HTRCの充電器です
ドローンに限った事じゃありませんが、今の主流バッテリーはリチウムポリマー(Li-po)かリチウムイオン(Li-ion)ですよね?
でもコイツ等は扱いを誤ると結構危険なのです。
今まで2~3SのLipoバッテリーを充電してたのは電動ガン用に使用していたイーグル模型のコレ↑
設定とか一切無し。
コンセントに繋いでバッテリーのバランス端子をブチ込むだけのフルオート。
シンプルなモデルですが十分安全に充電出来るし最低限の機能は果たしてます。
当然設定ミスなんかも起こらない ( ´∀` )
でも今後多様化を続ける各種バッテリーに対応するため、充電環境をアップグレードしようかと思ったのです。
Li-fe(リチウムフェライト)バッテリーも充電したいし。
そこで選択したのはHTRCのT240 DUO。
もっと高機能なのも有りますが価格も高い (;´・ω・)
コレはソコソコ高性能でコスパの良いモデル。
電源がAC入力なら出力は最大150Wですが、その150Wを2つの充電ポートで折半する為実際は75W:75W。
比率は120W:30Wまで変更出来ます。
ヘビーなユーザーにはモノ足りないって人も居るでしょうが、マイクロドローン用のバッテリー程度なら必要にして十分です。
Aタイプの電源ケーブルですがアース線のある3本仕様。
PC関係機器の備品が沢山ある砂井家にはこの手のアダプターも当然死ぬほどあります。
でも引っ越しに備えてこの間実家に持ち帰ったので今は無いんですよね~。
わざわざ買うのもアレなんで、とりあえず延長タップに裏技で接続します。
良い子はマネしないよーに (* ̄- ̄)
あと標準ではXT60コネクタだった充電ケーブル。
XT60が必要な4S以上のレーシングドローンなんてオッサンにはデンジャラス。
キ〇〇〇に刃物って感じなので今後も購入する気もありません。
とういう訳でXT30コネクタに変更します。
早速保護被膜をムキムキして丸裸~。
平端子で付いてるかと思ったら直接ハンダ付けなんですね。
中華製の質の悪いハンダはプライヤーで挟むとポロっと簡単に取れますよ。
XT60→XT30の変換アダプター挟むとケーブルがウルトラ長くて鬱陶しそう。
なのでこのT型2Pコネクタ部から直接ハンダ付けしました。
剥き出しの端子部を熱収縮チューブで保護して完成。
コレでもまだ長いので最初は根元のバナナプラグから付け替えようとも思いましたが、汎用性を重視してT型2Pコネクタからにしました。
標準で付いてくる各種ケーブルはこのT型2Pコネクタから分岐するので。
ついでにタミヤコネクタもミニコネクタ変換アダプタを取付け。
使用頻度の低いタミヤコネクタは付け替えが面倒だったのでアダプタです。
コレで電動ガン用バッテリーにも対応出来ますよ~。
本体に向かって右には外部DC入力用XT60コネクタがあります。
大容量バッテリーを持っていれば野外でも充電出来ますが持ってません (;´・ω・)
あと何気に便利なのが電源スイッチ。
高価でハイテクな充電器でも直接コンセントから抜き差しするとか〇〇なの?って思ってたのです。
コレ、標準装備でお願いします (* ̄- ̄)
基本画面です。
操作は全てタッチパネルでレスポンスは良好。
ウチのサイクルコンピューター”Gamin Edge510”に爪の垢を煎じて1ガロン飲ませる事に大決定。
メインで使うLi-poの他、Li-fe、Li-HVにも対応するのでコネクタさえ合えば主流バッテリーは殆ど対応出来ますね。
「Smart」はオプションの充電ケーブルを使ってDJI製ドローンのバッテリーを充電出来るらしいですが、試したくありません。
純正使うわ (* ̄- ̄)
流石にNiCD(ニッケルカドミウム)はもう使わないよね?
ってか使いたくないよね?(;´Д`)
昔ラジコンやってた頃、ニッカド電池のメモリー効果に泣かされた苦い思い出が蘇る (´;ω;`)ブワッ
さっそく繋いでみた。
2S Lipo 350mAhのバッテリーです。
電圧はもちろん抵抗値とかも見れます。
でも抵抗値の意味は分からないので見れたから「何?」って感じです。
”アレ”に真珠状態ですね (* ̄- ̄)
ちょっと注意したいのがこの”Charge current”
充電時の電流値は(実際2~3Cで充電出来るモノもありますが)Lipoバッテリーなら1Cでの充電が基本になるハズ。
バッテリーに優しいしね ( ´∀` )
1C充電なら容量350mAhなら0.35Aで充電ですが、設定範囲が小数点1桁までなんでここでは0.4Aに設定。
でも最初はこの数値が4.2Aとかになってます。
えっ?10C充電? (;゚Д゚)ガクガクブルブル
ウッカリそのまま充電しちゃうととってもデンジャラスでファイアー!な事が起きる気がする (;´Д`)
結構なその昔、Lipoバッテリーが登場間もない頃に発火事件が多発した原因は3種類あったと思います。
①基本的な知識不足
②精度や品質の悪い機材(充電器やバッテリー)
③充電器の設定ミス
当時のラジコンフライヤーから結構聞きましたよ。
設定ミスで発火させちゃった事案。
多機能充電器の多機能故の落とし穴。
なんか自動で1C充電してくれる設定とか有ればイイんですケドね。
コレだけは気を付けないとね (;´・ω・)
あとチョット残念なのは冷却FANの音。
本体の内部温度が40℃を超えると冷却FANが回り、35℃まで下がると止まります。
温度に応じて回転数とか変わるんじゃなく、設定温度に対してONかOFFかしかない超シンプルisデジタル制御。
充電中は定期的に「ブオオォォーー!!」とFANが鳴り響きます。
全開バリバリ伝説です ( ´∀` )
なので奥さんから
「うるさくてドラマの声が聞こえね~!」
とリビングから追放されました。
なんかもう一声!ってトコもありますが値段を考えたら十分な性能ですね。
もちろん放電やバランス機能も付いていますんで今のところコレ1台でイキますよ~。
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