走行距離1,000kmで交換するべき?
ある日何気ない会話の中でカブ道の先輩であるカブ先輩からこんな話題が
株「砂井、あのカブOIL交換いつした?」
砂「前回は7月に交換して1,400kmくらい走りました」
株「ボアアップ車は半年 or 1,000kmで交換した方がええで」
砂「ゲロマジっスか?(;´・ω・)」
「ゲロマジ?」とは「本当か?」の最上級である。
確かに3,000kmで交換推奨なのはノーマル状態の話。
他にボアアップしている車両を色々調べると1,000~3,000kmで交換している人が居て実に幅広い。
まぁエンジンオイルの交換サイクルは短くて困る事はありませんからね。
資金面以外は (;´・ω・)
冬になると他にやる事が増えるので今のうちに交換しときますかね。
オイル交換時の工程が増える
砂井さんのリトルカブは油温センサーが付いているので少し面倒になっています。
まずはレッグガードを外します。
ノーマル状態では必要の無い工程ですね。
あ、オイルを少し温めると抜きやすいのでエンジンを数分アイドリングしておきます。
ヤリ過ぎるとオイルがアチチになるので注意。
プラグコードと一緒に束ねられている温度センサーの配線を外すので黄色←のタイラップを外します。
黄色〇のコネクターを外す為です。
カチっとね。
このコネクターを外す為にレッグガードを外す必要があったワケです。
エンジンガードも外します。
黄色〇がオイルのドレンボルトですが、油温系のセンサーが追加されているので大きい&配線が生えています。
先ほど外したコネクターはこのドレンボルトにある温度センサーと繋がっていました。
続いてオイルを抜くワケですが、その前にオイルキャップ兼オイルレベルゲージを外しておきます。
空気が入ってオイルの抜けが良くなります。
準備が出出来たらドレンボルトを17mmのスパナで緩めます。
1/4回転くらい緩めてトルクを抜くだけでOKです。
ボルトを緩める時に同じ回転数で配線もよりよりと回して負荷が掛からないようにします。
結構硬い配線なのでブッチ切らない措置です。
この「よりより」をする為に温度センサーの配線を外す必要があったワケですね。
どぼどぼ~
黒い~
抜け終わるくらいに数回キックするともう一搾り出て来ます。
可能な限り古いオイルを抜きましょう。
抜けたらドレンボルトを取付けてトルクを掛け、パーツクリーナーで付着したオイルをキレイに拭き取ります。
ドレンボルトに付いているアルミ製のシールワッシャーは毎回交換するのが推奨ですが、今回は手持ちが無いので再利用しました。
自己責任ですが結構大丈夫なモンです。
エンジンガードを元に戻します。
相変わらずガード下のドレンホールから温度センサーとその配線がコンニチワしてます。
中々滅多に無い事態ですが、エンジンガードをゴリっと盛大に擦るような事があったら配線はモチロン、ドレンボルトも持って行かれてオイルどばどば状態になりそう (;´・ω・)
配線を繋ぎタイラップで再度固定。
タイラップは繰り返し使えるリリースタイを使用しています。
AAC電源ONで油温系の作動チェック。
「17℃」と現在の油温が表示されていればOK。
もしセンサーや配線に異常があると「L℃」と表示されます。
今回はリニューアルしたG2を入れてみます。
正直あまり違いが分からないようならG1で十分な気がしてきました。
さて、コレでリトルカブの冬支度は完了です。
積雪が無い限り乗りますよ~ (`・ω・´)
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