久しぶりの自転車イベントです
富山県にある競輪場「ドリームスタジアムとやま」をスタート地点にしたサイクリングイベント「グランフォンド富山2022」
コレに参加する為やって来ました。
石川から車で1時間強ってトコです。
このグランフォンド富山には複数のコースがありますが今回は130kmに出場。
レースではなくサイクリングイベントとはいえ数年ぶりの本格ライド。
密かに2ヶ月前からトレーニングを行っていたのです。
前日に洗車&注油もして準備完了。
朝6時に現場へ到着。
準備を始めます。
準備と言っても受付と着替えくらいですが。
個人レベルのこのバイクスタンドを持っているのは珍しいですか?
さて、スタート間近です。
全コースを合わせた参加人数は700人というので大きな規模だと思います。
ココで参加者を紹介
砂井さんです。
マスクとアイウェアで不審者感が増大中。
10年以上経過したSPECIALIZED Tarmacでイキマス。
今回の首謀者繁ぽんさん。
Zwiftを始めてから狂ったように漕いでいるペダル中毒者。
1週間後には別のイベントで5,000mのヒルクライムを予定している変態です。
今回のトラブルメーカー、ここでは仮に杉ヤマ氏としておきます。
ライトな恰好ですが、自転車イベントの参加が少ないだけで中身はトレーニング大好きなドM。
いよいよスタート
待ち時間長いね (;´・ω・)
やっとスタートですよ。
快調に走っていますが、コレはあくまでサイクリングイベント。
速度は25km/h程度でゆっくり走ります。
お?何やらデカイ橋を発見。
あの橋は走れないのね。
街中の一般道も通るので当然ながら車が多い。
河川敷のコースに出ると安心します。
って、(。´・ω・)ん?
杉ヤマ氏が付いてきてない?
ココで重大トラブル発生!
戻ると杉ヤマ氏がモゾモゾしています。
チェーンでも落ちたのか?
なに?ペダルが外れた?
そんなギャグ聞いた事ないわ~ (;´・ω・)
しかもネジ穴が潰れて斜めに入っちゃってる。
コイツはヤバイですね、最悪スタートに戻って車で救出しないとダメそう。
つまりリタイヤ。
まだ40kmしか走っていません。
最後尾を走るオフィシャルの方が追いついて来ました。
運「制限時間まで1時間です、間に合いますか?」
砂「あ、ハイ (;´・ω・)」
各エイドには制限時間があって、ソレに間に合わないと強制リタイヤになってドナドナされます。
いつの間にか最下位なワケですね。
でも解決策は無い (汗)
漢「何あんたら工具が必要なのか?」
トラブったこの場所には丁度グラウンドがあって子供と保護者の方が部活?の練習をしていました。
我々のトラブルを見ていた見ず知らずのナイスGUYが車載工具を持って来てくれたのです。
捨てる杉ヤマ氏あれば拾うナイスGUYあり。
クランクのネジ穴は半分潰れてしまっています。
そのままでは工具があっても真っ直ぐにねじ込めないので、ネジ穴が無事な内側から一度締め込みます。
案の定裏からなら入りましたが、やはり真ん中くらいから手では締め込めません。
ココでナイスGUYからお借りしたモンキーレンチでゴリゴリ締めます。
数回ゴリゴリ締めたり緩めたりします。
タッピングの代わりにして何とかネジ穴を復活させようとする作戦です。
んで正規の位置(外側)からねじ込むと真っ直ぐ入りました!
ヾ(≧∇≦*)/やったー
でも正規トルクを掛けるには手応えが怪しい。
ネジ穴がガタガタでもうクランクを交換しないとダメですね。
とりあえず緩まない程度に軽く締め込みました。
このイベント中だけ持てば良いので。
ナイスGUYに工具をお返しします。
いやーマジで助かりました。
もし工具が無ければ確実にリタイヤ事案。
でもそんな時でも個人のせいにして責めてはいけません。
数多くイベントに参加していたら色々なトラブルもありますよ。
直ってヨカッタわ~ ( ´∀` )
ナイスGUYに感謝です。
漢「別にイイよ」
砂「アラやだ惚れそう♡」
原因はまさかの
でも何でペダルが外れてしまったのか?
砂「ペダルの締め忘れか?」
杉「いや、ちゃんと締めましたよ、手で」
砂「そーだよねー、なんで緩んだんだろ?」
・・・(* ̄- ̄)・・・
(。´・ω・)は?
手で?(;´・ω・)
いやいや、聞き間違いでしょ。
砂「どれ位トルク掛けた?」
杉「力いっぱい締めましたよ、手で」
・・・(* ̄- ̄)・・・
手で? (;´・ω・)
・・・(* ̄- ̄)・・・
前言撤回!!
全部テメーのせいじゃねーかヽ(`Д´#)ノ ゴラー!!
