スマホだと画面が小さいもんで
DJIのMavicシリーズは、プロポにスマートフォンを接続するスタイル。
希少なガラケーユーザー様ではコイツを操る事が出来ないのです。
制御の一部をスマホに任せて、プロポの単純化と低価格を狙った設計なのか?
割に単体で買うと超高いケドね、プロポ。
iPhone版アプリは安定していますが、androidは不安定報告が多いみたい。
コレはプラットホームの差でしょう。
iOS系はApple1社なので互換性の検証がラク、対してandroid陣営は色々メーカーやモデルが入り乱れてますからね。
実際使用すると、各種設定やカメラ画像の確認が一目で出来て非常に便利。
トイドローン界隈でもこのスタイルの採用例が増えてますね。
でも、もう少し大きいディスプレイが欲しくなる時があります。
一度決めたら超特急
ここで”超特急”と書いていて思う。
最近は新幹線がドヤ顔でその勢力を伸ばしてきてますが、そのお陰で在来線の特急列車が減り、結局交通費が高くなったね、と不満な公共交通機関苦手マンなワタシ。
どういう事か分からん感じのそういう事で、いろいろ調べて選んだのはコレ↑
Mavicシリーズ用のタブレットスタンド。
Lekufeeって中国メーカー製ですが、似たような製品は沢山あります。
内容物は
●タブレットを挟むホルダー
●ホルダーを支えるアルミ製ステー
●ネックストラップ
●ココでは写ってないケド、何故か最近の中国メーカーにはお約束のクリーニングクロス。
そんなに拭き拭きするモンでもないと思いますが。
タブレットを挟むホルダー部はプラスチック製。
もう少し高価なモデルにはオールアルミ製なのもありますが、重くなりそうなのでこの位が丁度イイ。
ホルダーは120mm~190mmまで可変し、12インチまでのタブレットに対応できます。
コレはプロポに挟んでホルダーを固定するステー。
アルミ製のサラサラした塗装で質感は悪くない。
組み立て方法。
まず、ステー側にある左右のアームを起こします。
すると1本のアームになるので、ボールジョイントでホルダーと結合。
ネジの締め具合で角度調整も出来ます。
後はステーをプロポに挟み、必要に応じてネックストラップを付けて完成。
・・・(* ̄- ̄)・・・完成?
本来スマホに刺さる部分をステーで塞いだ分、純正の接続ケーブルが横に突き出てます。
ケーブルを外せばイイんですが、スマホの時はこのケーブルを使うし、iPadを付ける度に外すのはチョイと面倒だな~。
高価なモデルでは、あらかじめこの部分に逃げ加工がしてあるモノもありました。
やっぱ工作しよう
ケーブルの端子が有る分、ステーの固定部に隙間が出来ちゃってますね。
使用中に外れたら困るし、端子にも余計な力が掛かってそうだし、精神衛生上の問題もあるので加工しようと思います。
早速ですが、ハンドグラインダーで大雑把にギュイーンします。
さほど精度を求める加工ではないので、削る量は目測でテキトーです。
仕上げはダイヤモンドヤスリでコリコリ地道に頑張ります。
多分1000番台のアルミかな?
柔らかくて削るのは簡単でした。
この後、削る量が足りない事に気が付き、更に倍の量を削り直しました。
目測なんで (* ̄- ̄)
完成したのがコチラ↑
結構盛大に削りましたよ。
別に強度に影響は無さそうなんで気にしない。
構造的に折れるなら間違いなく、ジョイントの付け根部分から折れるハズだし。
早速プロポと合体。
ライトニングケーブルの逃げスペースは完璧ですね。
でもちょっと削り過ぎたんじゃね?感が僅かにあるような気がするケド、気にしない。
全てハンド工具で加工した割に綺麗に削れています。
加工、上手いね!
誰も褒めてくれないので自画自賛してみた (;´・ω・)
続いてタブレットとの接続です。
プロポの左側面にはスマホとの接続&充電用のMicro USBポートがあります。
このポート、一般的なMicro-BではなくMicro-Aという、超ウルトラデンジャラス級にマニアックな端子となっています。
でも逆はムリですが、Micro-Aポートに一般的なMicro-Bケーブルは挿せるので心配ありません。
実際、充電用ケーブルはMicro-B端子だしね。
Mavic2のプロポの背面にはType-AのUSBポートがあります。
このポートからでもタブレットに接続できるので、今回はコッチを使用します。
Type-A→ライトニングケーブルなら何処にでもありますからね。
でも手持ちのケーブルはiPhone純正ケーブルしかなくて超長い。
Type-A→Micro-Bケーブルなら丁度イイ長さのが腐る程ありました。
モチロンこのままでは使えませんが、Apple純正Micro-B→ライトニング変換アダプターを持っているので大丈夫。
全ての準備が整った
ケーブルをプロポ背面のType-A端子にブチ込みます。
ここまで来てやっと登場したiPad miniをホルダーに挟んで合体。
このiPad miniは第5世代の新型です。
重量バランスの悪さはお察しですが、iPad miniならなんとか大丈夫そう。
ちなみにiPad miniの重さは約300gでディスプレイは7.9インチ。
蓋付きカバーも付けたまま取り付け出来ました。
ケーブルを挿してDJI GO4アプリを実行。
Mavic2、起動します!!
・・・(* ̄- ̄)・・・
って、アレ?起動しないよ?? (゚Д゚;)
いや、起動はしてるけどiPadと繋がらない。
試行錯誤の結果、原因判明
今更ですが、実際やってみないと不具合とか分からんモンですね。
背面のUSBポートを使用するには、プロポ左側面のMicro-Aケーブルを抜かないと正常に認識しないんですね。
とりあえず端子だけ抜いておきます。
そしたら何事もなかったかの様に素直に起動。
暴走、ありません。
外観
タブレットがプロポ上部に完全にカブるので、Mavic2プロポにある液晶画面は見えません。
でも必要な情報はスマホやタブレットの画面にも表示されているし、別に見えなくても困らない。
AirとかMiniのプロポにはハナっから無いしね、ディスプレイ。
正直言って、あった方が何かカッコイイって位のレベルです。
iPadの横に突き出たケーブルがもっと邪魔かと思いましたが、プロポ側じゃないので特に邪魔にはなりませんでした。
ホントは90°曲がったヤツが欲しかったんですが、コレなら別に必要ないかな?
iPad miniの画面。
広くて見やすい ( ´∀` )
実際外で飛ばすと映像の確認がしやすいだけでなく、細い枝なんかも見えて安全性の向上にも貢献します。
iPhone使用時との見え方比較のイメージ。
大分小さいんですが、スマホで見てる人だと分からんね?
PCで見ると画面の大きさはこの様に見え、実際の大きさの比率は同じです。
iPhoneは老眼が末期まで進行したオッサンには目力(めぢから)が足りない。
普段使いには問題ないケド。
ちょっと写真暗いですが、実物を並べた大きさの比較。
iPad miniでもiPhoneと比べたら結構大きい。
Mavic Miniで使うにはケーブル問題が残る
ちなみに今回の接続方法は、Mavic2プロポ裏のType-Aポートを使用しました。
でもMavic MiniのプロポにはType-Aポートが無いんですよね。
何か別の方法を考えないとMiniには使えない (;´Д`)
最後に
このタブレットスタンド、通常のテーブルに置くタブレットスタンドとしてもお使い頂けますが、お使いする予定はございません。
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