Zwiftで走ってみた
先日セッティングを終えたStagesパワーメーター。
左クランクの片足モデルですが、信頼性の上がったG3(第3世代)がwiggleで激安だったのでね。
今回はスマートトレーナー”Tacx NEO Smart”と、どれ程数値に差が出るのかZwiftとEdge 510を使って比較してみました。
Stagesパワーメーターの記事↓
純正クランクと交換したStagesパワーメーター。
青いロゴがちょっとカッコイイ?
対するスマートトレーナーTacx NEO Smartは右に見切れてるヤツ。
今回は2つのパワーメーターをZwift上で同時に使用して数値を比較します。
所有するGarmin Edge 510は記録間隔を”毎秒”に設定。
ネットで得た情報ではコレを”スマート”にした場合、Edgeが勝手に数値を端折るので結果に誤差が出るんだとか。
なるべく生の数値で比較したいのですよ。
でもコレだとバッテリー消費が増えるね?
コレも後で検証してみよう。
検証走行1回目
早速Zwiftでロンドンを走ります。
ZwiftはスマートトレーナーのNEO SmartからANT+でパワーとケイデンスを、
Edge 510はStagesのパワーメーターからパワーとケイデンスをANT+でそれぞれ受信しています。
この日は最高に体調が良くなかったなぁ。
お昼のラーメン食べ過ぎてプレイ中に戻ってきそうでした (;´Д`)
ダラダラ~と走りました。
ZwiftとEdge 510のデータをガーミンコネクトで確認。
下の”Zwift”で27.32kmの方がNEO smartのデータ。
上の”サイクリング”はNEO Smartからスピードデータを受信してしまって不正確な走行距離を表示していますがEdge 510のデータです。
まぁ、パワーデータしか比較しないので問題ナシ。
Zwiftの走行データです。
NEO smartではパワーの平均が156W、最大384Wを記録してます。
コッチがEdge 510なんでStagesの数値。
なんと平均パワーは同じ156Wです。
偶然か? (;´・ω・)
最大パワーは大きく違いますが、おそらく赤〇のトコ。
エラーデータの可能性もありますが、リアルタイムの数字を見ていた限り、確かにダッシュした時とかStagesのパワーメーターでは踏んだ瞬間のパワーの上昇が鋭い気がします。
対してNEO Smartでは一気に踏んでるにも関わらず数値の上昇が穏やかな感じ。
両者は同じ「平均パワー3秒」での表示設定。
まぁコレは一瞬の事なんで全体的には大した誤差にならないと思います。
NP(標準化パワー)もかなり近い数値。
166:170とStagesが4W低く、その差は約2.4%です
正直、片足パワーメーターには数値の一致は期待してませんでた。
「1~2割の誤差が有るんだろうな」って思ってたんでコレは嬉しい誤算ですね。
少なくとも砂井さんみたいな本格的なレースを引退した”おっさんライダー”には十分な性能です。
検証走行2回目
前記した通り、今度はEdge 510の記録間隔を”スマート”に設定して検証してみます。
コレで問題無ければコッチの方がバッテリーの持ちがイイのでね。
マップは同じロンドンですが、今回は時間の都合で約16kmと短いコースにしました。
結果。
Edge 510の”サイクリング”の距離が出ていませんが、Edge 510からNEO Smartのスピードセンサーのペアリングを削除したので正常な表示です。
相変わらずStagesの方が最大パワーが大きいですが気にしない。
平均パワーはほぼ同じと言ってよい数値です。
今回もNP(標準化パワー)は近い数値です。
傾向は変わらずStagesが5W低くて差は2.7%。
記録間隔の違いによる数値の変化は見られず、全体的な誤差も少ない。
コレはそままの数値で比較出来る十分な値だと思います。
Edge 510の記録間隔は”スマート”で決定。
検証走行3回目
今度はパワーメーターの接続を入れ替えて検証します。
つまりZwiftはStagesのパワーメーターと接続。
この写真では判別出来ませんがEdge 510はNEO Smartと接続してます。
ちなみにEdge 510は複数のパワーメーターを同時に検出するとペアリングする事が出来ません。
要らない方の電源が切れてないとダメですよ。
今回のコースはRICHMOND(リッチモンド)。
不人気コースで私も好きじゃなんですが、左の「全コース25km走れ!」ってミッションがあるのでね。
よく見ると不人気な割に走ってる人はWATOPIA(ワトピア)より多い。
コレは私と同じ様にコーススケジュールの関係で走れる日が少ないリッチモンドに、同ミッションへのチャレンジをしている人が集中してるからだと推測。
走行はサクッと終了。
早速比較ですよ。
今回はスタート序盤の赤〇のトコで故意に踏んでみました。
パワーメーターの傾向を観察する為です。
コッチはZwiftでStagesのパワーメーターの方です。
赤〇は強く踏んだトコ。
最大パワーは827W。
ほんでコッチはEdge 510のTacx NEO Smart。
平均はほぼ同じ値で最大値のみStagesの方が高い、という傾向は変わってません。
つまりこの傾向はZwift側の補正ではなく、パワーメーターによる差という事ですね。
平均パワーはほぼ同じ。
NP(標準化パワー)は今度はStagesの方が2W高くなってます。
175:177で差は1.1%ですが、この程度は誤差の範囲と言えるでしょう。
検証走行4回目
最後の検証はシンプルです。
Stagesの最大パワーがいつも高い値なのは、ホントに「瞬間的に上がったパワーを拾っているだけ」なのか?
という疑問に終止符を打ちたい。
上がNEO Smaartを使用したZwiftの走行データ。
この走行時、テストの為にペダルを一気に踏まず徐々にパワーを上げていく感じで踏んでみたトコロがあります。
下のはその部分だけをStagesから受信してるEdge 510で同時に記録したヤツ。
一部だけの記録なんで平均パワーは違う値で正常です。
結果、最大パワーがジャスト707Wなのはちょっと出来過ぎですが、ホントです (;´Д`)タマタマ
一気に踏まないなら同じ値でした。
このデータを鵜呑みにするなら、普段Stagesが高い最大パワーを表示するのは「フンッ!」って踏んだ瞬間の高いパワーを正確に記録しているから、で合ってるね?
パワートレーニングには影響は無いので正直ドッチでも良いんですが、Stagesの正確性が立証された、と分かっただけでも収穫です。
あ、検証ついでにやってたチャレンジも完了しましたよ ( ´∀` )
ちなみにクリア得点は、Jaybirdの”Run XT”ヘッドフォンが5人に当たる抽選券。
・・・( ^ω^)・・・
世界で5人じゃ当たる気もせん (* ̄- ̄)イラネ
でもまぁ、ミッションはモチベーション維持の為なんで内容はどーでも良いんですよ。
今回の比較は思った以上に良い結果でした。
最大パワー値が違うのはパワーメーターセンサーの測定方法の違いと推測。
歪み計を使用するStagesと、発電量で計測するNEO Smartでは何かが違うんでしょう。
何か知らんケド (* ̄- ̄)
理由はさておき、結果から見るとこの程度の誤差なら室内でZwiftやっても、外で実走してもデータはそのまま比較しても大丈夫ですね。
実家に帰省した時、クッソ重いNEO Smartを持っていかなくても固定ローラーや3本ローラーでZwift出来るね?
良い買い物したわ~ ( ̄∇ ̄*)ゞ
コレで減量も捗るか?
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