Carry me(キャリーミー)が突然のパンク (;´Д`)

シティーコミューター的自転車です

8インチという極小タイヤで高い携帯性を誇るミニベロ。

走行性能は最低限にして折り畳み性能を最重視したCarry meは台湾パシフィック社の意欲作です。

その外見からは想像できない走行性を(ある程度)持っていますが、大柄な砂井さんが乗っていると、サーカスの自転車乗ってるクマ状態で変態コミカルな絵面になります。

詳しい内容は過去記事で。


このキャリーミーは出張用なので基本的に普段は乗りません。

でもこの日は久しぶりに乗りたくなったので自動車に積んで行ったんですが、その出先でまさかのパンクを余儀なくされてくれやがったワケですよ (#´∀`)

正直言って走行開始20秒でリタイアとは思わなんだ。

空気だけじゃなく、モチベーションもぷしゅ~って抜けました。


いつまでも消沈していられないのでさっさと帰宅後、ソッコー修理開始です。

この手のヤツを半端な状態で放置するとココロを病むんですよね (;´・ω・)

精神が暗黒面に落ちてしまわないウチに修理で発散?するのです。

でも新たなストレスの原因とか無い事の祈る。

後輪を外す為にまずチェーンを緩めますよ。

キャリーミーは2017年モデルからチェーンテンションナーがデタッチャブルリアフォークという構造に変更されています。

リアフォークを固定してる4本のボルトを緩めますよ。


ちょっと脱線

フォークごと動くこの構造は正直言って超キライ (#´∀`)

イキナリのストレスポイントですわ。

フォークを前後からみるとコの字型をしているんですが、フォーク側に隙間があってボルトを締めると歪んでしまいます。

気持ち悪いので隙間に座金を入れて幅を調整していますよ。

フォーク自体も前後だけ動けばイイのに、上下にズレちゃうのでテンション調整がしにくいんですよね。

久しぶりの設計者呼んで来い事案ですわ (* ̄- ̄)


戻った

固定ボルトを緩めたらチェーンを引くイモネジも緩めます。


イモネジを緩めて青〇にスペースが出来ると↓


隙間の分リアフォークごと前に動くのでチェーンのテンションが緩みます。

このリアフォークの精度がもっと高ければなぁ (;´Д`)


チェーンを緩ませたらハブのナットも左右とも外します。

ナットは15mmでした。


今回は面倒なのでリアブレーキのワイヤーは外さない事にします。

でもリアブレーキの回転止めのボルトだけ外しますよ。

コレを外さないとホイールが外れないので。

後で思い出したんですが、ブレーキワイヤーもワンタッチで外せましたね (;´・ω・)


緩んだチェーンも除けてホイールが外れました。

・・・(* ̄- ̄)・・・

コッチ向きだとやりにくいですね。


クルっと裏返して右側から作業します。


タイヤが小さいのでタイヤレバーで外しにくい (;´・ω・)


3分ほど格闘して外れました ( ´∀` )

マキシスのタイヤは好きじゃないんですが8インチタイヤなんてそう種類が無い、ってかキャリーミー用はコレしか無いので仕方なく使っています。

シュワルベあたりが出してくれないかナ~ |д゚)チラ


アレ?(;´・ω・)

ホイールのリム外周にキズ?ヨゴレ?があります。

パンクしたまま数メートル走行したので、もしかしたやっちまった系ですか? (;゚Д゚)


とりあえずパンク修理を継続です。

予備チューブは持っていますが、温存したいんで今回はパッチ修理にしますよ。

インフレーターで空気を入れて点検すると確かに「ぷしゅ~」と音がしてます。

バルブ付近ではないので修理出来そう。


パンク箇所は結構デカイ穴だったので簡単に見つかりました。

(。´・ω・)ん?


異物が刺さったワケでもリム打ちでもありません。

ゴムの接着部が剥がれた様に見えない? (;´・ω・)コレ

チューブの内側だし、コレは嫌な感じがしますね。
ひょっとして品質管理的な案件ですか?

チューブはINNOVAという台湾メーカーでした。


修理です

とりあえず修理を続行しますよ。

穴にゴム系の瞬間接着剤を穴に1滴垂らしました。

この接着剤を使用するのが正しい修理法なのかは不明。
思い付きでやってみただけ~。


次にヤスリで穴の周囲を荒らして~


パナレーサーのEASY PATCHを貼ります。

接着剤を使わず、その名の通りシールの様に簡単に貼って直せる便利ツールです。

ひょっとしてこの手のシール式パッチは応急修理的用途かもですが、経験上コレで漏れた事は無いので個人的には信頼性は高い。

小さいのでロードバイクのサドルバッグの中にもスペアチューブと一緒に忍ばせていますよ。


この手のヤツは圧着力が重要ですね?

渾身の力で上から押さえます。
今回はドライバーの柄でゴリゴリいきました。


ホイール側の点検も忘れずに。

構造上リムテープは必要無いハズですがナゼか貼ってありますね。

バリや異物等も無く、全く正常 (* ̄- ̄)

何で穴開いたの?
やっぱアレ?
品質?


あ、リム部の黒いヤツは単なるヨゴレでした。

パンクしてタイヤのゴムを押し付けた状態だったのでゴムのカスが付いてだけ。

パーツクリーナーでフキフキしてキレイになりましたよ。


軽くエアを入れて簡易リークチェックも問題無し。

組み上げますよ。


組立て

組むのはね~、単なる逆順でOKですからね~。

簡単ですね~。

でもバラせても組めないって事は多々ありますケドね~。


ホイールをハメてチェーンをかけたら、ドラムブレーキの回り止めの位置を合わせてボルトで固定します。


キュッとね。

このドラムブレーキがキャリーミーには危険なくらい良く利くんで助かります。

フロントのキャリパーブレーキの利きがハイパー悪いんで。


ハブを固定するナットで締めます。

左右共ですよ。

ナットは共回りしなかったので単純に締めればOKです。


最後にチェーンテンションを調整します。

しつこいですが、ワタシはキャリーミーのコレが一番苦手なんですよ。

難しくありませんが、面倒 (;´Д`)


デタッチャブルフォークのチェーンテンショナーを(左右共)調整するんですが、


フォーク自体は前後以外にも動いちゃうので、一度固定ボルトを締めないと本来のチェーンテンションが出ないですよ。

なので何度も仮固定を繰り返してベストな位置を探します。

体感では34回くらいやってる感じ。


何度も調整して良い感じのテンションになりました。

( ´Д`)=3 フゥ

面倒 (;´・ω・)


ついでに注油しとこ。

このキャリーミー、お気に入りなんですが出番は非常に少ないのが残念。

出張時に便利なんですが、最近は出張そのものが少ないもんで (;´・ω・)


試走してみた感じは問題なし。

やっぱ楽しいですね。

近所のキッズには相変わらず冷めた目で見られましたが (;´・ω・)

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