シマノSD501です
スポーツ自転車には欠かせない、ペダルと固定する為の専用ビンディングシューズ。
メーカーごとに色々規格が違うんですが、大きく分けてロードバイク用とMTB用の2種類に分類されます。
もともとMTBのXC(クロスカントリー)レースをしていた砂井さんのシューズはMTB用のシマノSPDが主体。
ロードバイク用のSPD-SLの方が効率が高いとは聞くものの、もうレースは引退したので使い勝手重視でSPDのままです。
仮にSLに移行するとなるとシューズとペダルの数から破産しちゃうし。
スポーツバイクに乗る人が一度ビンディングシューズを体験するとフラットペダルには戻れませんね。
なので街乗り&通勤用でも当然SPDシューズなんですが、トレーニング以外では見た目に普通のシューズっぽいシマノMT41を使用しています。
でもコレ、結構ゴツくて猛暑だと暑くてキツイんですよね。
もっと涼しげなモデルは無いモノか?
あったわ (* ̄- ̄)
いきなりですがシマノのSPDサンダルSH-SD501です。
実は数年前から気になっていたんですが今まで踏ん切りつかずズルズル~とスルー。
でもコレなら足湯とかあったら気軽に入れるんじゃね?とか思って衝動的犯行に及んでしまった次第。
ビジュアルは正に正真正銘サンダル。
知らない人が見たらまさかSPDシューズとは思うまい。
でも裏面のクリートを付ける部分の目隠しプレートが間違いなくSPDシューズ。
ちょっと気になったのはソールの柔らかさ。
シューズを立てて上から押してみると簡単にしなります。
MT41もガッチガチのレース用シューズと比較したら柔らかい部類ですが、ソレと比較してもSD501は遥かに柔い。
ちょっと硬めのただのサンダルって感じです。
コレだとペダルを踏んだ時に違和感ないですか?
とりあえずクリートを付けてみます。
使用するクリートは”M”の刻印があるマルチリリースタイプ。
固定力の強いシングルタイプと比較して、色々な方向で外せるマルチタイプは街乗りバイクに最適なクリートでしょう。
ちなみに砂井SPDセッティングは
ロードバイク → ガッチガチ
MTB → 中間
街乗り → ゆっるゆる
って感じにしてあります。
さっそく取り付けますよ。
まず保護カバーを外します。
・・・(* ̄- ̄)・・・
いつも思うケドこのカバーって必要?
砂井さんは購入直後に外すであろうこのカバーを再使用した事は一度もありません。
使用頻度を考えたら別売りでも良いんじゃない?
それともクリートを付けずに普通のシューズみたいに使う人って多いの?
まずは軽く仮止め。
クリートを取付ける土台部分は樹脂っぽいので、最初から強く締め付けるとクリートの跡が付いて微調整がしにくくなります。
クリートの前後位置は親指の母指球の付根。
砂井さんはMT41と重ねて位置を合わせました。
街乗り用なのでざっくりです。
大体合ってるね?
1~2mmくらいのズレなんて分かりませんよ。
位置が決まったらボルトを本締めして完了。
サンダルなので固定はベルト部分のみ。
カカト部分を入れて3ヵ所で固定します。
通常のシューズなら包み込むようなデザインなので気になるトコです。
確かにベルト部分の圧力を感じますが思ったより気になりません。
許容内です (* ̄- ̄)
あ、砂井さんは汗をかく時はサンダルでも靴下を履く人です。
実際に回してみました。
気になっていた踏み込んだ時のペダルの違和感ですが、ソールが柔らかい割にペダルの圧はあまり感じません。
ガチレースで使う訳じゃないし、通勤程度では全く気になりませんでした。
あと不自然な程の引き足でペダルを引き上げるとベルト部分に圧がかかる感じがありますが、ビンディングペダルの「引き足」は実際ペダルを引き上げる訳ではありません。
実際は自分の足の重量分を引き上げるだけなので実用には問題ありませんね。
このSD501、MTBで不整地を走る用途には不適だと思います。
理由はオープンなつま先部分。
不整地でこのサンダルを使用するのはケガの原因になるでしょう。
爪と肉の間に木の枝とか刺さる想像したら玉ヒュンですわ (;´・ω・)
通勤でも草木や妙な出っ張りでケガをする可能もあります。
つま先部分にガードがあればもっと売れるのではないか?と邪推。
逆にカカト部分は見た目以上にしっかりしています。
包み込み度は通常のシューズと遜色ありません。
やはりつま先が頼りない (;´・ω・)
でもまぁコレで猛暑も怖くない?
いやでもソロソロ涼しくなってきちゃったね。
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