに穴を開ける位置にマーキング。

ココのボルトを2本に増やしたのはステーを切断しちゃったので回転しないようにする為の措置です。


んでドリルでギュイーン ( ´∀` )


4ヶ所の穴開け加工です。

(。´・ω・)ん?

右の穴がズレちゃったね?
ニャンコ大先生?


ボルトを2本にしたのでボックス内用ステーにも追加の穴開け加工です。


準備は完了。

(。´・ω・)ん?

今度は左のステーがズレてない?

まぁちょっとくらいズレても見た目以外に問題は無いんですケドね。


内側からボルトで固定して取付け完了。

やっぱズレてますが気にしないで (;´・ω・)


裏面からの取付け状態。

ステーの位置は万が一ボルトが緩んでもボックスが前後左右にズレないような配置になっています。


後方から見た図。

ボルトの長さが違うんですが、まぁ買ってきて交換するのも面倒なのでこのままイキマス。

気が向いたら交換するかもしれません。

気が向いたらね。


ボックスとキャリアの固定には問題無いようなので早速車体に取付けます。


ドコにも接触していない事を確認します。

・・・(* ̄- ̄)・・・

大丈夫ね?


完成した!の図

カンペキな出来栄えですな。


フレームがグリーンなのにボックスを黄色に塗装したのは将来フレームも黄色に塗る予定があるからです。

でもまぁこの状態でも可愛いので許す。


乗車姿勢も確認。

シートの後方いっぱいに座ってもボックスが体に当たる事もありません。


ボックスは意外に大きく、自己主張の激しいドラレコを付けた状態のシステムヘルメットも楽々収納。

内側に貼ってあるヨレヨレなヤツはニャンコ大先生が勝手に貼ってくれた保護シート。

もちろん後で剥がします ( ´∀` )

 

リトルカブ入手から10ヵ月。
当初から考えていたボックスの取付けがやっと終わりました。

コレでお買い物する時もバックパックを背負わずにすみますよ~ ( ´∀` )

ボックスにカッティングシートを貼ってみる

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