高価な武川PB16がですよ

砂井さんのリトルカブは50cc→75cc→90ccと順調にすくすくと育っています。
ノーマル50ccのキャブレターはPB13ですが、最終的に武川PB16を使用中です。

でもこの武川キャブ、中速域の燃調が薄い気がするんですよ。
スロットルに対するパワーの出方もリニアではなく、スロットルが約50%の時でもエンジンは6,500rpmを超えます。

なら燃調を中速域だけ濃くすれば解決しそうな話ですが、武川キャブのニードルジェットは調整出来ないタイプなのです。
なので中華キャブを試す?

ニャンコ大先生宅には怪しい中華製のキャブが沢山転がっています。
これはPB17って書いてあります。
試してみる?とも思ったんですが、ニャンコ大先生がモンキー用にと集めていたこれ等のキャブにはカブ用の燃料切り替えバルブが付きません。
(-ω-;)ウーン
三又バルブを追加するか?

あとノーマルと互換品にはホーンと燃料ホースを固定するトコがあるんですが、当然中華ってかモンキー用のインマニには無い。
とりあえず今回は中華キャブの試用はムリと判断しました。
保留 ( ´∀` )

とりあえず中華インマニと色々比較してみると興味深い事実が判明。
ってか気が付いていたけど今まで忘れていました。

エンジンポート側のサイズも全然違います。
武川のコレは50ccサイズですね。
あと精度悪いね。
鋳造しただけの武川インマニは、面取り研磨してある中華製より手抜きを感じる。
まぁソレでも面が平らなら良いんですが。

90ccエンジンは当然の事ながら50ccエンジンより吸気ポートが大きい。
ちょっとサイズを測ってみると約φ18くらいですか?

んで武川インマニのエンジン側ポートにマジックでマーキングしました。

ドレメルの出番です。
リューターです。

金属を削るのは中華製のタングステンバー。
アルミやスチール、ステンレスまで削れる!と記載されていますが、中華製品の謳い文句をそのまま信じるほど清い心も持ち合わせていません。
更に990円(当時)という激安なのが心配になります ( ´∀` )

ぎゅい~ん
こんなヤツでホントにちゃんと削れるのかしら?

あ、削れた (* ̄- ̄)
(多分)1000番台のアルミなら予想より良い感じで簡単に削れました。
トラブルが無いのに何かちょっと残念な気がするのは病気ですか?

フチの部分は終了です。
次はなるべく奥までゴリゴリいきます。

全然イケるな、コレ。
ポート拡大は完了です。

んで組み込んで試走。
まぁ少しはパワーアップしている気がする?
気のせい?
いや、停止状態からの発進でも力強い感じです。
(-ω-;)ウーン
あとは今後のキャブ事情について考えないといけませんね。
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