ImmersionRC製SpiroNET v2ってヤツです
レースドローンの醍醐味と言えばドローン目線で飛行させるFPV(FirstPersonView)飛行。
FPV飛行とはドローンに搭載された小型カメラを見ながら飛行させるんですが、そのためには免許とかイロイロ必要になるので注意です。
んでそのFPV飛行に必須なのがFPVゴーグル。
よくVRゴーグルと誤解されますが、コレは単なるディスプレイ。
頭に付けるのでHMD(Head Mounted Display)とも呼ばれます。
まぁ付けた際の絵面はともかく、DVR(受信動画の録画)も出来るミドルレンジ・ゴーグルです。
本題
でも以前から思っていたんでよ。
何かノイズ多くね?(;´・ω・)って。
最近のFPV用カメラは一部デジタル化されてきていますが、日本国内では5.8GHz帯のデジタルカメラ(VTX)は許可が出ず違法。
また海外でも小型のマイクロドローンでは軽量さと価格と映像遅延の観点から、未だアナログカメラが主流なので多少のノイズは必ず入ります。
でも動画サイトで見る海外ユーザーのDVR動画ではもっと全然キレイなんですよね。
使ってる機材とか全然高価で高性能なのを使ってるんだろーな、とか思ってたんですよ。
よく理解していないままドコかの通販で買ったアンテナを試した事もありますが、結果は振るわず無事ゴミになったしね。
でも今回は本気です!
購入したのは有名処のImmersionRC製SpiroNET v2アンテナ。
一般的なRHCPで無指向性のキノコタイプと、指向性のあるパネルタイプのセット。
国内通販では品薄になるととんでもない価格で売ってる事がありますが、定価は5,000円以下ですよ。
Sky02C純正のスティックタイプのアンテナは2dBiのモノ。
「dBi」とはアンテナ利得(ゲイン)の単位で結構難しいんですが、まぁざっくり数字が多い方が感度が良い、くらいに考えてます ( ´∀` )
先の丸いのがキノコタイプと呼ばれる360°受信アンテナ。
右の四角いプレートがパッチアンテナと呼ばれる指向性タイプ。
パッチアンテナは8dBiと表示されています。
あ、端子はSMAですよ。
SkyZoneのSky02Cは内蔵受信機×1なのでアンテナは2本。
無指向性キノコはドッチ向きでも良いですが、パッチアンテナは正面を向くように取り付けました。
上から。
中央にある冷却FANから最近異音が出てきたのが不安。
キノコとパッチで絵面は無事悪化。
自覚はあるのでこんなゴーグルを被っていては変態に思われても仕方ありませんが、実際変態だから致し方なし。
うっかり通報されても文句は言えません (;´・ω・)
直接は関係無いんですが、最近RSSIのチェックで行った実験をしてみます。
ドローンは室内でVTX出力は25mWでスタンバイ。
25mW出力なら大丈夫だと思いますが、念のためVTX焼け防止にモバイルファンの風を当てておきました。
ゴーグルを屋外に持って行って映像チェック。
直線距離は10メートル弱ですが、障害物が多いのでノーマルアンテナでは映像ロストした位置です。
受信映像
ちなみにノーマルアンテナではこんな感じ。
砂嵐って地デジに移行してからテレビでは見ないもんで、むしろ新鮮ですか?
たまにチラッと何かが映る辺りに幼少の頃聞いた昭和の怪談を思い出してちょっと怖い (;´・ω・)
アンテナ交換後
おおっ!!(;゚Д゚)
ノーマルアンテナでは完全に砂嵐で長時間見ていたら妙な何かが見えてくるトランス状態一歩手前だったのに、今回はギリギリ映像が見えます。
流石にノイズが多いもののちゃんと判別出来るのはスゴイ。
通常フライトでも明らかにノイズが少なくなってます。
映像の受信距離こそ変わらないですが、十分な効果がありました。
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