実家から懐かしいオモチャを発掘
新潟にある砂井さんの実家は石川の自宅以上に魔窟と化しています。
知らない人が迷い込んだら命の保証は出来ません。
実家の家人は「物を捨てる」という概念の無い人種なのですよ。
たまに居ますよね、そんな人 (* ̄- ̄)
たぶん震度4以上で倒壊すると思われ。
工場でもない普通の家にピストンとかクラッチ版とかミッションとかこんなにある?
以前コケたまま放置されている91年式HONDA NSR250が可哀想 (;´・ω・)
もう2stバイクは希少なのにね。
・・・(* ̄- ̄)・・・
こっそり持って行くか?
やっとココからが本題です
そんな魔窟の最深部にアレ↑を発見したのです。
砂井さんがまだ20代だった時代、25年くらい前に遊んだヤツだと記憶しています。
確か砂井兄がサーキット場内の移動の為に購入したんだったかな?
その名もGo-PeD(ゴーペッド)
キックボードに2stのガソリンエンジンを積んだヤバイ奴ですが今は不動状態らしいです。
まぁ確かにスゲー汚い (;´・ω・)
最近ではこの電動タイプが話題ですが、漢は黙って内燃機関でしょう。
こんなの作るのは多分アメリカメーカーだと思うんですが、この格好で30km/h近いスピードが出るのはイカれてます。
当然公道は走れません。
一説には保安部品を付ければナンバーが取得出来るらしいと聞きました。
でもコイツで公道を走るのは自殺行為と同義でしょう。
原付以上に車の邪魔だし、アスファルトの穴とか段差で豪快に前転する未来しか見えない (;´・ω・)
発掘した直後で一見するとキレイに見えるかもしれませんが、蜘蛛の巣とか謎の物体Xとか付着していて未知の生物が発生しそう。
軽くお掃除します。
ほうきでサッサッサ~ ( ´∀` )
謎昆虫のタマゴらしき物体を発見。
たぶん新種の宇宙生物です。
エアクリボックスのスポンジは、正にスポンジケーキのようにボロボロと崩れます。
キャブレター内に入らないウチに完全撤去。
ブレーキはママチャリのアーチ部分のみ。
パッド部が無いのではなく、このアーチで直接タイヤを挟んで制動する頭のネジがぶっ飛んだ構造。
ステアリングのベアリングも自転車用のヘッドパーツですね。
その回転性能はゴッリゴリでベアリングとしての機能は既に終わってらっしゃいます。
裏側はエンジンオイルでベタベタ。
排気にオイルが混ざるのは2stエンジンの宿命なので仕方ない。
マフラーから出た排気は一度フレームパイプの中を通り、あの小さい穴から排出される構造なので更に汚れやすい。
消音に気を使っている構造なのでしょうが、そんな努力も全く感じないくらい爆音です (笑)
普通に排気した方が汚れなくて良いのでは?
それとももっとデカイマフラー付けるか?
エンジンはコマツ ゼノア製で23ccの2ストローク。
世に言う草刈り機のエンジンですよ。
音もまんま草刈り機。
25:1の混合ガソリンを使用します。
チェーン等は介さず、滑り止め加工されたエンジンの出力軸が直接タイヤに接して回す激烈単純な構造。
当然クラッチとかも無いので走行停止するとエンジンも停止します。
なのでリアタイヤの摩耗が激しいんですが、軽く調べた限りスペアタイヤは16,000円オーバーとフザケテンジャネーヨ事案 (;´・ω・)
リコイルスターターを引くとプルプルと圧縮はあるので軽いメンテでエンジンは復活しそう。
車軸の状態も気になります。
とりあえずお掃除は終わりました。
マッドメカニックのニャンコ大先生ファクトリーに持ち込んで修理予定。
魔改造されないように監視する必要はあります。
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