脳ミソをバタリアンに食われたのかYO!
このスピードプレイの締付けトルクは最低28.2N・m。
シマノのペダルなら35~55N・mに達します。
段差等でガンッときただけで簡単に200kg以上の荷重がペダルに掛かるのに、手締めて耐えられるワケねーだろ?
ハルクホーガンの握力でもムリだっつーの!
何が一番問題なのか?って、もう全てです。
更に杉ヤマ氏が砂井さんと同じメカニックって事に改めて気が付いて2度目の衝撃を受ける。
コイツ、後で粛清してやる (#´∀`)ピキ
遅れを取り戻さないと
制限時間という悪魔がすぐ背後から迫ってきます。
余裕ペースのサイクリングのはずだったのに、向かい風に向かって全力走行。
繫ぽんさん、気合入れて引けや~ (#゚Д゚)ゴルァ!!
50分後
何とか制限時間内に第1エンドに到着。
しかしあと15分でリミットなので出発しなけばなりません。
予想より体力を消耗したので補給。
配られたのはメロンパン、バナナ、マス寿司のオニギリ🍙
マス寿司は炎天下に置かれていたのでヤバイくらい温かいんですが、大丈夫ですよね?
10分でかき込んでトイレ行って慌ただしく出発です。
何かダム?
やっぱ河川敷は走りやすい。
風が強いですが先頭を引くのは繫ぽんさんなので気になりません。
ココから500m程のヒルクライム区間。
そんなにキツい坂ではありませんが、まぁ暑い (;´Д`)
ひーこらひーこら (;´Д`)
ちなみにリアのカセットは現役時代に使っていた12-25のまま。
別に足に自信があるのではなく、もうお金を掛けたくないだけ。
結構上りました。
景色がキレイです。
・・・(* ̄- ̄)・・・
ハラがヤバイね。
第2エイドです。
ヒルクライム区間でかなりタイムを短縮出来ました。
もう制限時間という悪魔の姿は見えません。
ココで昼食になります。
赤飯、そうめん、お新香、豚汁です。
さっきのメロンパンとかも量がありましたが、とりあえず完食。
体育館みたいな場所で休憩してます。
シューズと膝サポーターを外せると生き返ります。
血行を阻害してるんですかね?
結構痺れるんですよね。
昼食後15分くらい休憩です。
写真はありませんが、実はこの時制限時間をクリア出来なかった人達が大型バスで到着してました。
ヒルクライム区間で多くの脱落者が出た模様。
リアルドナドナ状態が無慈悲ね (;´・ω・)
制限時間の悪魔恐るべし。
さて出発します。
130kmという距離は自転車競技をしていないとキチ〇イに思えるでしょうが、経験者なら大した距離ではありません。
砂井さんも以前はかなりガチな人だったので体力的には問題無いんですが、おケツの痛みだけは別。
現役時代もガラスのおケツを持つライダーでした。
ココまでの走行距離は約90km。
実は既におケツは限界を超えマヒしています。
正に自分(おケツ)との闘いなのです。
トラブル2回目
流石にもう制限時間の心配はありません。
おケツの心配だけしながら軽快に走っていると
ガン!
プシュシュシュ!
・・・(* ̄- ̄)・・・
パンクした (;´・ω・)
段差の角で穴が開いたようです。
まぁパンクくらいなら大した問題ではありません。
パンクなんてよくある事ですが、コレも杉ヤマ氏の呪いに思えて仕方ない。
あ、砂井さんのタイヤは未だに10年前の基準である23cですよ。
そんなこんなで最終エイドに到着。
水分補給だけしておきます。
コカ・コーラの一気飲みをするオッサン×3人。
暑い~ (;´Д`)
痛い~ (;´Д`)
あと25kmの文字。
終わりが見えてきましたが、おケツは既に40km手前で終わっています。
この中では一番実力のある繫ぽんさん。
終始先頭で引いてくれました。
平地でも上りでも常に重いギアでフンフン漕いでる杉ヤマ氏。
普段のトレーニング趣味で基本性能は高いものの、ペダリングも整備も基本がなっていません。
コッチ見んな (* ̄- ̄)
あと5km。
海岸線のサイクリングロードを走りますが、この道路がゴツゴツしていてマヒしていたおケツに止めを刺してきます。
見えた!ゴールの文字が見えた!
ゴール直前に競輪場のバンク内を1周。
普段は走れないトコですね。
ゴール!!
130kmに渡る長き(おケツとの)闘いに終止符が打たれました。
ようやく人類(おケツ)に平穏が訪れた気がします。
でもサイコン上では126kmとなっているのがモヤモヤします。
さっさと片付て帰りますよ。
お疲れ様でした。
はよ帰って風呂入ってビール飲もう。
本日の名言
ちゃんと締めましたよ、手で!(`・ω・´)キリ
コメントする