いよいよ排煙装置を稼働させてみます
前回完成した自作の強制排煙装置(仮)の雄姿。
「小学生の夏休みの工作みたい」とか言うな。
早速設置しますよ。
まず排煙部をハメる為にリビングの窓を開けます。
アルミサッシ内側の青線の凹み部分に取り付ける様にしました。
板を僅かに反らせてハメ込みます。
サッシのレール部の凹凸を上手く利用するんですよ。
レールの間に挟んだら窓を閉めて固定。
スキマも極小なので虫さんなんかも入って来ないハズ。
ウッカリ入って来たヤツは無慈悲にジェノサイドだけどね (* ̄- ̄)
ダクト部をグイグイ引っ張っても全然平気。
木の板で補強もしてあるし、外が強風でも全く問題無いと思います。
最後にダクトを繋ぎますが、この時⊕ドライバーが必要です。
締め付けトルクは外れなければ良いので軽くでOK。
セット完了の図。
所要時間は装置を運ぶのを含めて5分くらい。
逆光になるのでカーテンを閉めてて見えませんが排煙部は窓に繋がっています。
吸気部の不織布フィルターは100均に売ってた被せるタイプに変更しました。
カポッと被せるだけなので超簡単 ( ´∀` )
少しでもダクトファンのダメージを減らしたいのですよ。
でも不織布は火が上がると溶けるので注意です。
試験焼きは何でする?
さて、何で焼きますかね?
やはりココは煙が少なくて室内でも安心と評判のイワタニ焼肉プレートですか?
一度室内で焼きましたがやはり無策では僅かに匂いが残ります。
しかしこの排煙装置の真の力を発揮すれば完全無臭に出来るハズ!!
それともイワタニの炉ばた焼器炙りやですか?
炭火と同じ遠赤効果でふっくら美味しく焼けると評判ですが、焼肉プレートより煙が出るのが欠点。
しかし排煙装置との組み合わせなら無敵ですね?
実はコレ、数年前に買ってたんですが使うのは初めてです。
今まで?
タンスの肥やしですわ (* ̄- ̄)
やはり最初はコレ!
やっぱ炭火ですよね?
ハイ!久しぶりに無謀キタ━━(゚∀゚)━━!!
「もっと様子見してから順を追った方が良いよ?」と砂井さんの中の悪魔が囁きましたが、「最悪を想定した方が試験としては有益だよね?」と諭す天使に従った選択は脳内コンプライアンス的にも問題無いハズ。
今回はまぁテストなので、着火剤入りで簡単に炭が熾きるロゴスのエコココロゴスを使いました。
「バルカン砲」の愛称で主に砂井さんから親しまれています。
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炭が熾きたらファイヤーグリルsoloを排煙装置の下にセット。
奥さんと2人なら十分な容量のグリルです。
コレに組み合わされるお肉は?
炎上の代名詞豚バラさんです!
本日2回目の無謀キタ━━(゚∀゚)━━!!
何だかんだで炭火焼きが一番美味しいよね?
でもナゼそんなに最初からアクセル全開なワケですか?
焼肉プレートなら間違い無いんでしょうが、それだと絶対成功しちゃうだろーし、そもそも面白くない (* ̄- ̄)
いや、失敗したいワケではないんですが一番強烈な状態で運用出来れば後は何でもイケるって事になるよね?って思いまして。
排煙装置起動!!
コレはコンセントの供給電圧を調整して、換気扇等の回転数を変更出来る便利ツール。
今回は爆煙が予想されるので全開運転です。
ダクトファンは結構な風量があります。
スムーズな吸気をさせる為に風上向きの窓を少し開けときましょう。
開けたくなくても一酸化炭素中毒で〇にたくなかったら開けときましょう。
あとエアコンは上向きに、扇風機やファンヒーター等も排煙装置に風が当たらない向きにします。
吸気部に風が当たると煙が上手く吸えないのですよ。
豚バラファイヤー!!
準備が出来たら早速焼いていきますよ?
順調に焼けてきました。
動画でGO!
炭火+豚バラの最凶コンビから発生する爆煙を残さず全て吸い込んでます。
カンペキな吸気性能ですね ( ´∀` )
下からのアングル。
吸気口に景気よく吸い込まれる煙が分かりやすい。
ちなみに屋外の排煙口からは盛大に煙を吹いてます。
不織布意味なくね?(;´・ω・)コレ
少しでも脂をキャッチしてダクトファンが汚れない様にしたかったんですケドね。
でもコレ以上フィルターを厚くすると吸気が悪くなるだろうし、まぁ妥協?
ご近所さんからしたら「サンマをいっぺんに5匹くらい焼いてんのか?」ってくらいの煙ですが、火事と間違えて通報しないでね。
問題無いし戻るか (* ̄- ̄)、と思っていたら何やら室内の奥さんが何か叫んでいます。
慌てて戻るとファイヤー!!
何かあったかと戻ってみると、案の定豚バラ様が炎上されておられます。
まぁ想定の範囲内ですよ ( ̄ー ̄)
奥さん、豚バラ共を除けないと炎上は止まらないですよ?
上空の不織布も溶けて穴が開いてますね。
まぁ、炎上すればそーなるだろーなー。
暫くそのまま見ていましたが、吸気そのものには全く影響ありません。
とりあえず焼けた豚バラを頂きます。
(´~`)モグモグ
全然美味いよーん ( ´∀` )
炭火焼きなので当然ですね。
唯一心配だったトコ
このダクトファンの耐熱温度は僅か60℃。
絶対超えちゃってる気がしますが、安全係数の余裕を信じてちょっとくらい超えても大丈夫じゃね?と根拠の無い自信で強行しました。
炎上もしたし、ちょっとドコロな温度じゃない気がしますが果たして無事か?(;´・ω・)
脂が付着してますが外見上は問題なし。
最悪プラスチック製のファンが溶けたりしてない?って思ってましたが無事でした。
ヨカッタ~ (;´Д`)=3
(2020.12.5追記)
非接触型温度計でファン部分の温度を計測してみたら52℃程度しか上昇しませんでした。
では室内BBQは問題無く出来るのか?
いや、ムリじゃね?(ヾノ・∀・`)ムリムリ
豚バラファイヤーしても問題の無かった強制排煙装置(仮)。
しかし致命的?な問題があります。
炭火焼きのエグイ問題点、ソレは雨の様に飛び散る脂。
そりゃもう盛大に飛び散ります (;´・ω・)
今回は試験の為にテーブルにアルミホイルを敷いていましたが、床にも何か対策が必要ですね。
炭火は火力を調整出来ないし、網焼きも脂が落ち放題ですからね。
・・・(* ̄- ̄)・・・
別に炭火焼きでなくてもイイんじゃね?
というワケで炙りや編に続く。
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