人生初の水害ですよ
先日の大雨で水害被害を受けた北陸地方。
砂井さんの住む石川県でも結構な被害があったようです。
同僚の黒サーファーさんも
黒「家のガレージが浸水してるらしいから帰る」
と言って早退してました。
その後、状況を知りたいので写メ送って、と頼むと
黒「そんな暇ねーよ!」
とか言いながら律儀に写メ送ってくれるあたり惚れる。
すると家の前の用水路が溢れて自慢のハーレーまで迫っている様子が分かります。
ガレージ内の水深は10cmくらいに達しています。
ヤバイね (;´・ω・)マジデ
17時過ぎに仕事が終わりました
砂井さんも仕事が終わったので急いで帰ります。
すると普段ニュースでしか見ないような光景を、まさかこの目で見る事になるとは予想していませんでした。
この日は雨が降る前から仕事だったので今初めて実際に現状を見たんですよ。
道路横にあった用水路が冠水して溢れていますね。
道路との境目が不明瞭になって自動車を飲み込まんとするトラップと化しています。
この道を走り慣れていない人や夜間に走行するとうっかりハマりそうです。
この梯(かけはし)川の上流では既に堤防が決壊しているらしい。
ここは海に近い下流ですが、堤防いっぱいまで水かさが増しています。
黒サーファーさんちにGO!
砂井さんの自宅は大した被害は無い、と言うのは奥さんから報告されています。
なのでココは一つ、既に浸水している黒サーファーさん家へヘルプに行こうかと思います。
ぶぉ~ん
ざばざば~ ( ´∀` )
すると進行方向の交差点が水没しているのを発見。
ニュースで車が立ち往生するヤツですよ。
砂井さんは冷静に考えます (* ̄- ̄)
自動車はマフラーに水が入るとエンジンが止まりますが、逆に言えば水の深さがマフラー以下なら走行可能なハズ。
引き返す車もいましたが、ココは走行可能と判断し慎重に進みます。
ザブサブザブ~ン
砂井さんの愛車は車高の高いハイエースなので比較的安心。
前方の軽自動車が走れているので大丈夫でしょうが、正直軽自動車ではギリギリじゃない?
エンジンの吸気口はマフラーと比べたら比較的高い位置にありますが、走行ピードが速くてざっぷ~んと水を大きく搔きわけてしまうと吸気口にも水が入ってエンジンが止まる危険性もあります。
ゆっくりね。
一番深いトコの水深は凡そ15cm強ってトコですか?
深さもですが、道路との境目が分からなくて田んぼに落ちるのがコワイ。
案の定、立ち往生してしまった車両がありました。
でも水深的にはまだエンジンが止る程には見えないんですよね。
側溝に落ちたか歩道の段差に乗り上げた?
止める勇気
これ以上進んだらヤバくね?(;゚Д゚)と本能が叫んだので、黒サーファーさん救出作戦は断念し自宅方面へ方向転換。
黒サーファーさんの救助は断腸の思いで中止します。
多少の犠牲はやむを得ないワケです。
誰しも一番かわいいのは自分なのです。
黒サーファーさん、安らかに眠れ (-人-)ナムー
帰宅
自宅に戻って点検すると一ヵ所窓枠から雨漏りしていました。
古い家だからしょーがない。
でも屋根じゃないからまだ助かりました。
ハザードマップで確認すると自宅周辺は浸水の心配は少ない地域なのです。
夜になっても水位は上がり続ける
その頃の黒サーファーさんのガレージ。
水深は膝の高さくらいまで上がっているそうです。
肝心のバイクですが、エンジンの水没を避ける為にジャッキで30cmくらい上げてギリギリ水から逃れています。
代わりに比較的高価なアルカンジャッキが水没してお亡くなりになったそうです。
翌日は嫌味なほどの快晴
一晩で大方水が引いたのでリトルカブでブイブイいわしてやって来たのは黒サーファーさんの家。
まだ早朝なのに気温は30℃オーバーなので汗ダクで復旧作業をしていました。
ハーレーは無事だったようです。
昨日冠水した用水路はまだ水位は高い状態ですが、天候からも溢れる事はないでしょう。
ガレージ内も大分片付けられていました。
ナニナニ?後は乾くのを待って箒で掃く?
いや、水で流した方がイイですよ。
昔から「洪水の後は疫病が流行る」と言われています。
水が周囲の雑菌とか変なモノまで流してくるので手洗い等は入念にしましょう。
砂井さんも何やらトンでもなく目が痒くなって真っ赤です(◉ω◉ )
あ、でもまだ玄関には水没したモノが散乱していました。
今回の被害の大きさを物語ります。
冷静に朝ラーメン食べに行くメンタル
そんな大惨事の翌日にも関わらず、毎度のルーティンである朝ラーを強行するのが我が覇道。
昨日の大雨がウソのように晴れ渡たり、水没したままの道路が千と〇尋の神隠しのラストシーンみたいになっています。
この後予定通りラーメン元祖で朝ラーしましたが、帰りの反対車線側は水深が深くてリトルカブのエンジンが止って焦ったのはナイショな。
コメントする