ホワイトガソリンから灯油にしたんですが・・・
先日ホワイトガソリン仕様からケロシン(灯油)化に成功したコールマン286Aワンマントルランタン。
ここ数年出番が無かった286Aですが、格安燃料の灯油に変更した事によってレギュラーメンバーになりそうな予感です。
しかし世の記事を漁ると「数時間後にトラブルが発生した」という情報も散見。
もっと長丁場で燃焼試験をしないと安全性を確認出来ないな~とか思っていました。
ってなワケで再度燃焼試験をするべく用意していると高価なマントルに穴が開いているのを発見。
1度カラ焼き失敗もしているし、僅か2日で2個の消費か (* ̄- ̄)
ちなみに砂井さんはマントルに呪われている疑いがあります。
まぁ資金に余裕があるウチに大量に貯め込んでいたので在庫はあるんですケドね。
たまたまならイイんですが、SOTOとかのマントルと違いコールマンのマントルって薄くて弱い気がします。
先人の記事を見ると「MADE IN CHINAになってから割れやすくなった」という意見を発見。
真相は不明ですが兎に角マントルに気合が足りんのですよ。
気を取り直してマントルを再度取り付けます。
21Aマントルはノーマルの紐タイプ。
インスタクリップⅡは悪魔の所業だったので個人的に非推奨。
でも色々調べるとMADE IN CHINAの21Aマントルはロットごとにサイズとか全然違うらしいし、たまたまハズレを引いた可能性もアリです。
燃焼耐久試験
まずはジェネレーターをプレヒート(余熱)する為にヒートカップにアルコールを入れて点火します。
ケロシンモデルはジェネレーターのプレヒートとマントルのカラ焼きが同時進行出来るのが便利ですね。
アルコールが無くなる前に点火します。
ソロソロ良い感じ?
ぼふっ、と点火しました。
気温3℃でこのスムーズな点火ならプレヒート不良の心配はありませんね。
しばらくボー (* ̄- ̄)っと燃焼を観察するも問題なし。
寒いわ~ (;´・ω・)
光量を落としてマントルを確認。
・・・(* ̄- ̄)・・・
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚ Д゚) …?!
また穴が開いてるYO!!
やっぱコレ呪いなの?
まぁ暫くはこのまま燃焼させても大丈夫そうですが、穴が大きくなって噴き出た炎が直接ホヤ(ガラス)に当たると割れたりするので注意です。
やっぱコールマンのマントル弱いわ~ (;´Д`)
また次の日
3回目の燃焼試験。
初日にちょっとだけ見られた明暗する現象は無くなってしまったので検証不能。
(-ω-;)ウーン
順調?
あ、もう燃料が無いから補給して次を最後にしよう。
さて、プレヒートカップにアルコールをスポイトで補給…
さくっ
・・・(* ̄- ̄)・・・
マントル壊しちゃった (;´・ω・)
コレは砂井さんの不注意ですが、マジよくマントル壊れるな~。
このマントルの呪いを回避する方法はあるのか?
同じ手順なら同じ結果になる
ひょっとしてマントルが合ってないんですか?
元になっている214ランタンも21Aマントルを使用しているハズですが、639Cケロシンランタン用の11型マントルなら大丈夫とか?
いや、いくら何でも大きさ違い過ぎでしょ。
この状態で無理やりカラ焼きしてもヒートカップは勿論、ヒートシールドまで触れたままになりそうなので却下。
そもそもカラ焼き後の形が歪なんですよ
プレヒートカップを持つケロシンランタンのカラ焼きはプレヒートと同時に行うのがデフォ、って聞いていたのでその通りに実施していました。
しかしガソリンランタンと比較して、ケロシンランタンのマントルは形が悪く穴が開きやすい気がしてました。
そう言えば639Cも小さい穴が開いていましたね。
ホワイトガソリン仕様の290Aとかは余裕で数シーズン持つのにね。
カラ焼きは単体でやってみる!
プレヒートと同時にすると効率的、とか上級者ぶってないでカラ焼きはカラ焼き単体で行ってみます。
迷ったら「基本」に立ち返るのですよ。
ユニフレームのスティックターボⅡで慎重に新品のマントルを焼いてイキマス。
均等に火が回るようにすると綺麗に萎んだ形になりました。
コレはイケますか?
ココでアルコールを注ぎプレヒート開始。
ソロソロよかですか?
ぼふっと点灯。
点灯自体はいつも順調です。
ちょっと絞ってマントルの状態を確認すると、小さな穴も無く非常にキレイな状態です。
よし!
これからはカラ焼きは単体でやります。
その後の燃焼試験でも問題なし。
コールマン286Aワンマントルランタンのケロシン化は完全に完了。
あとはジェネレーターの耐久性だけですね。
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