アクセルを戻した時ですよ
リトルカブのエンジンを借り物の90ccから75ccに戻した以降、キャブの調子が良くありません。
スロットル操作をした後アイドルに戻る時に回転が落ちません。
時間が経てば落ちるんですが、コレは明らかに不具合です。
実は以前、同じような症状を経験した事があるんですが、某1級整備士の助言通りエアスクリューを90°締めたら直りました。
ベストな位置より僅かに濃くすると良いようです。
しかし今回はエアスクリューをどう調整しても変化がありません (;´・ω・)

色々試行錯誤していると、アイドル調整ネジを操作すると直る事を発見しました。
アイドル調整ネジが少しでも作用していると同症状が出るみたい?
試しにネジをスロットル開度に影響しないトコまでゆるゆるに緩めると、まったく症状が出なくなりました。

でも原因は何だろう?
このアイドル調整ネジは手回しで調整出来るようにポッシュ製アイドルアジャスターに交換してあります。
天候や季節で機嫌の変わるキャブレター車には、信号待ちとかで短時間の内にササっと調整できる便利アイテムなんですよ。
よく見ると先が僅かに摩耗していますが、スロットル側の構造を考えると別に影響は無いんじゃないか?と思うんですよね。
もっとも疑わしいヤツを純正に戻してみる

ならば試しと武川キャブ純正のネジに戻してみます。
ポッシュのはアルミ製、コレは真鍮かな?

半信半疑ではありますが、とりあえず交換しました。
えらい長いドライバーなのは、レッグシールドが付いた状態でもエアスクリューやアイドル調整ネジを回せるようにです。
・・・(* ̄- ̄)・・・
何か直っちゃいましたね (;´・ω・)
あのネジの先の摩耗が原因なのかは分かりませんが、とりあえず直ったのは事実のようです。
一度キャブを分解してポッシュ製アイドルアジャスターとの動作チェックをしたいトコですが、最近忙しいのでまた今度に ( ´∀` )
数日後

不具合の出ていたアイドルアジャスターをまじまじと観察してみる。
( ᯣ _ ᯣ ) じ〰️っ
結構歪に摩耗していますね。
コレが安定しないアイドリングの原因なのかは正直言って未だに怪しいとは思っていますが、とりあえず出来る事をやってみます。

じょりじょりとヤスリ掛け。
#200から始めて、最終的に#600までガシガシしてみました。

・・・(* ̄- ̄)・・・
こんなまん丸でイイんですかね?(;´・ω・)
本来はもう少し尖った三角錐的な形状でしたが、摩耗していたのはカリ首部分だったのでお試しです。

早速純正のネジと交換してみます。

ちなみにこのスプリングはネジに抵抗を与えて、エンジンの振動等でアジャスターが空回りしないようにする為のもの。
コイツは使い回します。

アジャスターの調整は少し走って十分温まってから行いましょう。

ブオンブオン~
・・・(* ̄- ̄)・・・
直ってますね。
やはり原因は「アジャスター先端が歪に摩耗していた事」と結論付けて良さそうです。
まぁ直ればイイんですよ ( ´∀` )
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