機能性より話題性
先日3軸ジャイロを搭載し、一気に戦闘力が上がったんじゃね?とか勝手に思っているNight Timber X1.2m。
後は練習あるのみ、と意気込んでいたらラジコン仲間の141からフラップに関してツッコミがありました。
Timber Xは高翼機然としていますが、大きな舵面とパワーのあるモーターで3Dフライトもこなすアクロ機です。
特徴はフラップを装備している事ですかね?
このフラップはエルロンと同じ機能もするフラッペロンとして稼働し、低速時でもロール制御を容易にしています。
使用しているJumper T16プロポのファームウェアはOpenTX。
汎用性は高いものの、プリセットが無いので細かい設定もコツコツ手動でやる必要があります。
苦労してフラッペロン制御を再現していました。
141「コレ、F-18みたいにエルロンは下がらないの?」
砂「フラップとして下がるのはフラップだけよ」
141「ふーん ( ̄- ̄)」←何か不満そうな感じ
砂「・・・(* ̄- ̄)・・・」
やったろーじゃねーか (#´∀`)ピキ
まず説明書通りの設定を見直しますよ。
フラップは離陸時に30mm、着陸時は55mm稼働する設定になっています。
プロポのスイッチは3ポジションで
①フラップアップ
②離陸フラップ30mm
③着陸フラップ55mm
という設定です。
でもハッキリ言って離陸にフラップは必要ですか?
大きな翼面積とハイパワーなモーターでフラップなんて無くても3m程度の滑走で離陸するし。
実際は着陸時と低速飛行時にフルダウンするくらい。
なら離陸フラップを無くしてエルロンもダウンさせる設定をしてみよう。
今までエルロンはYケーブルを使用して1chで2個のエルロンサーボを制御していました。
前回搭載した3軸ジャイロFC120は2エルロンやフラッペロンに対応していますが、その為にはエルロンを独立したchに挿す必要があります。
しかし8chの受信機はもう既に満杯ですな。
でも8ch目に差してあるのはLEDライトの給電用。
コイツを抜けば足りますね。
作業の方向性が決まったので、早速エルロン配線を抜きます。
エルロン配線なのでYケーブルは左右反転した差動タイプ。
ジャイロのAIL2(エルロン2)に2個目のエルロンを接続します。
当初受信機の配線は
1ch:エルロン×2
2ch:エレベーター
3ch:スロットル
4ch:ラダー
5ch:フラップ1
6ch:フラップ2
7ch:ジャイロ切替
8ch:LEDライト
でしたが
↓
1ch:エルロン1
2ch:エレベーター
3ch:スロットル
4ch:ラダー
5ch:エルロン2
6ch:フラップ1
7ch:フラップ2
8ch:ジャイロ切替+LEDライト
に変更。
8chはエルロンに使ってたYケーブルを使用してLEDライトの給電をさせています。
無事フルフラップ+フラッペロン設定が完了しました。
実機と違って翼面積荷重が極端に軽いラジコン飛行機に、果たしてココまでのフラップ制御が必要なのかは不明ですがツッコミはご遠慮下さい。
設定するだけならタダだしね。
エルロンのフラップ動作は75%くらいにして、フルフラップ状態でもエルロン制御に余裕を持たせています。
プロポのスイッチ設定は
①フラップアップ
②フラップ55mm
③フラップ55mm+エルロン40mm
という設定になってます。
別アングルでもう一度。
ついでにもう一つ
エルロンとフラップが全て別々に動かせるなら、と思ってやってみたのがエアブレーキ設定。
左右エルロンを上に上げてスポイラー風に。
同時に左右フラップも同量下げてスピードブレーキにしてみました。
ブレーキはモーメンタリースイッチに設定。
手を離せば勝手に戻るので誤操作でも安心。
たいしてスピードも出ない機体にスピードブレーキが必要なのか?という、根本的かつ的確な疑問には大人の対応で華麗にスルー。
コレで設定はほぼ完了したハズ。
後は実際に飛行してミキシング量を微調整します。
OpenTXのミキサー設定がヤバイ感じ (;´・ω・)
「もう一回やれ」って言われても出来ないヤツです。
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