これで全バルブのLED化が完了です
砂井さんの愛車XJR1300です。
コレは2008年式で結構な年数が経過していますが、XJR1300自体の基本設計はもっと古いワケです。
なのでお手軽に出来る近代化としてLEDバルブ化を完遂しました。
あ、ウインカーリレーは既にLED対応済みです↓
やはりヘッドライトのLEDは最優先ですよね。
純正はハロゲンの暖色光が好きじゃないし、そもそも暗い。
スフィア製LEDバルブでホワイト光と快適な視界を得ました。
他にもインジケーター灯やナンバー灯は既にLED化済み。
XJR1300のブレーキランプは標準でLEDなので、残るはウインカーバルブだけになっています。
最後の攻略
まずは相手を知るべし。
純正のウインカーバルブを確認します。
クリアカバーにアンバー(橙)バルブ仕様ですね。
それにしても時代を感じるデカいウインカーだわ~ (;´・ω・)
今時のLEDウインカー本体は小型でスタイリッシュですが、中華製は壊れやすいし日本製は高価。
元々XJR1300は旧車スタイルだし、ウインカーはそのまま使用して今回はバルブだけLED化しようと思います。
一番お安いパターンですからね。
さっそく作業開始
カバー裏のネジを1本緩めればクリアカバーが外れます。
実際の作業はニャンコ大先生が実施しています。
砂井さんは撮影で忙しいのですよ ( ´∀` )
カバーの周囲に防水ゴムとかは無し。
XJR1300は年式によって違うみたいですが、FIモデルではポジション点灯はしないのでS25のシングルバルブです。
ちなみにS25は古いバイクに多い規格で、平たい端子のT20の方が新しい規格らしい。
むっ!(`・ω・´)
バルブのお尻に白い粉?みたいなのが付着しています。
構造的に雨や水が浸入するので仕方ないですね。
バルブの規格
S25バルブ交換時の注意点はピンの角度と段差の違い。
●S25 180° 金口ba15s
暖色シングルバルブ●S25 150° 金口bau15s
アンバー(橙)シングルバルブ●S25 180°段違い 金口bay15d
暖色ダブルバルブ
このようにS25ウインカーバルブには数種類あるワケですが、純正ホルダーのままフィラメント球だけ交換する場合、ピン角の違いから基本的に同じモノしか付かない構造です。
しかしLEDバルブでは各仕様が混在していて、例えばアンバーLED球でもピン角 180°とかあるのでプチカスタムは容易ですが、規格の間違いには注意が必要です。
今回はバルブのみLED化するのでソケット形状は同形状で揃えます。
つまりS25 150°アンバーのシングルバルブです。
今回もぶーぶーマテリアルさんのLEDバルブを使用しました。
完全中華製バルブより良さそう、とか根拠なく思っただけです。
XJR1300のウインカーバルブは取付けが横方向なので全方位照射タイプが良いでしょう。
当然金口は同一形状。
もう一度確認ですが、XJR1300はS25 150° アンバー(橙)シングルバルブです。
交換は差し替えるだけであっという間に完了です。
ところでネットでウインカーバルブを探していると「ステルス」って単語を散見しました。
調べてみるとどうやら発光部分がアンバーではなくホワイトなので、「クリアカバーでも外側からバルブが見えにくい」って事らしい。
どーでもイイ件ね (;´・ω・)
とりあえず片方だけ交換して点灯試験。
フィラメント球と比較してみます。
このぶーぶーマテリアルさんのLEDバルブは爆光タイプではありません。
純正フィラメント球より最大輝度は僅かに高い程度で、写真の通り輝度に大きな差は無いように見えますね?
しかし実際の発光量は段違いでした。
動画だと分かりやすい ( ´∀` )
フィラメント球の点滅は輝度の増減がゆっくりなのに対して、LEDバルブはメリハリのある点滅で気持ちイイですね。
LEDバルブは最大輝度で発光している時間が長いので、見かけ上の輝度がフィラメント球より断然高いのもポイントです。
これでもう完璧ですか?
でもちょっと気になる部分も (;´・ω・)
その他にも色々動作検証を行っている最中、ウインカー作動を表すインジケーター灯の点滅が完全に消灯しないのを発見しました。
これまた動画です。
インジケーター灯が消灯するべき状態の時、何かチラチラ薄く点灯しちゃいます。
コレ、心当たりあるわ~ (;´・ω・)
試しにウインカーを一ヵ所だけフィラメント球に戻してみます。
すると正常な点滅になりました。
恐らく原因はリレーですね。
多分ですが、LEDバルブの少ない消費電力が関係していると予想。
一応LEDバルブ対応リレーなんですケドね (;´・ω・)
ぶーぶーマテリアルさんのLEDバルブは1個で3.1Wなので前後で6.2W。
今回使用しているウインカーリレーは1~100W対応なので動作範囲内です。
お試しにリレーを交換してみる
LED対応リレーなんて、ニャンコ大先生ファクトリーには腐る程あります。
実際腐っているもの数個ありました ( ´∀` )
今回は近くに放置中の魔改造モンキー(中華製125cc仕様)のリレーを拝借。
コレはL字端子ですが、変換ハーネスがあるので差し替えは容易です。
インジケーター灯の点滅状態は無事悪化w
この状態が消灯状態とか悪い冗談でしょう ( ´∀` )
この精神が不安定になりそうなピーピー音はなんやねん (;´・ω・)
試しにと更に違う中華製リレーと交換してみましたが、あまり変化なし。
もっと信頼性のあるリレーは無いのか?
砂井さんのリトルカブもLEDウインカー仕様で、特に問題無く作動しています。
当然インジケーター灯も正常作動。
最後にリトルカブで使用している中華製リレーと交換してみます。
このリレーも激安でしたがカブちゃんでのLEDバルブの作動には問題ありません。
・・・(* ̄- ̄)・・・
でも同じような結果に終わりました。
ひょっとしてインジケーター灯側に問題があるのかしら?
どのリレーでも純正バルブに戻したら正常に点滅します。
ウインカー配線に抵抗を入れるか、インジケーター灯をフィラメント球に戻さないと解決しないのかも?
結局ALL LED状態では最初のデイトナ製リレーが一番まともな作動でした。
しかしインジケーター灯の点滅に多少不具合があっても、ウインカー自体の点滅動作には問題ありません。
リレーを買い直すのも勿体無いし解決するとも限らないので、このまま使用する事にしました。
明るい日中ならほとんど気が付かないレベルなんで。
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