だがしかし未だ可動せず
リトルカブ整備でお世話になっているバイク狂のニャンコ大先生。
そのガレージには色んなモンキーが部品単位で(乱雑に)転がっています。
HONDAモンキー50の新旧フレームが5個と中華モンキー50とか、とにかくもうモンキーだけなんですよ。
ゴリラとかカブとか横置きエンジンの兄弟モデルは一切存在しません。
エンジンなんかもHONDA純正50ccから中華125ccまで色々転がっているも関わらず、稼働する車体は1台も無いって辺りがニャンコ大先生らしい。
中華モンキーが一番早く稼働しそう
それでも少しずつ弄っているらしく、エンジンとキャブが揃っている中華モンキー50が完成体に近くて早く稼働しそう。
でもエンジンが中々安定して回りませんね。
やっとエンジンがかかった!って喜んでいると次の日には回らなくなったりします。
不調の原因を探る為に今まで試した内容を順不同でリスト化すると↓
①キースイッチ交換
②プラグ交換
③イグナイター交換
④電装系ハーネス交換
⑤ジェネレーター交換
⑥キャブレター掃除
ここまで来ると可動品を購入した方が安かったのでは?ってレベルで時間と資金を浪費しています (;´・ω・)
ついに不調の原因が判明!
写真は無いんですが、エンジンがかからなくなる原因は「キルスイッチの短絡」だったそうで。
完全に短絡しているのではなく、振動とかでたまに起こるってのが余計タチが悪い。
やはりこの手のトラブルって基本的な部分にある事が多いですよね。
んでニャンコ大先生から「やっと直ったよ~」ってメールがあったので訪れてみました。
あ、砂井さんはLINEでもなんでも文字でのやり取りは「メール」と呼称する習性があります。
砂井さんのお父さん世代がゲーム機は全部「ファミ〇ン」と言うのと同じ現象です。
・・・(* ̄- ̄)・・・
何かオイルが盛大に漏れた形跡がありますね。
アンタただでさえ存在自体が人類にとってアレなのに、地球環境にまで迷惑かけるんじゃありません。
砂「全然直ってないですよね?」
猫「おっかしーな~昨日まで大丈夫だったのに」
砂「今までの作業でミスは?」
猫「ソレは無い ( ´∀` )」
砂「ソレは無いって事はない (* ̄- ̄)」
正直申し上げますと、ニャンコ大先生の「大丈夫」が実際大丈夫だった事はございません。
オイル漏れの場所を探していると、どうやらフライホイールの辺りから漏れているようです。
エンジンの継ぎ目じゃなくて良かったね。
砂「最近この辺を弄りました?」
猫「ジェネレーター交換したケドそこじゃないと思う」
砂「ソレだ!!」
猫「そんなハズは無いと思うけどな~」
砂「間違いなくソコですよ!(`・ω・´)」
きっとシールの取付けとかミスってるんじゃないの?
という訳でフライホイールを外します。
付けたばかりなので「すっぽーん」とかなりませんでした。
内部の新品ジェネレーターを外して奥を覗くと↓
クランクシャフトの付け根からエンジン内部が見えます。
・・・(* ̄- ̄)・・・
これ、シールの取付けミスって感じではありません。
それ以前の問題ってか、
そもそもシールが付いないんじゃない?(;´・ω・)
この狂気の犯行を犯した犯人についてはいずれ明らかになる事でしょう。
とりあえずその辺を漁って出てきたシールを取付けます。
シールってポンチで叩いて入れるの?
あるべき物があるべき姿であるべき場所に収まっています。
ニャンコ大先生と付き合うには常識から疑ってかかる必要性があります。
キック1発始動。
思った以上に好調だと今までの苦労が報われます。
あ、砂井さんは一切苦労していないので別に報われなくても大丈夫です。
でも何か白煙多くない?
まさかピストンリングがお亡くなりになっていてオイルが漏れてるのか?
猫「5年以上前のガソリンだし」
砂「そんな古い腐ったガソリンでもエンジンって回るんですね」
ってかそもそもそんな古いガソリンを使うんじゃありません。
流石HONDAは凄いな~とか思ってたらコレ中華エンジンだった。
とりあえずこのあとガソリン買いに行きました。
エンジン関係はもう大丈夫そうですね。
後はフロントブレーキを握ってもブレーキランプが点灯しないとか、ウインカーをLED化するとか、まだ走るのは時間がかかりそうです。
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