海王丸パークが楽しい
先日のGWにツーリングとファミリーで訪れた海王丸パークが、想像していた以上に面白かったのでちょっと書いてみます。
大型練習帆船「海王丸」については海王丸(Wikipedia)を参照願います。
海王丸パークは”パーク”というだけあって、何かイベントを行う事を考慮した作りになっています。
でも普段はだだっ広いだけで大したモンはありません (;´・ω・)
小さいお子様が走って遊べる公園?みたいなトコもあります。
でも今回は海王丸自体の話ですよ。
入場料は大人(高校生以上)400円、小中学生200円、未就学児は無料でファミリーとかだと少しだけお安くなります。
またJAF会員証があると少しお安くなりますが、その際は発券機で買わず、係員さんに直接JAFの会員証を提示してください。
チケットを買ったらタラップで乗船。
・・・(* ̄- ̄)・・・
少し揺れてる?(;´・ω・)
ココから落ちたら助からない?(;´・ω・)
乗船しました。
海王丸は1930年の戦前から就航し、1989年に退役するまで59年間航海を続けた超ベテランのパイセンです。
基本的に「鉄」と「木」で出来ています。
帆船なので4本のマストがそびえ立ってます。
今は帆が畳まれていますが、イベントや連休とかになると張られる事もあります。
こんな感じです。
操舵室。
海王丸は当然帆船ですが、エンジンも搭載していて自立運航も可能。
その際の舵取りと出力はココで制御されるらしい。
タイ〇ニック号に見習って欲しい救難艇にもエンジンが搭載されていました。
帆船ってロープだらけですね。
当然全てに意味があると考えると、ハイテク船とはまた違った複雑さが見えて面白い。
これを操作した後は、きっと暫くスパゲッティを食べたくなくなるんでしょう。
船内に入っていきます。
この辺は学生の居室だそうです。
中央の柱は船体を貫通しているメインマスト。
・・・(* ̄- ̄)・・・
メインマストってドコまで繋がってるんだろう?
居室内はなんと8人部屋。
2段になったベッドで左右は占領され、中央には人数に足りないベンチ?あとは収納のみ。
刑務所の方がまだ快適かと思われます。
気が付いたのは床板の反り。
何か中央が凹んだ円弧になっています。
コレって意匠ですか?
猫「摩耗したんじゃね?」
・・・(* ̄- ̄)・・・
(。´・ω・)は?
摩耗?
マジですか!?(;゚Д゚)
更に船体下に向かって行きますよ。
ココは機関室で下に見えるのが主機(エンジン)
同じモノがもう一対あります。
機関室を出た先は少し雰囲気が変わって、ちょっと高級感?があります。
コチラからは船員や士官?のお部屋です。
やはり練習生より船員の方が良い部屋で、更に肩書を持つレベルの人は個室になっています。
この調理員室は4人部屋で人口密度は練習生部屋の1/2。
とても病気が治りそうにない病室。
何か毛布の畳み方が独特です。
あー、砂井さんが幼少の頃に通った、お爺ちゃん医者の診察室もこんな雰囲気でした。
昔の事務用品ってナゼか灰色が多いんですよね。
ずんずん進んで行きます。
船内マップは複雑で広い。
ハンドガン縛りで室内戦やったら絶対楽しい。
ココは調理室。
昭和の学校給食もこんな感じの調理室で作ってました。
教室です。
座学もやるんですね。
天窓から外光が入ってきます。
この教室に限らず、こんな天窓が付いた部屋は他にもありました。
工夫ですね。
探検感覚で結構楽しい。
何やら更に高級感が増してきました。
船長室は流石に豪華です。
船長には専用の浴室とトイレがあります。
でも航海中は寝る暇も無いくらい激務なんだそうですよ。
一等航海士の部屋。
さっきも書きましたが士官クラスは全員個室。
部屋のレイアウトも同じでした。
同じでしょう?
正面の箪笥?の上がベッドになっているんですよ。
こんなトコで会議してるの、レッド〇クトーバーを追え!で見た事あります。
本来はこの階段から来るのが正規なんでしょうね。
船内最後の部屋は無線室でした。
モールスのアレも有りましたよ。
久しぶりの外です。
船尾へ向かうのが最終コースです。
一番船尾にあるのが帆船用の舵輪。
こんな前が見えない位置にあるのは、帆の角度や風の受け方を見て操舵するからだそうです。
船尾から前方を見た図。
甲板の上を中央に向かって歩きます。
機関室用の天窓です。
うーん、良い天気です。
でも一緒に回っているのはオッサンです。
下船用のタラップを降りたら見学終了。
いやー、コレで400円は安い。
小松のハ〇ベ岩窟院なんて、アレで800円ですからね。
海王丸パークは帆船に興味が無くても楽しめました。
ココは他人にもおススメ出来る観光スポットですね。
ココに来るならついでに富山ブラックラーメンか、海み屋の白エビ天丼がおススメです。
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