リトルカブのシート交換はダブルシートの切断から始まる

ダブルシートをわざわざ切断する理由

砂井さんの愛車1999年式リトルカブA-C50(90cc)にはホンダ純正ビジネスボックスが搭載されていいます。
通勤はもちろん買い物にも超絶便利。

バイクにボックスを搭載する所業にはついてはその圧倒的存在感から賛否両論ですが、ビジネスバイクであるカブなら満場一致で可決されるくらい認められた装備ですよね?

リアボックスでリトルカブの積載量を確保


しかし小柄な人をメインターゲットとしているリトルカブと、身長184cm体重88kgのムダにワールドサイズを誇る砂井さんのワガママボディーを両立するのは大変難儀な事でございます。

純正シートではおケツがはみ出るのでダブルシートにしないと姿勢が非常にキビシー (;´・ω・)


しかしダブルシート化すると今度はキャリアに乗せるボックスと干渉します。
まさに「アチラを立てればコチラが立たず」状態なワケですね。

なのでダブルシートを切断して大き目のシングルシート化する事で、砂井さんのおケツの保護とリアキャリアへのボックスの搭載を両立させていました。
我ながら素晴らしい加工だったと自画自賛。

キャリアとダブルシートの快適性を両立させる


その後は快適に走行して幾年月。

しかしそんな砂井さんの儚い幸せな時間は長くは続かないのでした。


そろそろ使用限界でしょう

切断したダブルシートはカブ先輩から譲ってもらった中古品だったのですが、そのシートにあったヒビ割れがゆっくりと、しかし確実に進行中。
常人の平均体重を大幅に上回る砂井ウエイトの攻撃に晒されたため、今ではご覧の状態になってきました。

職場の駐輪場は屋根があるので雨でもシートに染みたりしていませんが、対外的にもビジュアル的にもちょっとみっともない。
まだ実害が出ていないとはいっても流石にコレは交換が必要でしょう。


現シートの把握

「カブ50 シート」等のワードで検索すれば大量に出てくる社外製シートですが、今回は当然特殊な条件があります。

まずは現状の把握。

今付いているシートの長さは約45cmでした。
キャリアとの距離にはまだ余裕があるので、たぶん49cmくらいまではイケそうです。


また取っ手?みたいな前方を切断している純正カブのリアキャリアですが、まだシートの後端横と干渉しています。

あ、このリアキャリアは中古で買ったスーパーカブ純正品。
リトルカブのリアキャリアは小さいので積載量を重視した結果です。


新品だと社外品しかありません。
お安いですが耐久性は低いので錆に注意。


突然作業開始されている理由

新しく購入したダブルシートの写真を撮り忘れました (;´・ω・)
いや、撮ったハズなんですがデータを紛失しちゃったのです。

まぁほとんど同形状のシートを見つけて購入したんですよ。
いきなり切断するのでステープルを外しているシーンから強引にスタートします。
表皮をベースに留めているホッチキスの針みたいなヤツです。


ちなみにこの作業、ダックビルを使うのが一番簡単でした。

ラジオペンチとは先っぽの食い付きがが違います。


切断する部分まで革と防水シートをめくりました。


このシート、価格の割に作りがベリー雑だったのでコスパは良くありません、ってか寧ろ悪い部類ですが、それでもこのシートにしたのはシート下面中央付近にある突起です。

切断するとこの辺りがシート後端になるんですが、この突起がフレームに当たる事でしっかりした座り心地になるなんですよ。
仮にこの突起がない場合、シート後端がシナシナっとヨレてしまいます。


早速ゴリゴリとノコギリで豪快に切断します。
木材用のフツーの鋸ですが意外に切れるモンですね。

今回は必要なサイズ感が判明していので一気にズバッと切断。


尖った角の部分を綺麗なRに成形します。


クッションも成形。


シートに干渉していたリアキャリアの突起も切断です。


切断面のバリを取って加工が必要な工程は終了。


シートはヒンジごと移植しました。
コレで作業は終わりのハズです。

そう、フツーならね (;´・ω・)


トラブル発生

シートをぱっこーんと戻したら作業は終わ・・・おんやぁ?(;´・ω・)?
写真では分かり難いですがシートの後端が浮いています。

ナゼだ?


原因究明

砂井EYEをもってすれば原因の解明など一瞬です。

既存のシートも中華製ですがヒンジ部はホンダ純正。
このヒンジにはタンク側とシート側双方にダンパーゴムが付く構造ですが、今回購入したイケてないシートは直接ボルト留めされていました。

このダンパーの分、シート前方の高さが低くなってシート後端が上がったのだと断定しました。


ならヒンジごと交換すればイイじゃない ( ´∀` )カイケツ!、などと思っていた時期が砂井さんにもありました。

実はヒンジの幅がビミョーに違うため純正ヒンジだとシートに干渉します。
コレ、ホントに互換シートなの?(;´・ω・)


では純正ヒンジからダンパー部分だけ移植しよう。

今度こそコレで解決でしょう。


しかしダメな方のヒンジはネジ穴が縦長形状でダンパーが入りません。

このヤロゥ (#´∀`)ピキ


もうゴリッといこう!ゴリッと!!

9.5mmドリルでゴリゴリいきました。


ダンパーでシート前縁部分の高さを確保し何とかシートの傾きは直りました。
実はまだ少し傾いているのでホントはワッシャーでも追加したかったんですが、シート側に埋め込まれているボルトの長さが足りません。

まだ後端が僅かに浮いた状態でですが、座ればシートはフレームに密着して事実上問題は無いためこの状態で我慢します。

あとは最後の工程です。


防水シートと表皮をテキトーな長さでカットしました。

「適当」とは”いい加減”な意味合いで使用する事が多いと思いますが、本来は”最も適した”行動や解答の事を言います。


ココでタッカーの出番です。
爪の先を折らないホッチキスです。

シートベースにはステープルが根本まで打ち込めないので激安なタッカーで十分です。
ばちこん!と打ってミニハンマーで叩き入れます。


でも今回は知り合いの工場からHITACHI製の高級電動タッカーを借りたので試しました。

ウィン、パチ!
ウィン、パチ!

・・・(* ̄- ̄)・・・

シートベースがしなるのでやはり1回のぱちこんでは入りませんね。
砂井さんのやり方がマズいだけかもですが。

タッカーでシート張りなんて勝手が全然分からないので「こんなモンじゃね?」的な感覚で打ち込んでます。
弾幕はパワーだぜ!!って語録に従ってマシンガンの様に打ちまくりました。
どーせ外から見えないし。


そして正式に固定し直しせば全ての作業が完了。


どうだろうか?
シートがブラックなのは砂井さんの好みではなく、このカラーしか無かったから。

しかし前シートのくすんだ紺に白のツートンカラーは、正直ちょっとカッコ悪いと思っていたのでコレは合格点としておきます。


カッコ良くなくてもイイですが穴の開いたシートはみっともないしね。
交換してスッキリしました。

・・・(* ̄- ̄)・・・

しかしこのシート自体はイケてない。
作りの雑さはまぁ許しても、同種中華製シートの3倍に達する価格設定はちょっとね (;´・ω・)

今回は加工方法を新たに検証するのが面倒だったので同一形状のシートにしましたが、切断加工しないなら絶対買わない方が良いシートでしょう。
仮に次も交換する必要があるなら新規形状のダブルシートにします。


追記

取外した古いシートは念のために保管しておきます。
コレも表皮を張り替えれば使えるので。
ってか今回購入したシートの品質が信用ならないんですよね~。

耐久性がちょっと心配 (;´・ω・)

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