赤外線放射温度計で温度管理する

「計測器」は漢のロマン

突然ですがコレは赤外線放射温度計~ ( ´∀` )

その名もSATO SK-8700Ⅱです。

コレは触れずに対象物の温度を測れる温度計。
「触れずに」が最大の特徴です。

佐藤計量器製作所のHPはコチラ

通販の最安値でも6,980円なのに、この時は4,750円で買えたんですよ。
スペック
・測定温度範囲(℃):-20~315
・温度最小表示(℃):1
・放射率(%):0.95
・距離対測定範囲比(D:S):8:1
・測定精度:-20~100℃:±2℃101~315℃:±2%Reading
・電源:積層型9V乾電池(6F22)×1本
・寸法:41.5×160×65mm
・消費生活用製品安全法PSCマーク品
・オートパワーOFF機能、自動ホールド機能付き
・バックライト付き


計測点は赤いレーザー(ON/OFF可)で示す事が出来ます。

試しに手の平を測ると31℃を示しています。

この様に離れたトコから物体の表面温度を測れる機械なんですが、勘違いしない様に注意点が一つ。

コレは物体の表面温度をざっくり測る測定器なので誤差が2℃程度あり、新コロで流行りの非接触型の体温計ではありません。

体温は測れないので注意してね。

体温計はもっと高精度ですが測定範囲が狭いんですよ。


説明書を見ると距離と測定範囲の図解が載っています。

でもこんなの短期記憶が永遠の0な砂井脳ではとても覚えられない。


なんて嘆いていたら本体横にも書いてありました。

この辺の気遣いが国内メーカーですね。


この四角い乾電池って昭和なイメージがありますが、今でもソコソコ使われていますね。

9Vと高電圧なのが特徴で、昔のラジコンのプロポとかコレでした。

端子をベロで舐めて遊ばないようにね (;´・ω・)


本体をすっぽり覆うビニールケースが付属しています。

ダセーですが汚れ防止に付けておきますよ。


コレを一体何に使うのか?

揚げ物の温度を測る?

違うわ!(#゚Д゚)ゴルァ!!

いや、違うワケじゃないケド (;´・ω・)

とりあえず奥さんには
「揚げ物は180℃くらいが良いよ」
ってアドバイスしておきました。


まぁイロイロ使うんですが

ディスクブレーキの温度を測ったり、色々遊べそう使えそうです。

とりあえずドローンを整備するのに使ってみますよ。

ビデオ映像を電波で飛ばす”VTX”ってパーツがヤバイ温度になるのでね。


所有するドローンの設定ですが、モーターをARMしない(回さない)時はVTXの出力を25W(ワット)と低いパワーにしてあります。

コレは加熱予防の為です。

VTXは設定時など、飛行させない状態で高出力状態だとかなり加熱します。

以前、知らずに焼いた事がありますですハイ。
なのでARMしない時は最低パワーにする、って項目を後から見つけて設定中。


実際何℃くらいになるのか?

VTXの出力が25Wなら基盤の温度は35℃程度でした。

意外に低いですね。

これくらいなら全然問題ありません。


モーターをARMすると200Wに上がります。

何故か?

そういう設定にしてあるから(`・ω・´)

飛行中に映像が乱れると墜落の原因になるので、電波をなるべく遠くまで飛ばしたいのよ。


すると温度は怒涛の104℃!
しかもまだ上がりそう!!

ほんの数秒でこの温度ですか? (;´・ω・)

そりゃ無風状態だったら基盤焼けるわ。

半導体の温度で3ケタは良くない、ってかヤバイ。


今までは対策として充電式の小型扇風機をVTXに当てていました。

果たしてコレは効果があったのか?


結果は81℃と多少効果はありますね。

まぁ、今はモーターをARMしない25Wの時の温度は30~40℃程度、って事が判明したのでそんなに必須でもないですケドね。

照度計も面白かったですが、コイツも色々測れて楽しそうです。

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