前回の雪辱を果たしたいと思うのです
写真は残っていませんが、砂井さんは以前豚の角煮にチャレンジした事があります。
当時の自炊レベルはスライム級でしたが何か自分で作れないかと模索していた頃でした。
んで出来上がったのは見事なチャーシュー (;´・ω・)
ラーメンやチャーハンにはとても相性が良いでしょう。
いや、チャーシューとしては美味かったケド、コレは断じて違う。
なので暫く角煮は封印していたのでした。
自炊レベルが上がった今なら?
何か今なら出来そうな気がする (* ̄- ̄)
何故突然再チャレンジする気になったのか?
ソレはたまたまGoogle先生に作り方を聞いたから。
初心者ほど基本に忠実でなければいけません。
お試しなので豚バラ1本買って来ました。
テキトーな大きさに切った豚バラのブロックを軽く焼き目が付くまで焼きます。
よく「旨味を閉じ込める為」って聞きますが、実際そんな効果は無い、とどこか検証していた論文を読んだ気がします。
ココで焼くのは型崩れを防止する為だとか。
そして下茹で。
調べた限り、この下茹でこそが豚の角煮において最も重要な工程だと判明しました。
そう言えばチャーシュー化した前回はいきなりタレで煮て、しかも煮込み時間も短かった。
10分沸騰→30分放置×3セットとか色々書いてありましたが、ココで柔らかくなるまで数時間ほど茹でます。
調味料を入れると固くなるのでお湯だけで茹でるのがポイントか。
90分後
アルミホイルの落とし蓋を外して確認。
つんつん (。・ω・)σ
全然硬いんですケド?(;´・ω・)
ホントにコレで柔らかくなるの?
更に90分経過
煮詰まってお湯が減ってきました。
何となく柔らかくなってるよーな?
3時間経過したのでレシピに従い下茹では終わります。
お肉を流水で洗うと確かに柔らかくなっていますが、まだ居酒屋さんで食べる「あの角煮」には程遠い (;´・ω・)
ホントに大丈夫?
調味料はスーパーで売ってた「角煮の素」的なアレを使用します。
まだお試し段階なので失敗しない事が最優先。
スライスしたショウガだけ加えました。
60分後
|・ω・`)チラリ
どーかしら?
大して変化無し。
嫌な予感しかしない (;´・ω・)
更に2時間経過
|・ω・`)チラリ
レシピ的には完成してるハズですが。
おおっ!!Σ(゚ω゚ノ)ノ
何かソレっぽい (笑)
大分煮詰まって豚肉も良い感じになっています。
少なくとも見た目はね。
別で茹でておいたタマゴを加えて完成とします。
味を染み込ませる為に一度常温で冷まして、食べる直前に再加熱しますよ。
その日の夜
10数年と年月を経て完成した自炊角煮。
見た目は合格ですが、果たして?
晩酌のお供として合格なるか?
おおっ!!!Σ(゜ロ゜;)!!
切れる!箸で切れるぞ!!
マジ柔らかいZO!!
味も全然美味い。
カラシが欲しいわ~。
(-ω-;)ウーン
カンペキな仕上がりです。
チャーシュー事案から自信を無くしていましたが、すっかり回復しましたよ。
コツは「ちゃんとレシピ通りに作れ」ですね ( ´∀` )
でも、同じ条件でもう一度作るか?と聞かれれば答えは「NO」
コレを作るのに5時間は費やしました。
結構な時間とガス代を消費します。
でも角煮は大好きなのですよ。
この葛藤を埋めるには愚かな人類の生み出した無慈悲なる禁断の最終兵器「圧力鍋」が必要です。
実は以前から脳裏をよぎっていた圧力鍋なんですが、今のところ豚の角煮にしか使う用途が無いのでイマイチ踏ん切りがつきませんでした。
でもこの美味さだと悩む~ (;´Д`)
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