室内で焼肉すると匂い残りがね (;´・ω・)
実は以前から自宅で炭火焼きにチャレンジした事があります。
結果的にはいずれも満足のいくモノではありませんでした。
当然キッチンの換気扇の真下で焼くんですが、場所が固定されるし、換気扇を全開にしても吸いきれない煙があって匂いが残ります。
匂い残りの原因は霧状になって舞う脂。
室内で豚バラを炭火焼きとか、恐怖の大王が豪雨の様に降って来る世紀末の惨状ですわ。
そもそも室内で炭火ってのに無理があるのは明白ですが、末期の大本営の様に軽やかなスルー技で見えないフリ。
となると解決策は煙の少ないグリルの使用と排煙装置だと思うのです。
脳内設計図を頼りに作ってみました
この脳内設計図がまた頼りにならないんですケドね (;´・ω・)
ネットで探すと同種の自作をされている人はチョイチョイ居るようです。
その情報を参考にしながら砂井さんもチャレンジしてみましたよ。
当然、いつもの様に脳内で都合良く考えただけなので当然破綻はあるかと予想。
その都度修正していきます。
動力
今回のDIYのキモとなるダクトファン。
スピード:1850~2250RPM
風量 :165~198㎥/h
消費電力:33W
自作で排煙装置を作っている人の多くはキッチンの換気扇までダクトで繋ぎ、吸気は換気扇の動力をそのまま使うスタイルでした。
しかし砂井邸はリビングからキッチンの換気扇までが超遠い。
ダクトの延長、固定等を考慮するとかなり大がかりな装置になってしまいます。
設置が面倒だと結局使わなくなりますからね。
そこでダクトは近くの窓枠に接続し、ダクトファンで強制吸気する方法を取りました。
ダクト径は100mmタイプを選択。
今回唯一の問題点は、このダクトファンの耐熱温度が60℃だって事なのです。
絶対オーバーしちゃうと思うんですが、プラスチック製のファンがドコまで耐えられるのか心配。
同種耐熱ファンなんて売ってないし、あっても業務用で高価なんだもん (;´Д`)
吸気部
100均なのに300円で買ってきたステンレス製のボウルを流用します。
ココは炎が上がる事もある場所なので金属製を選択。
さすが100均、色々ズレて見えますが気にしない。
リューターでギューン。
薄いステンレスのボウルは音が盛大に響いちゃって公害レベルの近所迷惑です。
日曜日の朝からコレはヤバイ (;´・ω・)
そのうち刺されたとかニュースに出ない事を祈る。
金切り鋏で修正して終わり。
ちょっと穴をデカくし過ぎたかな?
ボウルとダクトの接続にはこの定着カラーを使います。
あ、ダクトファン以外はホームセンターで揃いますよ。
定着カラーをボウルに開けた穴に固定。
最初は接着しようかと思ったんですが、アルミテープだけでも十分な固定力でした。
バンドでダクトと固定して吸気部が完成。
ダクト&装置本体
ダクトとファンを載せる為、適当な高さのある棚を用意しました。
棚は洗濯室とかに置くヤツです。
形状もさる事ながら低価格なのも重要です。
一番上の棚に穴を開けて~
角材をタイラップで固定します。
コレは吸気側のダクトを吊るすのに使います。
・・・(* ̄- ̄)・・・
なんか小学生の夏休みの工作みたいですね。
吸気部のボウルに不織布のフィルターを付けてみた。
試運転しても吸引力の低下は想像より少ない感じ。
表面積の大きいトコに付ければ大丈夫ですね。
もっと細い100mmのダクト部にフィルターを付けると吸引力が劇的に落ちるので注意ですよ。
でも不織布は火が上がると溶けちゃうので炭火での使用はムリっぽいかな?
まぁコレで本体と吸気ダクトが完成しました。
排煙部
お次は排煙ダクトを取り付ける為に窓枠のサイズを測定。
ホームセンターで買ってきたプラダン。
その名の通り段ボールの材質をプラスチックにしたヤツです。
「プラダン」って絶対に略称だと思ったのに商品名が既にプラダンでした。
スーパーファ〇コンと同じですね?
コレを窓枠に合わせたサイズに切り出します。
排煙ダクトをコイツに取り付けるワケですよ。
切ったら定着カラーの大きさに穴を開けてます。
カッターで簡単、かと思ったら円に切り抜くのが結構メンドイ (;´・ω・)
開けたらズッポリ挿入。
ココも接着はアルミテープにしました。
かなり強固に固定できます。
材質がプラダンなのでこのままでは細長すぎてペラペラです。
なので強度を増す為に角材を接着しますよ。
面倒だったので接着はエポキシ樹脂接着剤にしました。
斜めにしても歪まない、必要十分な強度が出ました。
見た目は色々アレな感じですが、一応完成した強制排煙装置(仮)。
あとは試運転です。
ちょっと長くなったので一度切りますよ。
それにしてもこの記事、室内焼肉はインドアなのにカテゴリー上はアウトドアなのがウケる。
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